プレミアムドラマ
「隠れ菊」

初回放送

2016年9月4日から放送[連続8回]
毎週日曜 夜10時  BSプレミアム

ストーリー

浜名湖畔の料亭・花ずみを引き継いだ、上島通子という女性の波乱に満ちた日々を描いた、サスペンスフルなドラマです。
突然の離婚通告、料亭の倒産に多額の負債、そして夫の愛人との奇妙な駆け引き…。
次々と降りかかる困難を切り抜けていくうちに、通子は驚くほどの「強さ」を発揮していきます。
今なお新鮮な連城三紀彦特有の人間模様。そんな劇的な男女の人生を、極上なエンターテインメント作品にしてお届けします。

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各回のあらすじ

第1回
上島通子は浜名湖畔の老舗料亭『花ずみ』に嫁いだが亡くなった先代の女将(おかみ)キクからは「あなたは家庭を守るのが仕事だから」と料亭の仕事からは一切遠ざけられていた。二人の子を育てながら17年間、母として平凡な日々を過ごしていた通子の元にある日、夫・旬平の愛人を名乗る女性・矢萩多衣が現れる。「ご主人をいただきに参りました」夫の署名入りの離婚届を持参して多衣は告げた。通子は客として『花ずみ』に乗り込む

第2回
夫・旬平からの離婚願いに応じる代わりに、「花ずみの女将として働き始める」と宣言した通子。だが実は、花ずみは倒産寸前、旬平は多額の借金を負い板前の職を失ってしまったことを知る。離婚を成立させた後、子供二人と実家に身を寄せて、どう再出発するかを考えあぐねていた通子は、別れた夫の行き場の無い姿を見てあることを思いつく。そして、愛人の矢萩多衣の居る金沢を訪ねることに。そこで通子は、多衣に意外な提案をする。

第3回
元夫の旬平を板長に雇い、兄嫁の佐知子や、かつての仲居頭千秋の助けで浜松市街に新しく『花ずみ』をオープンさせた通子。オープン記念のにぎわいも落ち着いた頃、かつての花ずみの板長・前田秀次が店にやってきた。ライバル店『勝浪』の板長となったいま、古巣に嫌がらせにやってきたのだ。旬平とライバル店との味の戦いが始まる。さらに、店に居合わせた男が「飲食代は払えない」と言う。男は先代のおかみの秘密を明かすのだが…

第4回
なかなか客の来ない「花ずみ」に思いもよらぬ客が来る。先代の愛人だった鶴代だ。鶴代は、先代のおかみのキクからうけた仕打ちを語り、通子や旬平に絡み始める。他の客のいるなかで鶴代は通子を罵倒。それを見て救いの手をさしのべたのは、多衣だった。通子は多衣のアドバイスで鶴代との対決に向かう。さらに、通子は、野沢ホールディングスの社員たちを店に呼び戻すために、野沢の宿泊しているホテルへと向かう。

第5回
先代のおかみキクとの因縁の人物、野沢伸五の依頼で千食ものしらす鮨(ずし)弁当を用意することになった上島通子。花ずみの成功への道はそのオーダーに応えること。通子は元夫の上島旬平の新たな妻となった多衣に店の手伝いを頼む。そして、しらす鮨の支度が順調に進みはじめた矢先、ライバル店勝浪に移ったはずの堀口千秋が血まみれで店に駆け込んでくる。一方、通子はしらす鮨弁当を東京に届けるために再び笠井の協力を頼むが…

第6回
通子は、多衣から旬平との秘密を打ち明けられる。それは、通子にとって思いもよらぬものだった。通子は、旬平と多衣の背中を押して結婚させたつもりだったが、そんな後押しよりも半年以上前に、二人はこっそりと入籍を済ませていたのだった。通子は旬平と多衣に花ずみを任せ、自分は買い取った勝浪を花ずみ新店として切り盛りしていこうとするのだが、そのために通子が呼び寄せた板前が、新たな波紋を引き起こす。

第7回
旬平が花ずみを去ってから2年、通子と多衣は二人で花ずみの2店舗を軌道に乗せていた。だが、旬平を失ってからの多衣にも新たな変化が訪れていた。若い板前・矢場耕平との関係を深めていた多衣は、旬平との離婚届けを残し、姿を消してしまう。一方、通子を陰ながら支えてきた笠井建業の社長・笠井芯太郎が、ビル建設に伴う贈賄事件で逮捕されたというニュースが届く。通子を支えてくれていた人々が次々に去っていくなか、通子は…

第8回[終]
笠井との関係を報道された通子は、花ずみ始まって以来の最大の経営危機に直面する。一方、新たな生活を築いていた旬平は花ずみに戻るべきかどうか、悩んでいた。通子に店を任せていた大瀬は、通子が経営を続けていくことは難しいと判断し、通子にある決断を迫る。一方、多衣もまた過去との決別を迫られていた。それぞれに新しい人生に歩み出すことができるのか? 再び多衣が通子をたずね、最後の秘密が通子に明かされる。

キャスト

上島通子(観月ありさ)
矢萩多衣(緒川たまき)
上島旬平(前川泰之)
笠井芯太郎(筒井道隆)
上島キク(松原智恵子)
堀口千秋(渡辺典子)
前田秀次(木下ほうか)

脚本・主題歌など

【原作】連城三紀彦「隠れ菊」
【脚本】国井桂
【音楽】林祐介

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