連続テレビ小説
「わろてんか」

初回放送

2017年10月2日から放送[全151回]
毎週月曜~土曜 朝8時  総合

ストーリー

明治後期、商都・大阪が大いに栄えていた時代――――――。
ヒロイン・藤岡てんは京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女として生まれました。いつも周りを朗らかにしながら自分もよく笑う、いわゆる笑い上戸(=ゲラ)の女の子。ところがある日、父から”笑い禁止”を命じられ窮屈な日々を過ごすことに…。

そんな時、笑いをこよなく愛する旅芸人の藤吉と出会い、「笑って生きる」ことこそが自分の人生の希望だと確信します。運命的な恋に落ちたてんは、親の反対を振り切って駆け落ち同然に藤吉と大阪へ向かいます。

じつは藤吉は大阪船場(せんば)の老舗米問屋「北村屋」の長男であり、簡単に二人の結婚が許されるはずもありません。さらに北村屋の危機を救おうとした藤吉が大失敗をして店を傾かせてしまう事態に…。
その時てんは決意します。

「藤吉さんが好きな笑いを、商売にしてみませんか?」

その一言から、素人同然の若夫婦が大阪のみならず日本中の人を笑わせるべく、二人三脚の大冒険を始めます!

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各回のあらすじ

第1週「わろたらアカン」
時代は明治後半。京都の老舗薬問屋の娘・藤岡てん(新井美羽)は笑い上戸な女の子だが、その“笑い”が過ぎて大切な商談を台無しにしてしまい、父・儀兵衛(遠藤憲一)から“笑い禁止”を言い渡される。年に一度の祭りの日、てんは丁稚の風太(鈴木福)と一緒に寄席に行き、生まれて初めて落語や芸を見る。そこで楽しそうに大笑いする人々の姿を目の当たりにし、すっかり心を奪われてしまう。その帰り道、男たちに追われる青年・藤吉(松坂桃李)と出会い、てんの人生は大きく動きはじめる。

第2週「父の笑い」
17歳になったてん(葵わかな)は家族に内緒で藤吉(松坂桃李)から届く手紙を楽しみにしていた。そんなある日、てんに縁談が持ち上がる。てんは気持ちの整理をつけるため藤吉に会おうと大阪へ向かうが、悪い男たちに絡まれてしまう。だが偶然にも縁談の相手・伊能(高橋一生)に助けられ難を逃れた。無事京都に戻ったてんだったが、藤岡屋の倉庫が火事で全焼、店は倒産の噂が流れ債権者が押しかけて大騒ぎになる。その対応に追われ忙しくなる中、頑張っていた兄の新一(千葉雄大)が病に倒れる。

第3週「一生笑わしたる」
てん(葵わかな)と久しぶりに再会した藤吉(松坂桃李)は、自分が売れっ子芸人だとてんにウソをつく。だがリリコ(広瀬アリス)から、藤吉は船場の大店(おおだな)の長男坊だと聞かされたてんは、長男・長女の自分たちが決して結ばれない関係だと知り、藤吉への思いを断ち切ろうとする。後日、キース(大野拓朗)が起こした喧嘩に巻き込まれた藤吉が大きな怪我を負い、てんは藤岡屋の蔵で藤吉たちを匿うことにする。それに気づいた儀兵衛(遠藤憲一)は激怒し、藤吉を追い出して、代わりにてんを蔵に閉じ込めた。

第4週「始末屋のごりょんさん」
てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は駆け落ちし、大阪にある藤吉の実家に身を寄せた。藤吉の母・啄子(鈴木京香)は二人の結婚を認めず、てんのことを女中扱いする。しかも家には啄子が決めた藤吉の許嫁・楓(岡本玲)までいて、二人の前途は多難であった。慣れない女中仕事に悪戦苦闘するてんのことが心配なしず(鈴木保奈美)は、おトキ(徳永えり)を大阪に送り込む。てんと楓のどちらが結婚相手にふさわしいかを商いの勝負で決めると啄子が宣言し、てんは負けられない戦いに挑むのだった。

