BS時代劇
「猿飛三世」

初回放送

2012年10月12日(金)から放送[連続8回]
午後8時 BSプレミアム

ストーリー

江戸時代初期、猿飛佐助の孫、その名も佐助(伊藤淳史)は、忍びの里で修業の日々。家老の娘のお市(水川あさみ)を守ろうと一緒に京の都に飛び出した佐助の冒険が始まる。

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各回のあらすじ

第1回「秘伝七術の巻」
江戸時代初期、猿飛佐助の孫、その名も同じく佐助(伊藤淳史)は、甲賀の里で忍びの修業をするだけのうつうつとした日々。初代佐助の戦友・梅宮主膳(堺正章)の一人娘・お市(水川あさみ)が、京から訪ねてきた。主膳は藩の騒動に巻き込まれ、娘を逃がしたのだ。お市は父のもとに戻ろうと飛び出す。後を追った佐助は、お市と一緒に京に行き、世の中を見ようと決意。京のにぎわいに目を見張る。佐助の冒険が始まろうとしていた。

第2回「忍の巻」
佐助(伊藤淳史)は、螢雪(戸田昌宏)から牢(ろう)人たちの窮状を聞く。牢人を暴発させて一網打尽に、ともくろむ所司代・北倉(梅沢富美男)は、伴蔵(波岡一喜)に指示。お市(水川あさみ)は、牢人の説得に単身乗り込むが、かどわかされる。お市の父・主膳(堺正章)は、身代金の借用を徳三郎(柳葉敏郎)に断られ、身一つで救出に向かう。伴蔵の魔の手が迫る中、かけつけた佐助は「忍」の一字を胸に主膳を守り、懸命に闘う。

第3回「風の巻」
高波藩京屋敷から大金が消えた。主膳(堺正章)が、お市(水川あさみ)が牢人(ろうにん)たちにかどわかされた際に渡したと疑われ、いざ切腹という事態。佐助(伊藤淳史)は、徳三郎(柳葉敏郎)に肩代わりを頼むが、断られる。所司代・北倉治重(梅沢富美男)の謀略だった。そんな折、佐助は服部伴蔵(波岡一喜)率いる鴉一党に襲われ、力を見せつけられる。金を取り戻そうと、佐助は「風」の極意を用い、京都所司代に忍びこむ。

第4回「人の巻」
佐助(伊藤淳史)は、才蔵(細田よしひこ)が貧しい人を追い出す仕事に就くのをとがめる。一方、さぼてん(川崎亜沙美)は、僧に出会って一目ぼれ。佐助は、お市(水川あさみ)に、質素な櫛(くし)を買うが、徳三郎(柳葉敏郎)が持ち込んだ高価な櫛を前に渡せない。右大臣家で琴を披露するお市のお供を申し出るが、主膳(堺正章)から身分が違うと断られる。ろう人狩りの騒ぎの中、佐助は伴蔵(波岡一喜)の一味に襲われる。

第5回「活の巻」
お市(水川あさみ)に縁談が持ち上がる。佐助(伊藤淳史)は、相手の前端玄蕃頭(我修院達也)が4人の前妻を斬った残酷な男だと知り、主膳(堺正章)に婚儀を取りやめるよう訴えるが、藩命ゆえ断れない。縁談は、北倉治重(梅沢富美男)の策略だった。佐助は、お市の苦境にも冷徹さを崩さない徳三郎(柳葉敏郎)に腹を立ててつかみかかるが、現れたお辰(浅野ゆう子)から意外な事実を聞く。一方、お市は悲愴な決意を固めていた。

第6回「同の巻」
お市(水川あさみ)と悪名高い大名・前端玄蕃頭(我修院達也)との婚儀が正式に決まる。主膳(堺正章)もなすすべもない。お市を救いたい佐助(伊藤淳史)は、鬼丸(柳葉敏郎)に教えを請うが「未熟者」と追い返され、鬼丸が北倉(梅沢富美男)の味方ではと疑う。一方、螢雪(戸田昌宏)の仲間の牢人(ろうにん)の妻が、前端に斬り殺された。佐助と螢雪たちは、前端を懲らしめ、お市と破談にさせられないか、思いを巡らせる。

第7回「殺の巻」
鬼丸(柳葉敏郎)が所司代に捕まり、不正を見逃していたとされた主膳(堺正章)は苦境に陥る。ろう屋に忍びこんで鬼丸を問いただした佐助(伊藤淳史)は、主膳とお市(水川あさみ)を逃がすように命じられ、戸惑う。鴉一党に襲われた佐助と主膳を、圧倒的な強さで助ける鬼丸。北倉(梅沢富美男)の悪事を問いただすには、密貿易の証拠の割符を入手するしかない。危険な任務に赴く佐助に、伴蔵(波岡一喜)の手裏剣が突き刺さる。

第8回「天の巻」
北倉(梅沢富美男)の悪事の証拠となる割符を取りに行った佐助(伊藤淳史)を、お市(水川あさみ)は必死に待ち続ける。ようやく戻った佐助を、お市は抱きしめて涙を流す。佐助は鬼丸(柳葉敏郎)に改めて秘伝七術を学びたいと申し入れ、猛特訓の末、忍びの極意をものにする。主膳(堺正章)と鬼丸は、北倉に割符を示し、以後、高波藩取り潰しを企てないと約束させる。佐助には宿敵・伴蔵(波岡一喜)との戦いが待ちうけていた。

キャスト

猿飛 佐助(伊藤淳史)
お市(水川あさみ)
梅宮 主膳(堺正章)
お辰(浅野ゆう子)
徳三郎/猿飛鬼丸(柳葉敏郎)
さぼてん(川崎亜沙美)
才蔵(細田よしひこ)
北倉 治重(梅沢富美男)
服部 伴蔵(波岡一喜)

脚本・主題歌など

【作】
金子成人

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