バルサ役 綾瀬はるかさん

精霊の守り人 最終章

大河ファンタジー「精霊の守り人」の最終章が、11月25日(土)から始まりました!
2016年3月のシーズン1から3年にわたりバルサ役を演じている綾瀬はるかさんに、役への思いを聞きました。

いよいよ最終章の放送がスタートしますが、今のお気持ちは?

いよいよ!! やっとこさ!!って感じですね(笑)。シーズン1が始まったときは、「先は長いな」と思っていました。撮影も結構ハードで、シーズン1の撮影が終わったかと思ったら、少し時間が空いてまたすぐシーズン2が始まって「この分だと、永遠に終わらない気がする」と思っていたんです。

クランクアップのときは、いろんな思いがこみ上げてきましたね。「もう顔を黒く塗らなくていいんだ!」という開放感もあったし、その反面「ああ、終わりか。バルサもやりを置くんだ……」という寂しさも込み上げてきて。

思い返せば、シーズン1の放送を見ることで次のシーズンにその反省点を生かすことができたし、時間が空くことで私自身も少し大人になれるから、その分違う気持ちでバルサと向き合えました。そういう経験も、初めてでした。



最終章は、故郷に戻ったバルサが自分の過去と向き合っていくというストーリー。演じてみて、どんなことを感じましたか?

バルサは、チャグム(小林 颯)に出会って、はじめて“守る”ことを経験しました。自分を守ってくれたジグロ(吉川 晃司)と同じ目線に立つことで、初めてジグロの思いに気づいたり、それまでは感じたことのなかった母性という感情が芽生えたりしたんです。

その一方で、「自分が、ジグロの人生を変えてしまったんじゃないか」という負い目と、それとは裏腹に「私だって、好き好んでそうしたわけじゃない」っていうバルサなりの葛藤もあって……。

最終章では、そんなバルサが故郷・カンバルに帰ることで、自分の心の深いところに向き合わざるを得なくなる。そして、これまで自分の中に押さえ込んでいた感情が、ぶわっと爆発するんです。

それらすべてを受け入れたとき、本当にバルサは強くなるんだということを感じました。最終章では、自分の過去を受け入れることで、人にもっと優しく、そして素直になったバルサを見ていただけると思います。



アクションシーンの見どころは?

最終章では、やりでの戦いが、まるで舞を舞っているように見えるという「やり舞い」という立ち回りのシーンが出てきます。上橋菜穂子さんの原作を読むと鮮明にイメージできるのですが、今回はそれを実際演じることになって、私自身も楽しみでした。

手ごたえとしては、すごくうまくできたと思います! 難しかったというよりも、「楽しかった!」という感じかな。ぜひご覧いただきたいです。


最終章の撮影のときは、どんなトレーニングをしたんですか?

シーズン1、2のときは、やりの使い方にも慣れていなかったので、まずは筋トレしなくちゃ!と思って、毎日のように頑張りました。そのおかげで最終章のときには、ある程度体の動かし方が身についたし、やりも軽く感じられるようになったんです。よりかっこよく見えるように、腰の入れ方や脚の力の入れ方など、体幹を使うことを重点的に意識しました。


戦争や天変地異なども描かれますね。

人同士、国同士が争う中で、地面がグラグラし始めて……。最終章では、人は大自然にあらがえないという部分も描かれていきます。上橋さんの原作は、ファンタジーだけど現代に通じている物語なんです。

ひとり一人がちゃんと強くならないと、結局国同士の争いになる。そうならないために、みんなが手をとりあって、仲良くやっていくことの大切さをすごく感じました。



バルサ役は、ご自身の中でどんな存在ですか?

ここまで顔を黒く塗って、作りこんだ役は初めてでした。歩き方、話し方、食べ方……どれをとっても、自分が今まで演じたことのない役だったので、最初は本当に難しかったですね。それが演じていくうちに、だんだん自分の中にバルサ像が出来てきて……。

つらい経験をいっぱいしてきたからこそ、弱い人にも優しくできる。そんな、“真の強さ”を持つ女性がイメージできるようになってきて、「私、こういう役もできたんだ!」と思いました。自分の可能性を大きく広げてくれた役でした。

プロフィール

綾瀬はるか(あやせ・はるか)
綾瀬はるか(あやせ・はるか)
1985年生まれ、広島県出身。2001年に女優デビュー。NHKでは、大河ドラマ「八重の桜」主演ほか。主演映画「今夜、ロマンス劇場で」が2018年2月10日(土)公開予定。2019年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」への出演も決まっている。

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