第5週「笑いを商売に」
北村屋にばくだいな借金があることを知った藤吉(松坂桃李)は、自分が借金を返済することができたら、てん(葵わかな)との結婚を認めて欲しいと啄子(鈴木京香)に訴える。だが番頭はじめ使用人たちが次々と店を去り、さらに北村屋は窮地に陥ってしまう。そんなときキース(大野拓朗)からもうけ話を持ちかけられた藤吉は、その話に乗ってまんまと悪徳業者にだまされ、さらに借金を負ってしまう。姿をくらました藤吉の行方を探すてんは、リリコ(広瀬アリス)と藤吉が一緒にいる場面を目撃し、ショックを受けてしまう。

第6週「ふたりの夢の寄席」
てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は啄子(鈴木京香)を連れ、北村屋のあった船場を離れ下町の天満に移った。万丈目(藤井隆)やキース(大野拓朗)ら売れない芸人たちが住む貧乏長屋の一角に引っ越したてんたちは、寄席の開業をめざして寄席小屋探し始めるがなかなか見つからない。やっとのことで廃業した寄席を見つけ出し、元席主の亀井(内場勝則)に売って欲しいと頼み込むが、きっぱりと断られる。ある晩、藤吉はリリコ(広瀬アリス)の部屋に呼び出され、てんを捨てて自分と一緒に逃げて欲しいと懇願される。そのうわさを聞いたてんは、ショックを受けてしまう。

第7週「風鳥亭、羽ばたく」
てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は自分たちの寄席を「風鳥亭」と名付け、やっと開業の日を迎えた。だが出演する芸人たちの力不足は明らかで、日がたつにつれ客足がどんどん遠のいてしまう。そんなとき伊能(高橋一生)が風鳥亭に現れ、てんの元いいなずけと今の夫が鉢合わせするハメに…。寄席経営は自分の夢を実現するためだという藤吉と、客のためを第一に考えるべきだと言う伊能の議論は白熱し大ゲンカになるが、互いの思いをぶつけ合ったあと二人は急速に仲良くなる。後日藤吉は、伊能の計らいで有名落語家の文鳥(笹野高史)に会い、風鳥亭への出演を頼み込んだ。

第8週「笑売の道」
風鳥亭を開業して3カ月。てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は売上げを伸ばすために亀井(内場勝則)のアイデアを試すが、逆効果でさらに客が減って借金返済の目処も立たなくなった。そこでついに啄子(鈴木京香)が寄席の手伝いを始めることになる。さまざまな目新しいサービスを考えることで徐々に客足が戻ってくる中、てんは暑い夏場にぴったりの飲み物「冷やしあめ」を売ることを思いつき、さらに氷を使った斬新な販売方法がウケ、冷やしあめは飛ぶように売れる。そんなときてんは、また現れた伊能(高橋一生)から突然「君が必要なんだ」と言われてびっくりする。

第9週「女のかんにん袋」
大正4年・春。風鳥亭開業から4年が過ぎ、てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)の長男・隼也は1歳になっていた。家族の将来のために寄席をもう1軒増やしたいと考える藤吉は、新たな小屋探しを始める。ある日、てんから子守りを頼まれた藤吉が仕事にかまけて少し目を離した隙に、隼也の姿が見えなくなった。誘拐かと慌てるてんだったが、リリコ(広瀬アリス)が隼也の面倒を見てくれていたのだった。仕事ばかりの藤吉に不満を募らせるてんだが、芸人たちに渡す給金を藤吉が勝手に金庫から持ち出したことで、ついにてんのかんにん袋の緒が切れてしまう。

第10週「笑いの神様」
藤吉(松坂桃李)は風鳥亭の看板となる芸人が欲しいと考え、当代一の人気を誇る落語家・月の井団吾(波岡一喜)に目を付けた。てん(葵わかな)は団吾にとんでもない大金を払おうとしている藤吉に不安を感じるが、その予感は的中し、万丈目(藤井隆)ら古参の芸人たちが藤吉の方針に異議を唱えストライキを始めてしまう。てんは道で行き倒れていたお夕(中村ゆり)を助けるが、近くの食堂で団吾の名をかたって食い逃げしようとした落語家・団真(北村有起哉)がお夕の夫だと知って驚く。出演予定の芸人が急に来られなくなり、困ったてんと亀井(内場勝則)はその代わりに団真を出演させるが、噺(はなし)の途中で団真が高座から逃げ出してしまう。

