BS1 1月20日(日) 午後6時00分~6時44分

鶏料理

世界中で食べられている鶏肉。その中でもバラエティに富んだニッポンの「鶏料理」。なぜ外国人を魅了しているのか?ニッポンならでは「焼き鳥」「コンビニの揚げ物」「地鶏」を取り上げ、外国人の目線から徹底解明する。
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ご意見番:
中村 伊知哉 さん(慶應義塾大学教授)
出演外国人:
ドーハタイ・カエサムワン(タイ)、パトリック・ベフフマ(コンゴ民主共和国)
ジニー・ション(オーストラリア)、フラビオ・パリージ(イタリア)
ジョセフィーン・グルニエ(アメリカ)、ユラ・イェフィメンコ(ロシア)
ウー・ルイ(中国)、カイル・トール・ギールマン・カブレラ(ベネズエラ)

◆ハンティング・焼き鳥
日本には様々な焼き鳥屋さんがある。まず向かったのは立ち飲みの店。安くて種類豊富なメニューが大人気、外国人客も多数来ていた。母国では、内臓を食べないジニーさんは、砂肝とレバーに初挑戦。続いて向かったのは、高級焼き鳥店。まるで高級寿司店のような佇まいのお店。この店は丁寧な仕事がウリ、ハツの血の塊は丹念に取り除き生臭さを消したり、焼くと固くなる砂肝の皮を全て取り除く等。庶民的な焼き鳥を、高級料理にしたのはクール?
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出演:パトリック・ベフフマ(コンゴ民主共和国)/ジニー・ション(オーストラリア)、取材先:立ち呑みマルギン/阿佐ヶ谷バードランド
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[感想トーク]
ジニーさんは店内にジャズが流れ、焼き鳥やタバコの煙がない高級店が気に入ったという。焼き鳥屋さんは、秘伝のたれが有って何代も受け継がれていたり、店主が汗だくで焼いているのがクールだという。欧米では内臓は食べないようだが、中国では、内臓は一羽の鶏に一つしか無いので、子供にあげるという。
◆コンビニのチキン戦争
いま、どのコンビニもレジ横はチキン商品でいっぱい!焼き鳥、からあげ、フライドチキン、チキンステーキなど様々な商品が並んでいる。先陣を切ったのはローソンの「一口から揚げ」。それまでおかずだった「から揚げ」をおやつ感覚で楽しめるスナックへと変えた。それに続いて大ヒットしたのがファミリーマートの「骨なしから揚げ」。それまでフライドチキンの定番だった骨を取り除くことで手が汚れず食べやすくなった。さらに新たなチキン料理も続々と台頭している。ミニストップではフライドチキンとフライドポテトの要素を掛け合わせた新たなスナックを開発した。
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出演:ジョセフィーン・グルニエ(アメリカ)、取材先:株式会社ローソン/株式会社ファミリーマート/ミニストップ株式会社
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[感想トーク]
から揚げの種類が多いこと、コンビニが週に1度は新商品開発をしていることについて驚きの声が上がった。から揚げは伝統料理ではないので、完璧な味を見つけようとしているのかもしれないという意見が出た。
◆比内地鶏の誕生秘話
「昔食べた美味しいきりたんぽ鍋が食べたい!」そんな思いから蘇った地鶏がある。秋田県の「比内地鶏」。きりたんぽ鍋で食べられていた「比内鶏」が絶滅の危機に瀕したため、その味を守ろうと品種改良に立ち上がった人物がいた。試行錯誤を繰り返し、ついに復活を遂げた幻の鶏。その誕生秘話と現在の生産・飼育方法を辿る。
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取材先:比内トリッコ本家/秋田県畜産試験場 総務企画班/秋田県農業公社
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[感想トーク]
長い歳月をかけて研究したことを称賛する声が上がる一方、研究過程で何度も交配させるのは鶏がかわいそうという意見も出た。スタジオでの試食では、匂いがいい・歯ごたえがある・皮まで美味しいといった感想が出た。