東京にある秘境を調査! そこには貴重な命があった!

NHKスペシャル「秘島探検 東京ロストワールド」

9月16日(日)[総合]後9:00~9:49「第1集 南硫黄島」
9月29日(土)[総合]後9:00~9:49「第2集 孀婦岩」

東京にある秘境の島を探検する2本シリーズ。
各分野を代表する科学者や冒険家、NHKの潜水、山岳クルーが特別チームを組み いままさに進化が起きている現場や、深海に暮らす古代の生き物の撮影に成功した。

NHKスペシャル
秘島探検 東京ロストワールド

「第1集 南硫黄島」

【放送予定】9月16日(日)[総合]後9:00~9:49

【再放送】9月27日(木)[総合]前1:00~1:49 ※水曜深夜

第1集の舞台は、東京都心から南1300kmに浮かぶ絶海の孤島、南硫黄島だ。海は荒れ、四方は断崖絶壁に囲まれているため、簡単に近寄ることはできない。今回、特別な許可を得た科学調査隊が、ドローンも駆使した島の本格的な探検を初めて敢行。NHKのクルーが同行した。研究者たちは、この島が生物の進化を観察できる地球上で数少ない場所のひとつだと考えている。最大の特徴は、急激な高度差によって、熱帯から温帯までの環境がひとつの島の中にひしめき合うという点。島にたどり着いた生き物が、環境に応じて新しい種に進化していく姿を目の当たりに出来るというのだ。過酷な登山、大量の海鳥たちの突然の襲来。困難な調査の末、調査隊は新種を続々と発見していく。そして、生物の進化の不思議を物語る小さな生き物に巡りあう。

ナレーション・西島秀俊さんメッセージ

西島秀俊

はじめて映像を見たとき、こんなにすごい島が東京の近くにあるなんて…と非常に驚きました。南硫黄島は、見た目も神秘的で、島の雲ひとつにしても、どこか非現実的で本当に印象深い島だなと思いました。人と関わっていない自然の姿がそのまま残ったその特殊な生態系にはとても興味をひかれます。

また、登場する研究者の方たちがとても個性豊かで、皆さんそれぞれの研究内容に夢中なので、南硫黄島での発見に次ぐ発見に大興奮されています。僕もそうですが、素人から見るとちょっとした変化にしか見えないのに、実はそれが生物進化の根幹の謎に関わるすごい発見だったということがわかり、ナレーションを録っていてもワクワクが止まりませんでした。スタッフに「西島さん、もうちょっと落ち着いた感じで」と言われた場面もあったほどです(笑)。

今回のシリーズは、“東京のこんなところにこんな不思議な場所があったんだ”と調査隊の皆さんと一緒に冒険する気持ちになって楽しんでいただけたらと思います。童心にかえって、夢や探究心などを思い出して一緒に見ていただけるとうれしいですね。子どもたちが見てもワクワクする冒険と発見のストーリーは、どんな世代の皆さんにも絶対に楽しんでいただけると思います。

ナレーション・和久田麻由子アナウンサーメッセージ

和久田麻由子

何より印象に残ったのは、番組のクライマックスに登場するわずか2ミリの小さな生き物です! この小さな生き物の進化を解明することこそが地球上のあらゆる生物の進化の秘密をとくカギだとわかるにつれて、わたしの中でドキドキ、ワクワク感がどんどん強くなっていきました!
南硫黄島は地球の縮図! とても魅力的です!

番組担当・村上洋介プロデューサーメッセージ

南硫黄島は、写真を見てくださればわかるとおり、おにぎりのような形をしたとても愛らしい島です。できて3万年、地質学的には、生まれたばかりの赤ちゃんと言っていいほど極めて若い島です。この島にどうやって生き物がたどり着いて進化し、島自体がどう色づいていくか、リアルタイムで記録していくことは、誰もやったことのない価値の高い仕事です。科学者の皆さんの目の輝きも、ぜひ見てほしい大きなポイント! 番組を見てくださった皆さん(特に子どもたち)の中から、次、そのまた次に南硫黄島の調査隊に参加したいと思い、科学の道を志す方が1人でも出てきてくれたら最高だと思っています。私たちの世代だけで完結する研究では決してありませんので!


「第2集 孀婦そうふ岩」

【放送予定】9月29日(土)[総合]後9:00~9:49

第2集の舞台は、東京都心から南へ650kmの伊豆諸島最南端。大海原にそびえる巨大な岩の柱だ。高さ100mの断崖絶壁、東京都・孀婦岩。まるで海面から空に向けて包丁を突き立てたような形をしている。いったいどうやってこんな不思議な岩が生まれたのか? そして、どんな生きものがすんでいるのか? これまで詳しい調査が一度も行われたことがない「空白地帯」のため、知見はほとんどない。番組は2年間かけ、科学者やエンジニアらと共に初の科学調査に挑んだ。垂直の崖をロープひとつで登ると、正体の知れない生きものが岩の隙間から次々と現れる。周囲の海からは、まか不思議な深海魚が次々とあがる。科学者は幻の古代魚、シーラカンスさえ見つかるかも知れない環境だと興奮する。空前絶後のスケールで数々の深海探査機を投入。そしてついに見つけた、巨大魚の正体とは?

番組担当・天野元裕プロデューサーメッセージ

初めて孀婦岩の写真を見たときのことです。「何コレ!?」って思わず叫びながら、ものすごくドキドキ、ワクワクしたのをよく覚えています。都心から南へ650㎞。絶海の大海原に「ポツン」と立っている、高さ100m、断崖絶壁の岩の柱。日本の、しかも東京都に、こんな不思議な場所があるなんて! 心底驚くとともに「こんな奇っ怪な岩が、いったいどうやってできたんだろう?」と考えずにいられませんでした。さらに聞けば、周囲は水深2,000mもある「深海」。島とその周囲の海の中は、これまで本格的な科学調査がされたことがないため、生息する生き物も謎だらけだと言うんです。こんな所を調査したら、いったいどんな出会いがあるんでしょう? 想像するだけで、ドキドキ、ワクワク! 撮影を進めたのは、小笠原の深海であのダイオウイカの映像をものにした取材チームです。気鋭の研究者やエンジニアの皆さんと、みんなでドキドキ、ワクワクしながら挑みました。手に汗握る大冒険ドキュメント、ご期待下さい!

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