第11週「われても末に」
てん(葵わかな)が藤吉(松坂桃李)の許可なく、団真(北村有起哉)を高座に上げたことで夫婦ゲンカが勃発、ついには口も聞かない最悪の状態となった。団真とお夕(中村ゆり)の夫婦仲もおかしくなり、お夕は姿を消してしまう。てんは藤吉がなぜ大金を払ってでも団吾(波岡一喜)を風鳥亭に迎えたいのかを知りたいと思い、風太(濱田岳)に頼んで団吾の家を訪ねた。だがそこで、団吾の世話になっているお夕を見つけて驚く。てんはお夕と団真のよりを戻させるため、もう一度団真を高座にあげて欲しいと藤吉に頼み込む。だが、高座に上がった団真の前に団吾が現れ、それに気づいた客たちは大盛り上がりし団真が落語をするどころではなくなってしまった。

第12週「お笑い大阪 春の陣」
てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は寄席を三つに増やし、チェーン化の勢いに乗っていた。寺ギン(兵動大樹)から派遣されている曲芸師・佐助(湯浅崇)がけがをして、借金の返済に困った妻の富(宮嶋麻衣)が藤吉に金を貸して欲しいと頼みに来る。藤吉は寺ギンに無断で金を貸すことはできないと断るが、てんが富にこっそりお金を渡した。すると勝手に金を貸したことが寺ギンに知られていまい、怒った寺ギンと風鳥亭の対立が一層激化する。寄席にまったく芸人を回してもらえなくなった藤吉とてんは、万丈目(藤井隆)たち古参の芸人を月給制で雇うことに決め、寺ギンとの全面対決を覚悟する。

第13週「エッサッサ乙女組」
大正10年秋。北村笑店は芸人200人以上、傘下の寄席15軒も抱える大きな会社になっていた。北村笑店の将来を見すえ新しい演目を探す藤吉(松坂桃李)は、風太(濱田岳)が見つけてきた安来節に関心を持ち、急いで島根へ向かう。てん(葵わかな)は藤吉からお金を大至急持って来いと電話で言われあわてて安来に出向いたが、それは図らずも結婚して以来初めての夫婦2人水入らずの旅行となった。安来では大々的な踊り子の選考会を開き、都(大後寿々花)はじめ優秀な娘たち4人を選び大阪へ連れ帰った。大阪で安来節を売り出すために娘たちの稽古が始まるが、息が合わずバラバラで、業を煮やした風太が監督役を買って出る。

第14週「みんなの夢」
大阪で安来節をはやらせようと、てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は島根から踊り子四人を連れてきて、安来節乙女組を結成した。稽古もうまくいかず大阪の暮らしになじめない中、とわ(辻凪子)がてんの幼い息子・隼也(南岐佐)と家出騒動を起こす。とわは自分が乙女組の結束を乱していると落ち込んでいたが、都(大後寿々花)ら他のメンバーと話し合うことで結束が固くなった。踊りに艶っぽさが足りないと感じた風太(濱田岳)は、リリコ(広瀬アリス)に指導を頼む。四人は厳しい指導に反発するが、的確なアドバイスに心を開いていく。

第15週「泣いたらあかん」
関東で大地震が起き、東京の寄席に出演中のキース(大野拓朗)を心配した藤吉(松坂桃李)は、風太(濱田岳)に芸人たちへの救援物資を託して東京に向かわせた。浅草の焼け跡で発見されたキースは、“東京のお母ちゃん”と呼ぶ記憶喪失の女性・志乃(銀粉蝶)を連れ大阪に戻って来る。てん(葵わかな)は志乃と会った時の伊能(高橋一生)の反応がなぜか気になり、そのことを伊能に尋ねてみる。すると伊能の口から意外な話が飛び出した。志乃は中学の時に伊能を捨てた実の母親だというのだ。

第16週「笑いの新時代」
昭和になりラジオ放送が始まった。時代の変化は北村笑店にも押し寄せ、落語を大切にしたい藤吉(松坂桃李)と万歳が今後の主流になると考える風太(濱田岳)の対立が大きくなっていた。そんな時、藤吉が突然脳卒中で倒れ入院するが、てん(葵わかな)の付きっ切りの看病の甲斐もあって藤吉は意識を取り戻した。ラジオ局が人気落語家・団吾(波岡一喜)を出演させようと画策するが、寄席の客が減ると考えた藤吉も風太も反対する。だが風太の万歳重視に反発する団吾は、ラジオ出演を強行しようととんでもない作戦に打って出る。

