放送90年ドラマ
「経世済民の男 高橋是清」

初回放送

2015年8月22日(土)・29日(土) 夜9時 総合

ストーリー

【前編のあらすじ】
高橋是清(オダギリジョー)がアメリカ留学から帰国すると、日本は明治維新、時代が大きく変わっていた。初代文部大臣・森有礼(谷原章介)の書生となり、得意の英語を活かし大学南校三等教授手伝いとなるが、芸者遊びに熱中し辞職。そのまま芸妓の桝吉(壇蜜)に養われる。借金返済のため、九州の唐津に英語教師として18歳で単身赴任。しかし、東京に戻った時、桝吉の姿は消えていた。その後、東京英語学校や文部省の通訳など役職に恵まれた是清だが、好奇心からさまざまな事業や投資に手を出し失敗を繰り返す。しかし、その経験が後の是清を培っていく。森有礼の薦めで官職に就いた是清は、33歳の時、特許局の初代局長となる。ところが、その直後、前田正名(藤本隆宏)に請われ日本の未来のためと職を辞し、ペルーの銀山経営に向かうのだが…。

【後編のあらすじ】
ペルーの失敗の責任をとって、職も財産も失った是清だが、日銀新庁舎の工事責任者として採用される。さまざまな無駄を指摘し、工期短縮を実現すると、その手腕を認められ、日銀に正式採用される。明治37年(1904)、49歳の是清は、日銀副総裁。日露戦争の戦費調達のためロンドンに派遣される。失敗すれば日本の敗戦が決定的に。是清は米国の富豪、ジェイコブ・シフと出会い、見事難局を乗り切ってみせる。その後、政治家に転身、7度の大蔵大臣、総理大臣を務める。田中義一内閣の時、昭和金融恐慌処理。犬養毅内閣では、世界恐慌により混乱する日本経済に大ナタを振るい、世界最速でデフレから脱却させる。しかし、財政を預かる是清と軍費拡大を要求する軍部との間に大きな軋轢が生じてくる…。

キャスト

高橋是清(オダギリジョー)
森有礼(谷原章介)
桝吉(本名・お君)(壇蜜)
品子(ミムラ)
かね(松浦雅)
前田正名(藤本隆宏)
ケイコ(松岡茉優)
喜代(草笛光子)
犬養毅(舘ひろし)

脚本・主題歌など

【作】ジェームス三木
【音楽】佐藤直紀

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