BS時代劇
「赤ひげ2」

初回放送

2019年11月1日 夜8時 BSプレミアム

ストーリー

江戸時代。貧しくて医者にかかれない者たちのために作られた小石川養生所。
所長の新出去定(にいで・きょじょう/船越英一郎)は、ある人には恐れを、ある人には親しみを込めて「赤ひげ」と呼ばれている。保本登(中村蒼)や津川玄三(前田公輝)らの医師に加え、やる気だけはある新人医師・田山真一郎(鈴木康介)も交えて今日も貧しい者たちの医療に奮闘中。だが、幕府からは常に予算を削られて、やりくりは四苦八苦。そして養生所には赤ひげの命を狙う遊女・およね(佐津川愛美)をはじめ、つらい事情や秘密を抱えた訳ありの患者たちがやってくる・・・。

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各回のあらすじ

第1回「憎しみの果てに」
江戸時代。貧しい人々のための医療機関である「小石川養生所」。所長の新出去定(船越英一郎)は、恐れを、あるいは親しみを込めて「赤ひげ」を呼ばれていた。保本(中村蒼)、津川(前田公輝)、そして新人の田山(鈴木康介)ら医師が日々奮闘する養生所に、足を怪我した岡場所の遊女・およね(佐津川愛美)が入所してくる。ひねくれた性格のおよねは、やがて、どうやら赤ひげに恨みを抱いていることが分かり…。

第2回「優しさと嘘(うそ)と」
火事で大勢の貧しい者たちが怪我を負って小石川養生所に詰めかけ、赤ひげ(船越英一郎)たちは大忙しに。患者のひとり、若い娘のおりつは、同じ長屋のとある幼い兄妹に「あなたたちの親は火事で死んだ」と告げることができず、ついうそをついてしまう。そして、おりつを担当する医師の津川(前田公輝)も、やはりとあるうそをおりつについてしまう…。

第3回「兄と弟の差」
赤ひげ(船越英一郎)のもとに、大工の辰蔵(清水優)が怪我で運び込まれてきた。母のおまさ(東ちづる)ら家族のために働き過ぎたようだ。母親のおまさの愛情は、真面目な辰蔵よりも、働かない遊び人の伸吉(波岡一喜)に偏っており、それが原因で辰蔵は不満を爆発させてしまう…。

第4回「最愛の妻」
赤ひげ(船越英一郎)の下で働く保本(中村蒼)と田山(鈴木康介)は、鎌田(戸次重幸)という浪人の妻が、長く病だと聞き往診しようとするが、鎌田に拒まれてしまう。鎌田は、かつてある大名に仕えて剣を極めた者だったが、今は長屋暮らし。近所では愛妻家で知られていたが、その裏には、大きな秘密があった…。

第5回「幼なじみ」
一度は赤ひげ(船越英一郎)の命まで狙った遊女・およね(佐津川愛美)が、養生所で働き始めた。かつて腕の良い彫師だった与助(尾上寛之)が、酔って怪我を負い入所。与助は数年前に仕事を失って以来、酒浸りの日々。女房・おひろ(足立梨花)が夫に大きな秘密を抱えながら働いていた。ある日、ふたりの幼なじみである清吉(田中幸太朗)がおひろに、「与助と別れて俺と一緒になってくれ」と告げる。おひろの決断は…。

第6回「わたくしです物語」
赤ひげ(船越英一郎)の下で働く新人医師の田山(鈴木康介)。ある日養生所に、田山の許嫁と名乗る娘・伊久(谷村美月)が「田山の子を宿した」と押しかけてくる。同じ頃に、患者の家で貴重な骨董が何者かに壊されたり、養生所内で現金の紛失騒ぎなどが起こり、田山はその全てに「わたくしです」と名乗り出る。果たして本当に全ては田山のせいなの…。

第7回「育ての親」
赤ひげ(船越英一郎)の下に浪人の沖石(山田純大)が、病気の赤子を連れて来た。やがて沖石は「出世したら迎えに来る」と書き置きを残し、赤子を養生所に預けたまま行方知れずになってしまう。赤子の担当を命じられたおよね(佐津川愛美)は、しぶしぶ赤子の面倒を見始めるが、不慣れな育児に翻弄され…。

第8回「養生所の危機」
やくざ者に命を狙われている半七(松下洸平)は、身寄りも無い上に肺を病み、ひょんなことから老女おつた(藤田弓子)に、「死んだ孫娘の許嫁の繁二郎」と誤解され、そのまま繁二郎を名乗って養生所に入所する。半七の命をねらう無法者たちが養生所に迫る頃、赤ひげ(船越英一郎)は公儀の役人・岡野(木下ほうか)から、養生所の取り潰しに等しい予算削減を要求される…。

キャスト

新出去定(船越英一郎)
保本登(中村蒼)
およね(佐津川愛美)
津川玄三(前田公輝)
田山真一郎(鈴木康介)
お常(山野海)
お雪(真凛)
天野まさを(奈緒)

脚本・主題歌など

【作】尾崎将也 牟田桂子 川崎いづみ

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