プレミアムドラマ
「女の中にいる他人」

初回放送

2017年1月8日から放送[連続7回]
毎週日曜 夜10時 BSプレミアム

ストーリー

ある日、夫に「不倫」と「殺人」を告白された平凡な主婦・百合子。
家族を守るために百合子は、次第に別の顔を持った女へと変貌していく・・・。

もっと読む

各回のあらすじ

第1回
田沼百合子は、夫の和男、義母そして二人の子供と平凡に暮らす主婦だった。ある日、夫の友人楠本の妻沙織が殺される。百合子は挙動の怪しい夫が隠しごとをしているのではないかと疑念を抱く。夫の和男は情事の最中に沙織を殺していたのだ。百合子のかつての友人・美智子は、沙織のマンションから和男が出て来るところを目撃していた。過去の因縁から百合子を恨んでいた美智子は、百合子を追い詰めようと画策を始める。

第2回
百合子が和男を問い詰めると、和男は沙織と不倫していたことを告白する。しかし、沙織殺しについては否定する。一方、沙織の夫の楠本は、警察から容疑者として取り調べを受けていた。百合子のかつての親友・美智子は事件当日、和男を目撃したことを和男に告げる。次第に追い詰められていく和男の姿に異変を感じた百合子は、和男が殺人まで犯しているのではないかと、疑念を抱き始める。

第3回
夫・和男が沙織殺しの犯人であると知った百合子は警察に自首しようとする夫を思いとどまらせる。息子が深刻な病気であると分かり、百合子は家族を守る決意したのだった。一方、和男の部下の黒木は、犯行当日偶然和男が沙織と喫茶店で密会中の様子をスマホで撮影していた。黒木は、和男をゆすろうとする。さらに、百合子への復しゅうをたくらむ美智子は和男を呼び出し、自首を促すのだが…。

第4回
和男(尾美としのり)の犯行を裏付ける決定的な証拠がないなかで、美智子(板谷由夏)は警察が押収した沙織の遺留品の中に、沙織のガラケーがないことに気づく。沙織は不倫相手とガラケーで連絡を取り合っていたのだ。そのガラケーに電話をしてみると、ガラケーは生きている。犯人以外の誰かが、沙織のガラケーを持っているのだ。謎が深まるなかで、新たな殺人事件が勃発し、百合子(瀬戸朝香)はさらに追い詰められていく。

第5回
百合子(瀬戸朝香)は自殺しようとしていた和男(尾美としのり)を思いとどまらせる。一方、決定的な証拠となる沙織の携帯電話を追って美智子(板谷由夏)は楠本(石黒賢)に探りを入れる。沙織の携帯電話は楠本が持っていたのだった。楠本は百合子に近づき、会社の借金を返すために金を都合して欲しいと持ちかける。百合子は楠本から携帯電話を奪うためにドライブへと誘うが…。

第6回
百合子(瀬戸朝香)と楠本(石黒賢)が乗った車は事故を起こしてしまう。ひん死の重傷を負った楠本から携帯電話を奪おうとする百合子だが、楠本は携帯を持っていなかった。百合子は楠本の事務所に忍び込み、携帯を探す。一方、楠本は美智子と付き合っている俊(中村倫也)に携帯電話を奪うように命じる。携帯を手に入れた俊は、思わぬ行動に出る。和男は自首するしか残された道はないと考え始めるのだが…。

第7回[終]
警察は美智子(板谷由夏)から沙織の携帯電話を手に入れ、和男(尾美としのり)の逮捕に向かう。その頃、和男は夫婦の寝室で息絶えているのを発見され、病院へ搬送されていくところだった。和男の遺書が発見され、容疑者死亡ということで捜査は終了。百合子(瀬戸朝香)はワイドショーの取材で悲劇のヒロイン扱いをされ、世間の同情を集めていく。美智子は、百合子の真実を暴こうとするのだが…。

キャスト

田沼百合子(瀬戸朝香)
田沼和男(尾美としのり)
伊東美智子(板谷由夏)
楠本将文(石黒賢)
田沼初江(木野花)
黒木康成(甲本雅裕)
広瀬信也(森岡豊)
園山俊(中村倫也)
楠本沙織(西山繭子)

脚本・主題歌など

【原作】
小説「細い線」(エドワード・アタイヤ)
映画「女の中にいる他人」(製作 東宝、脚本 井手俊郎、監督 成瀬巳喜男)
【脚本】吉本昌弘、児玉頼子
【音楽】吉俣良

ページトップへ