土曜ドラマ
「チャレンジド 第1シリーズ」

初回放送

2009年10月10日(土)から放送[連続5回]
毎週土曜午後9時 総合

ストーリー

全盲となった教師が復職への困難を乗り越え、生徒たちや同僚の教師たちとのふれあいの中で成長していく、愛と感動のヒューマンドラマ。

「チャレンジド(challenged)」は英語で障害者をさす。神からチャレンジという使命を与えられた人の意。
教職への夢をあきらめず、苦難を乗り越えて教壇に復帰し、持ち前のひたむきな姿勢とたゆみない努力で、生徒達に人を愛することの大切さを教えていく主人公と、生徒たちとの心の交流を通して現代の教育のあり方や意義を問いかけるドラマ。

もっと読む

各回のあらすじ

第1回「熱血教師、再び!」
塙啓一郎(佐々木蔵之介)は熱血中学教師だったが、難病で失明し失業する。リハビリセンターで点字や、白杖(はくじょう)の使い方を必死で覚え、再び教壇に立ちたいと思うが、都内の学校からは断られる。しかし、妻の幸江(富田靖子)の恩師で、静岡県で校長をしている花村聡吉(西郷輝彦)が採用してくれた。教師たちは採用に反対で、啓一郎に非協力的。担任になったクラスには、パニック症候群に悩む比夜(小池里奈)がいた。

第2回「パートナー」
啓一郎(佐々木蔵之介)は、副担任の京子(村川絵梨)に手伝ってもらって授業をしようとするが、啓一郎に担任を奪われた京子に反発され、独力で授業を進めることに。教室での失敗を生徒が助けてくれるが、「生徒は単に盲目の教師を珍しがっているだけだ」と、花村校長(西郷輝彦)は厳しい。啓一郎からテストの採点を頼まれた京子は、答案を紛失。夜の川で必死に答案を探す啓一郎の姿に心を打たれた京子は、啓一郎に協力し始める。

第3回「14歳のメロス」
生徒の父母が啓一郎(佐々木蔵之介)の授業に不安を感じているので、啓一郎は授業参観を行う。ある程度父母の理解を得られるようになるが、秀彦(竹内寿)の母親は秀彦を私立の中学に転校させるという。啓一郎は秀彦と一緒に走り、秀彦が父親の家庭内暴力に悩んでいると知る。秀彦と母親を守るため、啓一郎は2人を自宅に泊める。2人は勇気を奮って父親と話し合い、父親は家庭内暴力を克服するため、心療内科に通うことになる。

第4回「悲鳴が聞こえない」
修学旅行に同行することが許されない啓一郎(佐々木蔵之介)は、有給休暇を取って強引に旅行に合流する。その旅行中、生徒の友坂真鈴(藤本七海)がいじめを受けて山中で行方不明になる。啓一郎と京子(村川絵梨)が身投げしようとしていた真鈴を見つけ、道に迷いながらも無事に連れ戻ることができた。学校に戻ってから、啓一郎は真鈴をいじめていた月本麗(夏未エレナ)と話をしようとするが、麗は拒絶する。

第5回<終>「さよなら、先生」
真鈴(藤本七海)を遭難させた啓一郎(佐々木蔵之介)は教師として適格かどうか、教育委員会が審議を始める。一方、真鈴をいじめていた麗(夏未エレナ)が学校を休む。啓一郎はフルマラソンに挑戦し、完走できたら麗はクラスに戻るという賭けを麗とする。マラソンでは、クラスの皆が交代で啓一郎の伴走をし、最後に麗がやってきて伴走する。クラス全員に迎えられてゴールする啓一郎。そして、教育委員会から届いた結果は…。

キャスト

塙啓一郎(佐々木蔵之介)
塙幸江(富田靖子)
ポン太
新谷京子(村川絵梨)
筧丈治(夏八木勲)
花村聡吉(西郷輝彦)
落合拡(田中 実)
山崎ロビンソン武(川平慈英)
板橋律子(くわばたりえ)
阿掛登志彦(南 周平)
月本麗(夏未エレナ)
奥寺比夜(小池里奈)
友坂真鈴(藤本七海)
鵜飼秀彦(竹内 寿)

脚本・主題歌など

【作】
渡邉睦月

ページトップへ