BS時代劇
「大岡越前4」

初回放送

2018年1月12日から放送[連続8回]
毎週金曜 夜8時 BSプレミアム

ストーリー

人を知り、家族を愛し、世を正す。
「大岡越前」、第4シリーズの放送が始まります。


2013年、東山紀之さんを主役に迎えて始まったシリーズは、厳しくも暖かい眼差しで人間を見つめる大岡越前守忠相の人情と理性を兼ね備えた名裁きで、笑いと涙、そして爽やかな感動を呼んできました。
本シリーズでは、大岡忠相の相棒となる新レギュラーが登場。名裁きをかげで支える大岡ファミリーの家族愛にもスポットを当て、普段は冷静沈着な大岡忠相の、ほっとする意外な魅力を描いて行きます。

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各回のあらすじ

第1回「初夢、千両富」
榊原伊織(勝村政信)が長崎に遊学するため、養生所の後任に結城新三郎(寺脇康文)がやって来る。左官の八助(梨本謙次郎)が富くじで千両を当てる。富くじは長屋の神棚に置いてあったが、長屋が火事で燃えてしまう。神棚は、大家の幸兵ヱ(秋野太作)が運び出していたが、幸兵ヱは八助の借金の形に神棚を差し押さえ、神棚の中の当たりくじも自分のものだと言い張る。八助からの訴えを受けた大岡越前(東山紀之)の名裁きとは?

第2回「貧乏長屋のお奉行様」
北町奉行の岡っ引き文蔵(仁科貴)は、浪人の娘お咲(秋月成美)を、我が物にするため、悪どい手口でお咲の父親をおとしいれ、無実の罪で捕らえる。忠相(東山紀之)は、事情を知るが、南町は非番なために直接手を下せない。忠相は、文蔵の悪事を暴くために、一芝居を打つことにする。忠相は浪人に身をやつし、雪絵(ミムラ)と貧乏長屋に住んで、文蔵をおびき出し、同じ手口を使わせて証拠つかみ、お咲の父のえん罪を晴らす。

第3回「奉行の狗(いぬ)」
居酒屋「たぬき」の主・三次(近藤芳正)は、忠相(東山紀之)の人柄にほれて、密偵を務めている。三次はかつて盗賊の仲間だったが、錠前破りの与吉(中村嘉葎雄)の助けで足をあらっていた。与吉の孫娘・おしの(谷村美月)が、祖父の旧悪をネタに、かつての盗賊仲間からゆすられているのを知った三次は、一味から、おしのの身を守ろうとするが、忠相への忠節との板挟になって悩む。三次の苦境を知った忠相が下した大岡裁きとは?

第4回「万病治した孝行娘」
お鈴(荒井萌)は、病身の父・太吉(小倉久寛)のために、万病に効くと評判の「神命丸」を手にいれようとするが、高価で手が出ない。分割払いで売ってくれと言うお鈴を、長命堂の店主・弥兵衛(笹野高史)は、邪けんに追い払う。ところがひょんなことから、弥兵衛が探していた行方不明の娘が、お鈴だと分かる。弥兵衛は、お鈴を引き取ろうとするが、お鈴はそれを拒む。弥兵衛からの訴えを受けた忠相(東山紀之)の大岡裁きとは?

第5回「情けが仇(あだ)の八両二分」
岡っ引きの辰三(石井正則)は、借金を苦に身投げしようとする見ず知らずの青年・仙吉(水澤伸吾)を助け、家を買うためにためた大金を、仙吉に与えてしまう。仙吉が借金を返しに行くと、金貸しが殺されていて、仙吉に嫌疑がかかる。仙吉の父も、別の金貸し殺しのえん罪を着て獄死していた。親子に無実の罪を着せたのは同一の犯人だった。忠相(東山紀之)は仙吉の母・おたま(岩本多代)の力を借りて、仙吉父子のえん罪を晴らす。

第6回「まぶたの母は大奥様」
忠相(東山紀之)の母・妙(松原智恵子)の隠し子だという渡世人・巳之吉(喜多村緑郎)が現れ、忠相を兄上と呼ぶ。周りのものはビックリするばかりだが妙は「私の息子です」と言い切り、巳之吉の辛い身の上話を聞いてやる。妙の態度には隠された深い理由があると察した忠相は、三次(近藤芳正)に巳之吉の過去を探らせる。巳之吉に人殺しのぬれぎぬが着せられる。忠相は巳之吉のぬれぎぬを晴らし、巳之吉の生い立ちを明らかにする

第7回「縁を結んだ雛(ひな)人形」
盗賊の一味が捕まるが、隠し金の行方が知れない。惣太(瀬川亮)は、拾った3両の小判をひな人形の台座の中に隠していたが、女房のおたね(須藤理彩)は、知らずに古物商に売ってしまう。人形を取り戻そうとした惣太は騒ぎを起こし、奉行所で調べを受けることに。忠相(東山紀之)は、惣太が盗賊の金の一部を拾ったのではと推理し、隠し金事件を解決する。おたね夫婦の悲しい過去を知った忠相は、惣太に温情あふれる裁きを下す。

第8回[終] 「命をかけた名裁き」
将軍吉宗に献上する初物の松茸(まつたけ)道中が江戸城に近づいた時、見物人の中から一人の少年が駆け寄りつまずいた人足の伊佐次(福士誠治)は松茸を落としてしまう。少年の名は清吉(横山歩)。母親のおみね(笛木優子)は伊佐次と言い交わした仲であり清吉は伊佐次を父と慕っていた。事件を重く見た老中たちは連座制を適用し関係者全員を死罪にすべきとの強硬論に傾く。追いつめられた忠相(東山紀之)が下した大岡裁きとは?

キャスト

大岡忠相(東山紀之)

★奉行所関係の人々
徳川吉宗(平岳大)
結城新三郎(寺脇康文)
三次(近藤芳正)
村上源次郎(高橋長英)

★大岡家関係の人々
大岡忠高(津川雅彦)
妙(松原智恵子)
雪絵(ミムラ)
吉本作左ヱ門(寺田農)

脚本・主題歌など

【脚本】
尾西兼一 いずみ玲 池田政之 大西信行
【音楽】
山下毅雄 小笠原肇
【オープニングテーマ曲】
歌:由紀さおり

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