土曜ドラマ
「不惑のスクラム」

初回放送

2018年9月1日 総合

ストーリー

刑務所から出所した男が、偶然出会った仲間との格闘の末に、別れた家族と再会するまでを描く。
彼の背中を押した男たちもまた傷つき、居場所をなくした“週末ラガーマン”だった…。

「ラグビーは後退しながら前に進む。まるで人生みたいじゃないか」

死に場所を探して河川敷を歩いていた丸川良平(47)の背中に、ラグビーボールが当たる。ボールを追ってきた初老の男に、無理やり連れていかれた先で行われていたのは、40歳以上の選手による“不惑ラグビー”。そこには、年代もバラバラな大人たちの、泥まみれの姿があった。

アツ苦しい男たちのおせっかいで、生きる側に腰を落ち着けてしまった丸川は、ラグビーを通じて、仲間と心を通わせる。やがて、丸川と、丸川の抱える秘密をきっかけに、チームメイトたちも己の人生を見つめ直していき――。

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各回のあらすじ

第1回
刑務所から出所した丸川良平(高橋克典)は、死に場所を探して河川敷にたどり着いた。死を覚悟した丸川だったが、ラグビーチーム「ヤンチャーズ」を率いる老齢のラガーマン・宇多津貞夫(萩原健一)と出会う。翌日、丸川はヤンチャーズの試合を観戦。しかし試合中、宇多津はうずくまり動けなくなってしまう。観客席にいた丸川は、キャプテンの金田順三(村田雄浩)から宇多津の代わりに試合に出るように頼まれる。

第2回
ラグビーチーム「ヤンチャーズ」に迎え入れられた丸川良平(高橋克典)は、自分の過去を打ち明けられずにいた。一方、チームメイトの陣野進(渡辺いっけい)は、高校生の娘・美緒(中村ゆりか)との二人暮らし。会社では隅に追いやられ、家では美緒との微妙な距離に苦悩している。試合を翌日に控えた練習で、キャプテンの金田順三(村田雄浩)からたっぷりしごかれた丸川と陣野。帰路につく二人は街中で美緒の姿を目にする。

第3回
チームのメンバーで新聞記者の麦田(松尾諭)は、丸川(高橋克典)が起こした傷害致死事件の新聞記事を主務の緒方(徳井優)に見せる。緒方が丸川の処遇について預かると言ったにも関わらず、麦田は試合後に丸川の過去を暴露。丸川は宇多津以外のメンバーに事件を打ち明けていなかったことを詫び、その場を去る。約束と違う麦田の行動に怒る陣野(渡辺いっけい)。しかし麦田にはどうしても丸川が許せない“理由”があった。

第4回
丸川(高橋克典)はチームを去ろうと決意。一方の麦田(松尾諭)もメンバーと距離を置く。そんな中、闘病中の宇多津(萩原健一)を、車椅子の男・梅塚(竹中直人)が見舞う。梅塚は3年前の試合で宇多津がケガをさせた男だった。宇多津は梅塚に「まだ生きたい」と打ち明けるも容態が急変。病室へ駆けつけた丸川は宇多津から「どんな試合も途中で放り投げちゃいけない」と励まされ、二人は病院の屋上でキャッチボールをする。

第5回
チームに戻ることになった丸川(高橋克典)と麦田(松尾諭)。一方、チームメイトの二階堂(高橋光臣)は、職場の環境に悩んでいた。試合や練習でも、俊足が活(い)かしきれていない二階堂は自分を変えるため、丸川に「トライを決めたい」と打ち明ける。ある日、大学生チームから練習試合を申し込まれたヤンチャーズ。二の足を踏むメンバーだったが二階堂と丸川は積極的にトライを狙いにいく。

第6回
大学生に大敗したことで金田(村田雄浩)はキャプテン辞退を申し出る。金田を説得したい丸川(高橋克典)は、ひょんなことから、金田がコーチをするラグビースクールで、子どもにキックを披露することに。しかしそのスクールには、丸川の高校の後輩で、元妻・由理(戸田菜穂)の友人・西山友子(安藤玉恵)が娘を通わせていた。事情を知った金田は、友子の協力を得て、丸川と由理を会わせようと考える。

第7回[終]
ヤンチャーズが練習するグラウンドに現れた由理(戸田菜穂)は、娘の華(根本真陽)と大阪を離れ、東京で再婚することを丸川(高橋克典)に告げる。丸川は戻ってきてほしいと懇願するが、由理はそれを固辞する。引っ越し準備が進む由理のアパートで、華は東京へ行く前に友だちが通うラグビースクールへ行ってみたいと言い出す。由理は大阪に後悔を残さないため、華をラグビースクールへ行かせる。

キャスト

高橋克典
渡辺いっけい
村田雄浩
徳井優
上杉祥三
松尾諭
高橋光臣
増田修一朗
戸田菜穂
竹中直人
夏木マリ
萩原健一 ほか

脚本・主題歌など

【原作】:安藤祐介
【脚本】櫻井剛
【音楽】岩代太郎

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