大河ファンタジー
「精霊の守り人 最終章」

初回放送

2017年11月25日から放送[全9回]
毎週土曜 夜9時 総合

ストーリー

再び共に旅することになった女用心棒バルサと皇太子チャグム。かつてバルサに守られて生き延びた幼い少年は、苦難の旅の中、立派な皇太子に育つ。二人は、バルサの故郷であるカンバル王国に入る。美しくも厳しい大自然をバックに、王国の奥深く潜んでいた陰謀を暴いていくバルサ。

そして、チャグムが新ヨゴ国を狙うタルシュ帝国の攻撃を受け、瀕死の新ヨゴ国を助けるため、ロタ王国とカンバル王国との同盟を結び帰還し形勢は逆転。北の諸国のうねりを背に、チャグムに父との対決の時が迫る。一方、緒戦の犠牲となったタンダの行方を必死に探すバルサは、重症のタンダと出会うが、共にタルシュ軍に捕まってしまう。そんな中、タルシュ軍の陣屋にチャグムが来る。タルシュ帝国のラウル王子とチャグム、バルサが向き合い刃を交わす。

その時、大地が揺れ天変地異が起こる。金の鳥が空を舞う―。

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各回のあらすじ

第1回「バルサ、故郷へ」
巨大な勢力を持つタルシュ帝国の第二王子・ラウル(高良健吾)は、今にも海を渡り新ヨゴ国に攻め入ろうとしていた。短槍(そう)使いの女用心棒・バルサ(綾瀬はるか)は、祖国である新ヨゴ国を守るために、隣国のカンバル王国、そしてロタ王国と同盟を結ぶべく動くチャグム皇太子(板垣瑞生)と共にカンバル王の元へ向かう。バルサにとってそのことは、封印された過去の秘密の扉を開ける旅でもあった。

第2回「カンバルの闇」
バルサ(綾瀬はるか)とチャグム(板垣瑞生)はカンバル国に入り、国王・ログサム(中村獅童)がタルシュ帝国と通じていることを確信する。ジグロ(吉川晃司)の兄・カグロ(渡辺いっけい)との再会の中、バルサは、ジグロと父・カルナ(上地雄輔)の友情と深い悲しみを知る。そして、ジグロがバルサを連れて逃げた理由、バルサの記憶に潜むカンバル王国の奥深く潜んでいた陰謀がバルサの中で解き明かされる。


第3回「ルイシャ贈り」
バルサ(綾瀬はるか)とチャグム(板垣瑞生)は、カンバル王国のヨンサ氏族領で医術師を続けている叔母・ユーカ(花總まり)を訪ねる。突然現れたバルサを姪だと信じられず戸惑うユーカに、バルサは、ジグロに育てられた経緯を話す。そして、ユーカの計らいでヨンサ氏族の長老・ラルーグ(武田鉄矢)にルイシャ贈りの儀式について教えを請う。そんな中、バルサは再び捕われ、カンバル国王・ログサム(中村獅童)に対面する。

第4回「ログサムの野望」
ログサム(中村獅童)に挑発されたバルサ(綾瀬はるか)は、ログサムと激しい死闘を繰り広げるが、ラダール王子(中川晃教)によって阻止される。その頃、新ヨゴ国では、チャグム(板垣瑞生)が生きている事実が聖導師(鹿賀丈史)に知らされる。ログサム(中村獅童)はバルサの力を見極めるため王の槍と闘わせようとする。その時、相手としてカグロ(渡辺いっけい)が名乗り出る。バルサとカグロ、二人の闘いが始まる。

第5回「槍(やり)舞い」
バルサ(綾瀬はるか)の前でチャグム(板垣瑞生)は、カンバル王・ログサム(中村獅童)にタルシュ帝国の支配から民を守るためにロタ王国と同盟を結ぶことを進言する。しかし、ログサムは、バルサがルイシャ贈りの儀式で山の王を見事に負かすことが出来れば、ロタ王と手を結ぶことを約束。バルサはカンバル王国を守るためルイシャ贈りの儀式に向かう。そこで、バルサを待っていたものは…。

第6回「戦下の別れ」
ログサム(中村獅童)が亡くなり、息子のラダール(中川晃教)がカンバル王国の新国王となる。ラダールは、バルサ(綾瀬はるか)とチャグム(板垣瑞生)にロタ王と手を結びタルシュ帝国と戦うことを誓う。そして、チャグムはバルサに別れを告げ、大軍勢を率いて戦へと旅立つ。その頃、タルシュ帝国との戦いの中、タンダ(東出昌大)が負傷してしまう。

第7回「傷だらけの再会」
激しい戦火の中、タンダ(東出昌大)を探すバルサ(綾瀬はるか)は、逃れてきたマーサ(渡辺えり)やアスラ(鈴木梨央)たちと再会し共に絶望感に襲われていた。そんな中、コチャ(とまん)と出会い、偶然、タンダの居場所を聞き出し再会する。タンダは、コチャと姉・ヨーナ(マギー)に看病をしてもらっていたが、足のケガが原因で苦しんでいた。悪化したタンダの足をみたバルサは…。

第8回「神なき世界」
チャグム(板垣瑞生)がロタ軍とカンバル軍を引き連れ戦場に現れる。火の粉と黒煙を巻き上げる戦場で指揮し勝利に導く。新ヨゴ兵に出迎えられ、チャグムは、父・帝(藤原竜也)と母・二ノ妃(木村文乃)に再会。その頃、バルサ(綾瀬はるか)とタンダ(東出昌大)は青霧山脈での異変をトロガイ(高島礼子)に相談に向かう。民衆に軍神が舞い降りたと崇(あが)められたチャグムに対し、帝が取った行動は…。

最終回「旅立ち」
バルサ(綾瀬はるか)と捕らわれの身であるタンダは、魂をトロガイの元に飛ばし、ナユグに春がきたことを伝え、光の鳥を飛ばし人びとに早く逃げるよう警告することを提案。そのさなか、タルシュ帝国が滅びる。やがて一気に濁流が押し寄せ、川の水が増水。大勢の人たちが逃げまどう。そして、物語はクライマックスに。新ヨゴ国の都は消えてなくなるのか?再び離ればなれになったバルサとタンダは再会できるのだろうか…。

キャスト

バルサ(綾瀬はるか)
タンダ(東出昌大)
チャグム(板垣瑞生)
シュガ(林 遣都)
ラウル(高良健吾)
ヒュウゴ(鈴木亮平)
カルナ(上地雄輔)
ユーカ(花總まり)
カグロ(渡辺いっけい)
カーム(降谷建志)
トト(米良美一)
ラルーグ(武田鉄矢)
ジグロ(吉川晃司)
ログサム(中村獅童)
トロガイ(高島礼子)
聖導師(鹿賀丈史)
帝(藤原竜也)

脚本・主題歌など

【原作】上橋菜穂子『闇の守り人』『天と地の守り人』
【脚本】大森寿美男
【音楽】佐藤直紀

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