第17週「ずっと、わろてんか」
藤吉(松坂桃李)はてん(葵わかな)に寄席興行のイロハを教えようと、仕事でも常に夫婦一緒に行動するようになっていた。風太(濱田岳)は藤吉から、今後百年続くような新しい万歳を見つけろとハッパをかけられ、キース(大野拓朗)やアサリ(前野朋哉)と一緒になってさまざまな試行錯誤を始める。どつき万歳とは違う、しゃべりだけの万歳という新機軸を打ち出して、万丈目(藤井隆)に台本を書かせることを思いつく。そんな時、アメリカから啄子(鈴木京香)が突然帰国し、てんや藤吉と久しぶりの団らんを楽しむのだが・・・。

第18週「女興行師てん」
藤吉(松坂桃李)が亡くなって3年、てん(葵わかな)は北村笑店の社長となっていた。伊能(高橋一生)は役員として北村の経営に携わっていたが、進歩派の伊能を良く思わない風太(濱田岳)と常に対立していた。てんは風太や伊能のやり方とは違う自分ならではの仕事がしたいと、新しい女流漫才を作ることに決め女優のリリコ(広瀬アリス)に白羽の矢を立てる。そして、トキ(徳永えり)や楓(岡本玲)、歌子(枝元萌)を加えた、女性だけの漫才プロジェクトをスタートさせる。そんなとき、息子の隼也(成田凌)がアメリカから帰って来た。

第19週「最高のコンビ」
漫才大会で入賞さえできず、ほろ苦いデビューとなったリリコ(広瀬アリス)と四郎(松尾諭)だが、てん(葵わかな)はあきらめずに2人の漫才を売り出そうと奮闘する。四郎は徐々に上達するが客には受けず、てんたちはなぜ笑ってもらえないのか分からない。帰国したてんの息子・隼也(成田凌)は風鳥亭で働くことになるが、下働きばかりでアメリカで勉強してきたショウビジネスの知識を生かせずイライラを募らせていく。ある日、てんは万丈目(藤井隆)と歌子(枝元萌)の夫婦げんかを見て、リリコと四郎にぴったりの新しい漫才をひらめく。

第20週「ボンのご乱心」
てん(葵わかな)がプロデュースしたリリコ(広瀬アリス)と四郎(松尾諭)の“しゃべらん漫才”が受け、二人は売れっ子漫才師になった。風太(濱田岳)の下で雑用ばかりさせられている隼也(成田凌)は、アメリカのショーを日本に輸入したいと考え風太に進言するが、まったく相手にしてもらえない。そこで先進的な仕事を手がける伊能(高橋一生)の会社で働きたいと、隼也はてんに訴えた。ある日、「マーチン・ショウ」というアメリカの有名なミュージカルの代理人を名乗る男から電話を受けた隼也は、そのショーの興行権を獲得しようと大胆な行動に出る。風太は漫才人気を確実なものにしようと、大人気のキース(大野拓朗)とアサリ(前野朋哉)をコンビ別れさせる奇策を思いつく。

第21週「ちっちゃな恋の物語」
「マーチン・ショウ」を興行しようとして詐欺の被害にあった隼也(成田凌)は、てん(葵わかな)の監督下で一から修業をやり直すことになった。伊能(高橋一生)は隼也の先見の明を証明してやろうと、本物の「マーチン・ショウ」をアメリカから呼ぶことにするが、てんはそのプロジェクトから隼也を外す決断を下す。隼也はそんな母の仕打ちにショックを受けるが、英語教師の加納つばき(水上京香)と一緒になって新しいショーの企画を次々と考え出す。四郎(松尾諭)はリリコ(広瀬アリス)に対して、漫才の相方以上の好意を持ち始めてドギマギしてしまう。隼也も次第につばきにひかれるようになり、つばきと会って話す時間が待ち遠しくなるが、ある日突然もう会えないと告げられてしまう。

第22週「夢を継ぐ者」
てん(葵わかな)は創立25周年を迎えた北村笑店の祝賀パーティー責任者に隼也(成田凌)を指名して、後継ぎとしての自覚を持たせようと考えた。北村笑店が「マーチン・ショウ」で成功したことを妬んだ東京のライバル会社が、北村の芸人たちを引き抜く動きを見せる始めるが、その手は看板コンビのリリコ(広瀬アリス)と四郎(松尾諭)にも及んでくる。隼也との恋をあきらめ親の意に従って結婚するつもりのつばき(水上京香)は、隼也のことが忘れられないまま悶々とした日々を過ごしていた。風太(濱田岳)はコソコソと怪しい動きをする四郎を見て、引き抜きを疑い問い詰める。だが四郎は突然、リリコと別れて上海に行くと言い出す。

