BS1 11月25日(日) 午後6時00分~6時44分

TOKYO再発見2020 中野・高円寺

最近、訪れる外国人が増えている「中野~高円寺」。日本人にとっては、ごく普通の郊外…という印象だが、それが外国人にとっては魅力。その秘密は「観光地化されていない、日本人の当たり前の生活に触れられること」と「新しすぎず、芸術やサブカルの本場である」ことの二本立て!!確かに、マンガやフィギュアの聖地となった中野ブロードウェイは今や世界が知る場所だし、両駅合わせて32ある商店街には古着屋さんや食べ物屋さんも数多く、飾らない日本の魅力に溢れている。そこで今回は、実際に「中野~高円寺」を訪れた外国人や実際に住んでいる外国人190人にアンケート調査!!ランキング形式で「おすすめベスト5」を発表する!そこから、今、外国人に求められる日本の街の魅力が改めて浮かび上がってくる!
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ご意見番:
中村 伊知哉 さん(慶應義塾大学教授)
出演外国人:
チャンワティー・スックコー(タイ)、ジ・カイリン(中国)
ヨハンナ・オーマン(スウェーデン)、フラビオ・パリージ(イタリア)
ジョセフィーン・グルニエ(アメリカ)、パトリック・ベフフマ(コンゴ民主共和国)
ジニー・ション(オーストラリア)、ユーリ・ファウルスティヒ(ブラジル)

◆第5位 & 第4位
第5位は「ライブハウス」(12人)、第4位は「ホステル」(31人)。
1975年にオープンしたライブハウスがきっかけで、高円寺には多くのライブハウスがある。
ここ数年でそんなライブハウスに足を運ぶ外国人客も増えている。その魅力を聞くと、アメリカなどのライブハウスでは酒や食事が優先されるが、日本ではみなバンドを目的に来ているからだという。
そして安価なホステルも人気。ホステルは相部屋が一般的で、宿泊者が交流できる部屋が用意されているところも多い。中には、男女相部屋のホステルもあったが、海外では男女相部屋も多く抵抗感はないそうだ。また、地域の日本人と、交流する場もあり人気を呼んでいた。
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出演:ユーリ・ファウルスティヒ(ブラジル)、取材先:ペンギンハウス/Live Music JIROKICHI/無力無善寺/KOENJI JUNJO HOTEL 高円寺純情ホテル ~GUEST HOUSE~/グレープハウス 高円寺/やどやゲストハウス グリーン
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[感想トーク]
スタジオの外国人もライブハウスにはよく行くようだった。ホステルについては清潔さが高く評価され、男女相部屋であることが世界的には普通であることもわかった。日本のホテルは高いため、低価格なホステルが増えれば良いという声が多かった。
◆種類豊富なレストラン
中野高円寺駅周辺には1500軒以上の飲食店が存在するといわれている。中でも多いのがラーメン店と居酒屋だが、最近本格的なカレーを出す店も人気。外国人に多い、肉や卵、乳製品も食べないビーガン(完全菜食主義者)が満足する数少ない料理だそうだ。また、天ぷら屋さんに外国人の行列。ただ美味しい天ぷらを揚げるのではなく、目の前で調理し、卵の殻を華麗に投げ、見得を切るなどのパフォーマンスが受けていた。
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出演:フラビオ・パリージ(イタリア)、取材先:麺屋海神 中野店/ニュー高円寺インディア/花菜/天すけ
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[感想トーク]
スタジオの外国人たちはみな中野、高円寺のレストランで食事をしたことがあった。彼らによれば渋谷や新宿に比べてこのエリアの飲食店は、こぢんまりしていてコミュニケーションがとれ温かみがあるそうだ。日本のインドカレー屋は外国人たちに人気だが、他にも本場より日本で食べた方が美味しいと感じる料理があった。タイのトムヤムクンや、アメリカのチェーン店のハンバーガー、ブラジルのシュラスコなどだ。それは、日本は素材に拘るからだろうという意見だった。カウンター式の飲食店は、調理しているところが見えるので安心、パフォーマンスしても味がおざなりになっていないところが日本のレストランの特徴だと言う意見が多かった。
◆古着屋さん
高円寺駅周辺には120軒以上の古着屋さんが点在し、どこも品質が良くて安価な点が人気。もともとは1995年頃の古着ブームの際、大量に出回っている服より個性を表現したいミュージシャンやアーティストが古着を求めたが始まりで、古着屋さんが増えたようだ。オリジナリティを出すリメイクや修繕、古着を新品のように保つケアなど、どの店も工夫をこらしていた。
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出演:パトリック・ベフフマ(コンゴ民主共和国)、取材先:daidai/SLUT/スーパーオールド
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[感想トーク]
外国人たちは、ナンパが多い場所ならナンパする日本人について、ルールや決めごとが多い日本ならではだと言う意見。逆にスペインやオーストラリアでは場所に関係なくどこでもナンパされると言う。アントニオさんにスペイン流のナンパを実演して貰ったところ、スペインでは男性が女性に飲み物を奢る文化がないこともわかった。また女性から男性へのナンパ(逆ナン)も普通にあるというのがアメリカ、スペイン、オーストラリア、バルバドス、韓国。日本の若者は、ナンパをするかしないかを場所によって判断するのは理解できると半数の外国人が納得。