バリバラ

薬物依存症ってどんなもの? マーシー先生が伝えるぶっちゃけ授業!

1限目

2限目

バリバラでは、元タレントの田代まさし氏を講師に招き、薬物依存症についての特別授業を開講!
薬物をやめられずに苦しんだ、マーシー先生の実体験を赤裸々に語ってもらうことに。


■ 放送予定 ■

教えて★マーシー先生 1限目:2019年7月 4日(木)夜8時 再放送:2019年7月 7日(日)0時(土曜深夜)

教えて★マーシー先生 2限目:2019年7月11日(木)夜8時 再放送:2019年7月14日(日)0時(土曜深夜)

■薬物依存症のリハビリとは?

現在、薬物依存症のリハビリ施設「日本ダルク」に通う田代まさしさん。2014年、出所後にこの施設につながり、以後、5年間、薬物に頼らない生活を送り続けている。
ダルクのなかでおこなわれるリハビリ・プログラムの一つに「ミーティング」がある。一日三回、薬物依存症の当事者同士でざっくばらんに語り合うというもので、話す内容にはNGなし。誰が何を話しても、互いに意見しない、否定しないのがルールだ。時には過去の行いを反省するだけではなく、「クスリをやりたい」「携帯ゲームにハマりすぎて寝られない」など、それぞれが抱える弱音や本音も飛び出す。
一見、「こんな話をして大丈夫?」「話すことに意味があるの?」という風にも思えるが、田代さんは「かたくなに隠して言えないでずっとたまっていっちゃって悪い方向に行ってたものが、ここに来てはき出せるようになった」とミーティングの重要性を語る。非難されないことが約束されたこの場所で、回復を目指す仲間たちとともに過ごす時間が、田代さんにとって大きな支えとなっているのだろう。

■ダルクにつながらなかったワケ

ダルクにつながり、薬物に頼らない生活を送るようになった田代まさしさん。しかし、最初に覚醒剤を使用して逮捕されてから、ダルクに来るまでに実は13年の歳月がかかっている。なぜ、最初からダルクに行かなかったのか?その理由のひとつに、田代さん自身がかつて持っていた薬物依存症に対する誤解があった。田代さんが抱いていた、薬物依存症者のイメージは「幻聴・幻覚が見え、暴れ回っている」といった極端な姿。覚醒剤を使用しても、そういった症状に悩まされることのなかった田代さんは、薬物をやめられずに苦しんでいたにもかかわらず、「自分はまだ病気ではない、大丈夫なはず」と自らに言い聞かせるようになっていた。
薬物依存症に詳しい精神科医の松本俊彦さんも「ほとんどの薬物依存症の人に出ない症状が、多くの人に出るものとして取り上げられている」と問題点を指摘。こうした誤解が、依存症の治療を遅らせる原因の一つとなっているのかもしれない。

■メディアの薬物報道 バッシングを受けた当事者の声

さらに、田代さんにとって治療を遅らせる要因となったのが、メディアによるバッシング。報じられた当時、「世界中だれも俺の味方はいないと思った」と考えるほど、精神的に追い詰められたという。当時の報道では、薬物の使用により痩せこけた田代さんの姿が、人気者が転落していく姿として強調され、さらには、本人だけでなく親族の自宅にもマスコミが押し寄せるなど、バッシングが加速。具体的にどういった治療機関やリハビリの方法があるのかなど、回復に向けた道筋を示す情報が紹介されることは少なかった。田代さんも、「クスリを使っている人は見るけど、やめている人を見たことがなかった。ダルクに行って、やめている人がいるということをもっと早く知っていれば」と過去を振り返る。

自らが抱いていた誤解や加熱したバッシングによってリハビリ施設につながることが遅れ、出所したあとも薬物の使用を繰り返した、田代まさしさん。
薬物問題への考え方、取り上げ方についても改めて考える必要があるのかもしれない。

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    ミーティングの様子

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    加熱するバッシングによって孤立感は深まっていった。

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    「依存症は自分の強い意志だけで治せるものではない」と語る松本俊彦氏(右)



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    ゲストのたこやきレインボー(右から、堀くるみ、清井咲希、彩木咲良)

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    マーシー先生、参上!