第23週「わろてんか隊がゆく」
昭和14年、てん(葵わかな)が社長をつとめる北村商店のもとに、芸人たちで慰問団を組んで外地へ派遣して欲しいという依頼があった。お国のためだと風太(濱田岳)や東京から帰ってきたキース(大野拓朗)ら芸人たちが乗り気になる中、てんは軍部と近づきすぎないほうがいいと伊能(高橋一生)から忠告され、慰問団派遣に慎重になる。しかし、戦地にいる将兵を笑わすことができるのは自分たちだけだと考えたてんは、風太が慰問団長の「わろてんか隊」を中国へ派遣することを決めた。最初の訪問地・上海で「わろてんか隊」が大うけする中、オーケストラ楽団に入る四郎(松尾諭)と一緒に中国へ渡ったリリコ(広瀬アリス)が、風太を訪ねてくる。

第24週「見果てぬ夢」
てん(葵わかな)は演芸慰問団派遣などの功績が認められ勲章を受章する。伊能(高橋一生)は制作した映画が検閲で次々と公開中止となり、その責任を問われ社長を解任されてしまう。伊能はてんと風太(濱田岳)を訪ね、北村笑店の役員を辞めさせて欲しいと願い出るが、風太はキース(大野拓朗)やリリコ(広瀬アリス)ら芸人たち総出演の喜劇映画を作りたいと、北村笑店映画部を新設し伊能を顧問に迎えた。てんや楓(岡本玲)たち女性の意見で恋愛をテーマにした喜劇の制作が決まったが、厳しい映画検閲をかいくぐるため、「赤穂浪士討ち入り」を題材にした『お笑い忠臣蔵』を作ることになる。

第25週「さらば北村笑店」
北村笑店の映画第1作『お笑い忠臣蔵』の完成を見ないまま、伊能(高橋一生)はてん(葵わかな)の元を去りひそかに海外へ向かった。その後、太平洋戦争が勃発し、伊能の行方は知れなくなってしまう。てんは戦時中でも人々に笑いを届けようと寄席興行を続けるが、藤吉(松坂桃李)との思い出が詰まった千日前の南地風鳥亭が建物疎開で取り壊されることになりショックを受ける。そんな中、てんの息子・隼也(成田凌)にも赤紙が届き出征することになった。てんは勘当していた隼也と和解し、つばき(水上京香)と孫の藤一郎(南岐佐)を引き取ることにする。戦争が激しくなり多くの芸人たちが戦地に赴き、てんと風太(濱田岳)は北村笑店の解散を決める。

最終週「みんなでわろてんか」
てん(葵わかな)は嫁のつばき(水上京香)やトキ(徳永えり)たちを連れて、妹りん(堀田真由)のつてを頼って滋賀に疎開した。大阪には風太(濱田岳)が残り、細々と天満風鳥亭で寄席を続けていたが、昭和20年1月の空襲で焼失してしまった。終戦後すぐに、てんと風太は風鳥亭の焼け跡に戻って、芸人たちが戻って来るのを待つことにする。てんはなかなか復員しない隼也(成田陵)のことを心配し落ち込むが、風太(濱田岳)と一緒に北村笑店再建に向けて動き出す。そのうち芸人たちも徐々に復員したり疎開先から戻ってきて、バラックの北村笑店はにぎやかになり、てんは焼け跡に寄席を再建することを決める。

キャスト

北村てん(葵わかな)
北村藤吉(松坂桃李)
武井風太(濱田岳)
藤岡新一(千葉雄大)
秦野リリコ(広瀬アリス)
キース(大野拓朗)
アサリ(前野朋哉)
寺ギン(兵動大樹)
万丈目 吉蔵(藤井隆)
亀井庄助(内場勝則)
伊能 栞(高橋一生)
藤岡しず(鈴木保奈美)
北村啄子(鈴木京香)
藤岡ハツ(竹下景子)
藤岡儀兵衛(遠藤憲一)

脚本・主題歌など

【作】吉田智子
【音楽】横山克
【主題歌】松たか子「明日はどこから」

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