月曜ドラマシリーズ
「夏の日の恋」

初回放送

2002年6月24日(月)から[連続6回]
毎週月曜午後9時15分 総合

ストーリー

もし54歳の熟年女が、恋に落ちたとしたら。人生の黄昏時を迎えた女性の、一夏の淡い恋。笑いとペーソスにあふれたロマンチック・コメディ。

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各回のあらすじ

第1回「これが、運命の出会い!?」
失踪した夫が残した仕出し弁当屋を、27年間必死に切り盛りしてきた猛烈おばさん・千恵子(岩下志麻)は、義理の妹・夏子(松坂慶子)が経営するダンス教室で、タンゴを踊るのを唯一の楽しみにしていた。
そんなある日、一人息子の哲(緒形直人)に見合いの話が舞い込む。中学教師を辞めてフラフラしている哲が、将来を考えるきっかけになればいいと、千恵子は見合い話を承諾するのだが、見合い相手・林檎(岩崎ひろみ)の父親・敬一郎(津嘉山正種)に、なんと千恵子自身が恋をしてしまうのだった…。

第2回「もしかして、もしかして」
息子・哲(緒形直人)の見合い相手の父親・相澤敬一郎(津嘉山正種)に密かに好意を持った千恵子(岩下志麻)とその義妹・夏子(松坂慶子)。相澤に積極的にアプローチをする夏子をうらやましく思いつつも、どうしていいのかわからない。そして見合いの翌日、相澤の突然の来訪に、千恵子は20数年ぶりに訪れた「恋」の予感を感じるのであった…。

第3回「もう、どうにも止まらない」
千恵子の微かな変化に気づいた義父・烈斗(池辺良)は、千恵子(岩下志麻)に新しい人生を考えさせようと、スーツの新調を思い立つ。千恵子は、そのスーツをテーラーである相澤(津嘉山正種)に頼みに行くことになる。仕事場で精魂こめて働く相澤に感動し、新たに信ずべき「恋」が増幅するのであった。
 千恵子は、夏子(松坂慶子)の相澤への猛烈なアタックを冷静に見つめていたのだが、二人の家族的親密さは、いつしか女同士のライバルへと変わっていくのであった…。
第4回「そして、まだ恋は終わらない」
夏子(松坂慶子)と相澤(津嘉山正種)が抱き合っているところを目撃してしまった千恵子(岩下志麻)は、その理由を問いただすことも出来ずに、悶々とする。烈斗(池部良)のスーツの仮縫いに相澤が訪ねて来るも、思いとは裏腹の言葉をぶつけてしまう千恵子。一方夏子は、夫・秀喜(梨本謙次郎)に離婚届けを付きつけられる。行き場を失った千恵子と夏子の行動は、哲(緒形直人)をも巻き込んで思いもかけない方向へと…。

第5回「君といつまでも」
千恵子(岩下志麻)の朝帰りは、春日家に波乱を起こす。相澤(津嘉山正種)への思いを確信した千恵子だったが、哲(緒形直人)宛てに送られてきた小包を見て動揺する。それは、失踪した夫が旅先で残したものだった。このことをきっかけに、夏子(松坂慶子)は、千恵子と相澤を後押しし、哲と林檎(岩崎ひろみ)は急接近していく。過去と現在の狭間で迷い苦しむ千恵子に、あらたな衝撃が…!

第6回「27年目の奇跡」
春日をやめる、と烈斗(池部良)の爆弾発言。千恵子は、勢いにまかせて相澤(津嘉山正種)にプロポーズするも、やさしくたしなめられてしまう。哲(緒形直人)は、母を思いやって春日を継ごうとし、夏子(松坂慶子)も秀喜(梨本謙次郎)との別れを決意する。千恵子は、なかなか答えを出すことが出来ない。母の恋をきっかけに、大きくうねり始めた春日家が行きつく先は?そして、千恵子の恋の結末は…。

キャスト

春日千恵子(岩下志麻)
上原夏子(松坂慶子)
春日 哲(緒方直人)
相澤敬一郎(津嘉山正種)
相澤林檎(岩崎ひろみ)
ホームレス(原田芳雄)
春日烈斗(池辺 良)

脚本・主題歌など

【脚本】
山田珠美
【音楽】
沢田 完

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