ドラマ10
「ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~」

初回放送

2020年1月24日(金)から放送[連続7回]
毎週金曜 夜10時 総合

ストーリー

ミステリー作家・若竹七海が20年以上に渡って描いてきた
「女探偵・葉村晶シリーズ」 初のテレビドラマ化


主人公・葉村晶(はむらあきら)、34歳独身。ミステリー好き。生活は質素。訳ありの転職、転居十数回…。今はミステリー専門書店MURDER BEAR BOOKSHOPのバイト兼、書店のオーナーが冗談で始めた〈白熊探偵社〉の調査員として働いている。葉村は何かと災難に巻き込まれ、周りから『世界で最も不運な探偵』と面白がられるが、事件と対じする中で、彼女自身の人生とも対じし、タフに、そして優しく生きていく。

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各回のあらすじ

第1回「トラブルメイカー」
古書店でバイト店員をしながら探偵業を営む葉村晶(シシド・カフカ)。ある日、葉村が毛嫌いしている姉・珠洲(MEGUMI)が訪ねて来る。珠洲は「今まで迷惑をかけてきたことを詫びたい」と海外旅行のチケットを手渡し、必ず行くよう葉村に強要する。そんな中、山中で女性遺体が発見される。その身分証には「葉村晶」と記されていた。葉村に付きまとう謎の男(村上淳)。葉村を亡き者にしようとする陰謀の真相とは…。

第2回「静かな炎天」
暑い夏の日。葉村晶(シシド・カフカ)のもとに久しぶりの依頼が舞い込む。早速調査を開始するが、その調査対象が何者かに襲われあっさり終了。調査費をあてにしていた葉村はガッカリするが、そこにまた別の依頼が…。そんなことが二度三度と続き、葉村は違和感を抱く。うだるような“炎天”の中、町内会長・糸永(長谷川初範)の母が救急車で運ばれる事態に遭遇し、葉村はその違和感の理由を突き止めるのだが…。

第3回「わたしの調査に手加減はない」
葉村(シシド・カフカ)のもとに、慧美(三倉佳奈)が奇妙な依頼にやって来る。親友だった香織(藤井美菜)の自殺の真相を暴いてほしい、と。乗り気ではない葉村だったが、周りの勧めで渋々調査を開始。自殺直前のSNSを手がかりに、大学時代同じゼミ仲間・環(松本まりか)らを調査。慧美が香織に嫉妬していたことや不妊が原因で香織は離婚していたことが分かり、葉村はある仮説を導き出すのだが…。その真相とは?

第4回「濃紺の悪魔」
フラワースタイリスト・詩織(武田梨奈)を2週間ボディーガードするよう依頼された葉村(シシド・カフカ)。「誰に狙われているのか、なぜ2週間なのか」と問い詰める葉村に詩織は「悪魔に自分を殺してと依頼してしまった」と話す。馬鹿なことと思う葉村だったが、次々と事件が起こり、結果的に詩織は死んでしまう。そんな時、「姉・珠洲の真相を知りたくないか」という連絡が謎の男(野間口徹)から葉村のもとに届き…。

第5回「悪いうさぎ X」
探偵を辞めようとしていた葉村晶(シシド・カフカ)。そんな時、村木(池田成志)の紹介でリゾート会社会長・滝沢(大鶴義丹)からの新たな依頼を受けることに。家出した娘・美和(田中珠里)の行方を友人・平ミチル(井頭愛海)から聞き出してほしいという。奇妙な依頼に戸惑う葉村だったが、ミチルと接触。ミチルの言動を怪しむ葉村だったが、そんな矢先、ミチルの友人・綾(小野花梨)が殺されるという事件が発生し…。

第6回「悪いうさぎ Y」
美和(田中珠里)の失踪、綾(小野花梨)殺害事件と立て続けに事件が起こるが、その真相にたどり着けない葉村晶(シシド・カフカ)。そんな中、カナ(黒崎レイナ)という女性が美和らとつるんでいたという情報がもたらされる。そんな時、ミチルの父・義光(木下ほうか)から「この件が落ち着くまでミチルと一緒にいてほしい」と強引に依頼され、葉村はミチルと探偵事務所での同居生活を開始することになり…。

第7回[終]「悪いうさぎ Z」
葉村晶(シシド・カフカ)はミチル(井頭愛海)から手渡された昔の写真から事件の裏に岡田(間宮祥太朗)の暗躍を疑い始める。美和の母・亜寿美(筒井真理子)から至急の電話があり、飛び出した葉村は突然後ろから襲われ監禁されてしまう。なんとか逃げ延びた葉村だったが亜寿美が自殺を知り、岡田に詰め寄る。そこで葉村は滝沢(大鶴義丹)や野中(羽場裕一)が良からぬ「ゲーム」をしていることを知ることになるのだが…。

キャスト

葉村晶(シシド・カフカ)
岡田正太郎(間宮祥太朗)
村木義弘(池田成志)
速見治松(津田寛治)
柴田要(板橋駿谷)
野々村(松尾貴史)
柿崎(中村靖日)
アケミ(大後寿々花)
浅川(浦上晟周)
富山泰之(中村梅雀)

脚本・主題歌など

【原作】若竹七海
【脚本】黒沢久子/木田紀生
【音楽】菊地成孔

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