土曜ドラマ
「実験刑事トトリ2」

初回放送

2013年10月12日(土)から放送[連続6回]
毎週土曜午後9時 総合

ストーリー

登場人物たちのいきいきした魅力と、本格推理の面白さにあふれた刑事ドラマが二年目を迎えます。
大学の研究室で動物生態学を研究していた主人公は一念発起して警視庁の特別捜査官の中途採用試験を受験し、晴れて合格。念願の捜査一課に刑事として配属される。
正義感の強い若手刑事が彼と組むこととなり、後輩にとっては何とも扱いづらい年上の新人刑事とのコンビが誕生。論理的思考を駆使して仮説を組み立て、実験のような緻密さで捜査に当たる風変わりな新人と、現場を知っているのは自分のほうだと自負する青年刑事は、時にぶつかり、時に助け合いながら、犯人へと迫ってゆく。
そして、あれから一年。
二人の前に、より手ごわい犯人たちが次々にあらわれる!

もっと読む

各回のあらすじ

第1回「罪深き建築家の肖像~実験刑事ふたたび」
世界的な女性建築家・久保美千代(木野花)は仕事でペアを組む男性建築家・内藤(丸山智己)から独立を切り出される。アシスタントの女性・有香(大和田美帆)との結婚を機に独り立ちをしたいというのだ。美千代は自分の顧客たちが有香の強引なセールスによって内藤の新しいアトリエへと奪われていることを知り、有香の殺害を計画する。

第2回「鍵をかけた科学者」
新エネルギーの開発研究に日夜取り組む大学の准教授・望月(萩原聖人)は、指導教授の二階堂の研究テーマには限界があり、自分の研究こそが人類の未来に資すると信じていた。自分の研究する化学薬品の開発が成功すれば、エネルギー革命が起こることは間違いない。その思いを胸に秘めた望月は科学によるトリックを用いた二階堂の殺害を考案し、都鳥たちの目を欺こうとするが…。

第3回「偽りの断崖~写真家の仕掛けたわな」
写真界の第一線で活躍する大坪知里(横山めぐみ)はある男から脅迫を受けていた。男をひそかに殺害するため、彼女は時間的にも場所的にも完全なアリバイを捏造し、犯行を実行する。写真家ならではの巧妙かつ大胆なトリックがそこには仕組まれていた。都鳥(三上博史)も安永(高橋光臣)もそれを見破ることがなかなかできず、捜査は難航する。そして彼女の犯行の真の狙いは・・・。
第4回「ビリヤードが終わったあとに」
世界大会出場を控えるプロのビリヤード選手・楠木忠之(成河)は自らが経営するプールバーの常連客・池山隼人(金井勇太)を自宅に招き、ビリヤードのテクニックをインターネット生中継で披露していた最中に強盗に押し入った池山に危うく殺されかけるという偽装をし、正当防衛のふりをして池山の命を絶つ。都鳥(三上博史)と安永(高橋光臣)の捜査が進み、やがて楠木と池山の複雑な関係が明るみに出るが…。

第5回「秘密~ある小説家の死について」
ベストセラーを連発する人気小説家・宮部は、彼のマネージメントを担当するエージェントの和久井によって焼死体とされてしまう。和久井には完璧なアリバイがあり、真相を誰も見破ることができない。都鳥(三上博史)は和久井の周辺を丹念に調べ、少しずつ真実を手繰り寄せていく。そして明らかになるのは、ある驚くべき事実だった…。

第6回「学園がけがされる時」
とある私立学園の理事長・亜希子(岸本加世子)は、学園の経理をめぐる不正にひそかに手を染めており、そのことを若い教師・香織(吉田羊)に知られ、強く非難される。亜希子は香織の口を封じるための犯行を計画し、初等科の合唱部の合宿訓練を利用して彼女を殺害する。合宿所にある建物のあいだの距離を考えると、亜希子が殺害を犯すことは絶対に不可能である。都鳥(三上博史)はそこに仕掛けられた大胆なトリックに迫ろうとして…。

キャスト

都鳥博士(三上博史)
安永哲平(高橋光臣)
マコリン(栗山千明)
川中弥生(高橋愛)
三船隆昭(笹野高史)

脚本・主題歌など

【作】
西田征史
【音楽】
佐橋俊彦

ページトップへ