BS1 8月5日(日) 午後6時00分~6時44分

昭和レトロ

昭和居酒屋や駄菓子バーなど、いわゆる「昭和レトロ」を感じられる場所に、いま、外国人が集まっているという。なぜ外国人が…と聞けば、彼らにとっても「純粋さや前向きな姿勢を感じ、自国の同じ時代を思い起こさせられる」ものなんだとか。平成もあと1年をきった今、時代文化の代表とも言える「昭和レトロ」にスポットをあて、その魅力を徹底的に探る。果たして外国人が語る昭和レトロの魅力とは?
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ご意見番:
中村 伊知哉 さん(慶應義塾大学教授)
出演外国人:
ケリー・モトヤマ(アメリカ)、ジ・カイリン(中国)
ミルタ・コラル(ペルー)、ペター・ウェイレンマン・ヒガシ(スウェーデン)
ナタリー・ロブエ(スイス)、クレイグ・テイラー(オーストラリア)
ハイケ・ブロック(ドイツ)、ムリナル・シンハ(インド)

◆昭和レトロをハンティング!
アメリカのケリーさんと中国のカイリンさんが、気になっている昭和レトロスポットをハンティング。喫茶店ではレトロな雑貨やおもちゃに囲まれながら昭和のグルメ、オムライスとナポリタンを堪能。食事にも内装にも昔のアメリカ的な要素が混ざっている点に驚いていた。
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出演:ケリー・モトヤマ(アメリカ)/ジ・カイリン(中国)、取材先:セピア
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[感想トーク]
60、70年代のアメリカと日本が混ざっているところが意外で面白かったというケリーさん。他の外国人達も皆、懐かしく感じたようだった。戦後、占領していた国の文化に影響されたという点でドイツは日本とよく似た状況で、東西ドイツ統一後に東ドイツのロシア的文化が失われ、それを懐かしむことを「イースタルジー」というそうだ。
◆縁日で昭和レトロを体験
アニメのシーンによくある「浴衣姿で屋台を回る姿」にレトロな日本を感じる外国人が多い。元々社寺と何かの縁があって供養や祭りをする日。ハイケさんが訪れたのは目黒不動尊 瀧泉寺の縁日。学校帰りの子供たちや親子連れで大賑わいの中、人気なのは缶倒しや輪投げなど遊戯系屋台の一角。昔ながらの遊びに、ハイケさんも子供たちと一緒に大興奮。
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出演:ハイケ・ブロック(ドイツ)、取材先:瀧泉寺
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[感想トーク]
縁日に多くの人が集まっていることに驚いたというハイケさんは、昭和の雰囲気だからこそ老若男女が楽しむことができるのでは、という意見。縁日のような催しはそれぞれの国にあり、ミルタさんによればペルーにも独立記念日の催しで屋台が出るなど日本と似ているが、毎月開かれているモノではないし、宗教とは関係ないという。一方、子供だけで遊びに来られる点が、日本の縁日の特徴だという意見が出た。
◆昭和歌謡にぞっこんな外国人たち
毎月都内で行われている「昭和歌謡ナイト」は、昭和歌謡にあわせて参加者が踊るDJイベント。楽しんでいる人の中には大勢の外国人も。スイスのナタリーさんが、初体験した。フロアを沸かせていたDJのジャスティン・ミラーさんはアメリカ人。旅行で日本を訪れた際、ジャケットに惹かれて購入した黛ジュンのレコードをきっかけに昭和レトロの虜になったという。
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取材先:アクト スクエア
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[感想トーク]
外国人達は昭和歌謡は希望に満ちた音楽で、覚えやすいと言う。昭和歌謡が今若者に人気なのは、新しいものを好む日本人が、昭和歌謡をかえって新鮮に感じているのでは、という意見が出た。スタジオの外国人達も「待つわ」や「上を向いて歩こう」などの昭和歌謡を知っており、ドイツのハイケさんは「天城越え」、ペルーのミルタさんは「UFO」を披露した。