ストーリー
昭和17年。動物好きの学生・太一はアルマという名のシェパードを預かることになる。飼い主の健太と千津という子どもたちを引率していた教師・史子に一目惚れしたからだ。そして、アルマの優秀さの虜になり、アルマを軍犬として育てあげる。
そして、アルマに軍から招集がかかる。涙を流して別れを拒む子どもたち。太一は自らの判断を悔やみ悩む。アルマが戦地に行ってから1か月後、太一は、軍犬の訓練士としてアルマのいる満州へ渡る決意をする。そこで待っていたものは、太一の想像を超えた現実だった…。
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各回のあらすじ
戦時中、獣医を目指す学生・太一(勝地涼)は、近所の子ども(加藤清史郎)から、アルマという犬の飼育を託される。しかし食糧難が進み、太一は仕方なく、アルマを軍犬育成所に送り込む。運動能力に、たけていたアルマは“軍犬”として、中国大陸の戦場に送り出される。泣き崩れる子どもを見て、立ちすくむ太一。自らも調教師として、大陸へ渡ることに。しかし、そこで太一とアルマを待ち受けていたのは、過酷な戦場の日々だった。