月曜ドラマシリーズ
「風子のラーメン」

初回放送

2003年2月10日(月)から放送[連続5回]
毎週月曜午後9時15分 総合

ストーリー

竹山洋脚本「風子のラーメン」が登場!忘れかけた「人情」と「ふれあい」をお届けします。

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各回のあらすじ

第1回「夫婦の味」
東京・早稲田にあるラーメン店「竜門」で、思い詰めた様子でラーメンを食べていた女(市原悦子)が突然気を失う。元刑事である店主の竜平(大滝秀治)は事件の臭いをかぎ取り、その女・藤島風子を店で雇う。目白東警察署の刑事・立花(藤竜也)と沢田(井川遥)は風子の過去を調べ、4年前に夫が借金苦から自殺していたことを知る。クリスマスの夜、竜門を出ていこうとする風子を立花は追いかけ、自分の心に素直になれと諭す…。

第2回「涙の味」
風子(市原悦子)の夫・藤島志郎(石田太郎)を借金漬けにした金融業者・高野(坂上忍)と函館刑務所で接見した立花(藤竜也)は、志郎の死が自殺ではなく「殺人」であったとの思いを強くする。一方、竜門には妻と娘を酔っぱらい運転のトラックにひき殺された男・大竹(蟹江敬三)が通ってくるようになる。風子との交流の中で、大竹の憎しみに固まった心は徐々に溶けてゆく。そんなおり、風子の長女・洋子(江口由起)が現れ、志郎が自殺した事件の再捜査を求める。いま事件は、殺人捜査に切り替わろうとしていた…。

第3回「幸せの味」
神楽湯で客の老人・波川(加藤武)が手榴弾を振りかざして大騒ぎになる。バブル崩壊の爪痕が、慎ましく暮らす老夫婦にも及んでいたのだ。風子(市原悦子)は何かと波川夫婦の面倒を見るが、妻の清子(渡辺美佐子)は頑なに心を閉ざす。
 そんなおり、立花(藤竜也)が風子の子供を連れてくる。次女の愛子(占部房子)が、風子の夫・志郎(石田太郎)の残した手帳を持っていたのだ。風子に、真実を突き止める勇気が湧いてくる…。

第4回「母の味」
 風子(市原悦子)は出前先の刑事課で、理子(坂口良子)に出会う。理子は夫と娘が殺害されたにも関わらずサバサバしており、懲役18年という不当に軽い判決も受け入れようとしている。そんな理子の本心を見抜いた風子は、自分のラーメンを食べるように誘う。
 風子の夫・志郎(石田太郎)の再捜査が中止となる。また高野(坂上忍)の出所決定を知らされ、風子は大きなショックを受ける。しかし、理子にラーメンを食べさせ励ましながら、自分もまた崩れそうな心を奮い立たせようとする…。

第5回「真実の味」
風子(市原悦子)の夫を殺した犯人・高野(坂上忍)が出所し、「竜門」へとやって来る。風子は高野に謝罪して貰えると信じ、自分の作ったラーメンを高野に出す。しかし、謝罪どころか高野は悪態をつき、「竜門」で暴れ出す。その根っからの悪党ぶりに風子は失望するのだが…。

キャスト

藤島風子(市原悦子)
立花 豪(藤 竜也)
沢田智子(井川 遥)
正木竜平(大滝秀治)
正木涼子(深浦加奈子)
正木繁夫(柳家花緑)
横山周平(山本晋也)
朝日奈(小倉久寛)
高野鋼三(坂上 忍)
河野ゆうこ(星由里子)
村岡八十八(宝田 明)

脚本・主題歌など

【脚本】
竹山 洋
【音楽】
羽田健太郎

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