ドラマ10
「いつか陽のあたる場所で」




初回
放送

2013/1/8(火)から放送[連続10回]
毎週火曜午後10時  総合

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各回あらすじ

第1回「前科ある二人」
初めて好きになった人のために罪を犯してしまった芭子(上戸彩)が7年の刑を終え出所すると、刑務所の中で唯一の親友だった綾香(飯島直子)が出迎える。芭子が家族から与えられたのは、東京谷中にひっそりと建つ亡き祖母の家。綾香も谷中のパン屋で働いているという。二人は寄り添うように新しい人生を歩き始めるが、ある日弟の尚之(大東駿介)が芭子の家を訪ね、「結婚するので、姉さんには戸籍から抜けて欲しい」と強要する。

第2回「強くなりたい」
芭子(上戸彩)で同窓生まゆみ(臼田あさ美)と再会する。綾香(飯島直子)は、まゆみがDV被害者だと見抜き、力になりたいとまゆみ母子を芭子の家に誘うが、前科を持つことを知られたくない芭子は気が進まない。綾香は自分の罪の核心を芭子に明かす。綾香も夫のDVに苦しんできたが、暴力が息子に向けられるようになり、それだけは耐えられずに夫を殺害したという。いつも明るくふるまう綾香の心の闇を初めて知る芭子だった。

第3回「一番会いたい人」
芭子(上戸彩)と綾香(飯島直子)は、パフォーマーの岩瀬圭太(斎藤工)に老人ホームの慰問を依頼し、快諾される。岩瀬のショーは好評を得るが、芭子は認知症の老婦人・チエ(草村礼子)に娘と勘違いされる。芭子は、娘と絶縁状態にあるというチエの娘を思う気持ちに打たれる。そんな時、仕事で谷中を訪れた母・妙子(浅野温子)とたまたま会ったという話を大石(竜雷太)から聞いた芭子は、母に会いたい思いを抑えられなくなる。

第4回「故郷からの伝言」
商店街の福引きが当たり、神戸旅行へやってきた芭子(上戸彩)と綾香(飯島直子)は、綾香の高校時代の友人・倉本(安田顕)と偶然再会する。倉本は綾香が犯した罪を知っていた。事件の後、綾香の家族は厳しい現実に耐えているという。芭子は岩瀬(斎藤工)に電話し、もう会えないと伝える。やっと就職したマッサージ治療院で、院長(近藤芳正)からセクハラを受けた芭子は、綾香から辞めるべきだと諭され、再び院長にまみえるが・・・。

第5回「弟に贈る言葉」
綾香(飯島直子)の出所後初めて父・文彦(前田吟)が上京するが綾香は上手く気持ちを伝えられない。弟・尚之(大東駿介)の結婚式が迫り芭子は気持ちを伝えるべきか迷う。綾香は父の見送りを芭子に頼むが、老人ホームで知り合った幸子(江波杏子)から諭され、列車に乗ろうとする父の元に駆けつけ、つらい気持ちをぶつける。「どんなに離れていても家族は家族」という文彦の言葉に励まされた芭子は、弟に気持ちを伝えたいと思う・・・。

第6回「幸福になる資格」
芭子(上戸彩)は大道芸大会に出場する岩瀬(斎藤工)を見に行くが、輝いている岩瀬と自分は釣り合わないと落ち込み逃げ帰ってしまう。一方パン屋では、綾香(飯島直子)目当てに佐伯(長谷川朝晴)という紳士が通ってくるようになる。妻を亡くした佐伯には9歳の娘がいた。結婚を前提に交際を申し込む佐伯に綾香は「私には人を幸福にする資格がない」と断る。岩瀬に本当のこと隠し続けている芭子は、過去を告白しようと決意する・・・。

第7回「闇からの訪問者」
芭子(上戸彩)は、岩瀬(斎藤工)に前科のことを告白しようと決心する。綾香(飯島直子)は谷中でスリの常習犯・香江子(坂井真紀)と偶然再会する。芭子と綾香は、かつて香江子と同じ刑務所にいた。香江子は綾香の職場とアパートを探し当て、金を出さなければ二人の過去をバラすとを恐喝する。綾香のアパートに駆けつけた芭子は、「人生をやり直したいと二人で精一杯生きている。どうかそっとしておいて」と香江子に懇願するが・・・。

第8回「また会う日まで」
綾香(飯島直子)の父・文彦(前田吟)が海難事故で意識不明との知らせが入る。自分が犯した罪のため、故郷に帰りづらい綾香だったが、芭子(上戸彩)は「私も一緒に行くから」と綾香に帰郷を決意させる。綾香は妹の琴美(中島ひろ子)と久しぶりに再会し故郷に残された家族の苦しみを聞く。一方、芭子の過去を知った大石老人(竜雷太)は妙子(浅野温子)を訪ねる。そして岩瀬(斎藤工)は芭子との関係に静かな決意を固めていた・・・。

第9回「名乗れない母親」
綾香(飯島直子)は息子の朋樹が児童養護施設いること知る。息子と会う資格がないという綾香を芭子(上戸彩)は真心をこめて説得し、一緒に施設を訪ねる。園長(木野花)のはからいで、綾香はパンをプレゼントに来たボランティアということで朋樹と再会する。芭子の弟・尚之(大東駿介)は妻・香織(鹿沼憂妃)に芭子のことを告白。将来一緒にお店を開こうという夢を芭子は綾香に語るが、綾香は密かに谷中を去る決意を固めていた・・・。

最終回「約束のゆくえ」
綾香(飯島直子)は谷中を去る前に妙子(浅野温子)を訪ね、母を愛する芭子の気持ちを語る。苦悩のあまり心臓発作で倒れる妙子。見舞いに行けない芭子は辛い。妙子が密かに芭子のペット服を買っていたと知った芭子が家に帰ると、母が廊下に佇んでいた。数年後高木巡査(福徳秀介)が横町に駆け込んでくる。神戸のパン屋紹介の記事に綾香が写っているというのだ。神戸に駆けつけた芭子は綾香を発見。二人で店を開こうと提案するが・・・。

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