BS時代劇
「大岡越前5」

初回放送

2020年1月10日(金)から放送[全7回]
毎週金曜 夜8時 BSプレミアム

ストーリー

東山紀之主演「大岡越前」第5シリーズ。北町奉行・伊生正武が大岡忠相のライバルとして現れる!
市井のいざこざから将軍の世継ぎ争い、さらには“犯罪の時効”をめぐる問題まで、忠相が鮮やかな名裁きで解決する!

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各回のあらすじ

「頑固くらべ茶碗騒動」
南町奉行・大岡忠相(東山紀之)は、過去に追放した家臣を探してほしいと南部家当主から頼まれる。一方、北町奉行・伊生正武(高橋光臣)は南部家中のもめ事について調べていた。ある日、妙(松原智恵子)がくず屋から買った仏像の中から大金が出て来て大岡家は大騒ぎに。元の持ち主の浪人・千代田卜斎(片岡鶴太郎)に返そうとするが、卜斎は頑として受け取らない。やがてその卜斎が南部家当主が探している人物だと分かり…。

「友情の行方」
付木売りのおけい(鈴木梨央)が養生所に担ぎ込まれた。労咳と診た新三郎(寺脇康文)は入所するように言うが、おけいは長患いの母・おつねが心配だとそれを拒否する。ある夜、おけいの長屋を訪ねた新三郎はおつね用に薬包をいくつか置いていく。翌朝、おつねは死亡するが、薬包の中身がトリカブトだったとして、新三郎は毒殺の嫌疑で北町奉行所の囚われの身となる。忠相(東山紀之)は新三郎の無実を証明するべく、白洲に臨む。

「消えた密書」
将軍・吉宗(平岳大)が急病で倒れ、世継ぎ問題が発生。嫡男・家重派と次男・宗武派の真っ二つに幕閣が割れる事態の中、宗武が老中・松平乗邑(田村亮)へ宛てたと思われる密書を手にした奥女中が何者かに斬られ、そこに居合わせた下っ引きの子吉(山崎裕太)も大けがを負って昏睡状態となる。どこかへと消えた密書の行方を両派は躍起になって探すが、忠相(東山紀之)だけは今は争っている時ではないと幕閣の前で主張する。

「孝行息子の毒団子」
親孝行で評判だった喜助(迫田孝也)が父親の太兵衛(花王おさむ)を毒入り団子で殺害する事件が起こる。認知症が進行した父親の世話に、女房のお清(木内晶子)ともども疲れ切った上での犯行だと、自らの罪を認める喜助だが、忠相(東山紀之)はその態度に違和感を抱く。一方その頃、南町奉行所の同心たちは、老人ばかりを狙って金を奪う騙り集団を追い詰め、捕らえようとしていたが、そこに突然お清が包丁を手に現れる。

「すばらしき人生」
大工の佐吉(波岡一喜)が十両もの大金を盗んだ疑いで捕まる。しかし、同心たちが佐吉の周辺を調べると、出てくる証言は佐吉の人の良さを示すものばかり。やがて、佐吉は捕まる前の晩に大工仲間の徳次(佐藤祐基)と賭場に行ったことが分かるが、佐吉はそのことを否認する。忠相(東山紀之)は佐吉のその態度に違和感を抱く。一方、佐吉と同じ長屋に住む住民たちは、佐吉を助けるために十両を集めようと募金活動を始める。

「命を賭けた恩返し」
北町奉行所の同心・鴨田(山口馬木也)が、商人・又三殺しの疑いで捕まる。怒った北町奉行の伊生(高橋光臣)は即座に鴨田を罷免するが、忠相(東山紀之)は悪びれる様子もなく罪を認める鴨田の態度に違和感を覚える。一方、殺された又三には、行方をくらましている根付師の梅次(内野謙太)との間にいさかいがあったことが分かる。梅次は又三を実の親だと思っていたらしい。やがて梅次が、自分が又三を殺したと自訴して出てくる。

[終]「新たな御法」
菓子屋の女将・おたき(倉科カナ)には人に知られてはいけない過去がある。喜八(渋川清彦)という男に支配され美人局をさせられていたのだ。その喜八が10年ぶりに現れ、おたきを強請るようになる。一方、喜八に商家の若旦那を殺害した疑いがかかるが、証拠が見つからない。喜八を裁くにはおたきの証言が必要となるが、その時はおたきも同罪となってしまう。忠相(東山紀之)は旧悪を免除する新たな法度の必要性を幕閣に訴える。

キャスト

大岡忠相(東山紀之)
榊原伊織(勝村政信)
結城新三郎(寺脇康文)
雪絵(美村里江)
三次(近藤芳正)
伊生正武(高橋光臣)
求次郎(吉田隼)
村上源次郎(高橋長英)
吉本作左ヱ門(寺田農)
妙(松原智恵子)
徳川吉宗(平岳大)
松平乗邑(田村亮)

脚本・主題歌など

【脚本】
尾西兼一
いずみ玲
朝比奈文邃

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