どんな状況の方にも、本当に大事な情報を伝えていく

三宅民夫のマイあさ!

毎週月曜~金曜[ラジオ第1]前6:40~8:28

「おはよう日本」「NHK紅白歌合戦」「NHKスペシャル」etc…
NHKを代表する数々の番組に出演してきた、三宅民夫さんが4月から生放送のラジオ番組のキャスターに就任!
番組タイトルはその名も「三宅民夫のマイあさ!」。
毎週月曜~金曜、朝6:40~8:28まで、最新のニュースから政治・経済・注目の社会情勢、スポーツの話題までわかりやすくお送りしています。

今回はそんな三宅さんにインタビュー!
ラジオとテレビの違い、リスナーへの思い、毎日のルーティンなどを伺ってきました!

 聴いている方々の「心の窓」になれたら

──放送スタートからしばらくちましたが、手ごたえはいかがですか?

ラジオは、リスナーがキャスターに対するなじみが深いものなので、最初は私に交代したことに違和感を覚える方が多くて「どうしようかな」と悩みながらやっていました。けれど日が経つにつれて徐々にそういう声が少なくなり、ようやく反応も落ち着いてきた感じです。番組では、生のニュースをお届けすることはもちろん、ニュースを掘り下げていくほか、ゲストをお呼びする「三宅民夫の真剣勝負!」というコーナーもあります。ゲストを呼んでお話を聞いていく機会は、週に何回かありますから、迎える側としてズシリとした責任を感じていますね。

──三宅さんの出演は前6:40からですが、その前の5:00~6:30の「マイあさ!」も含め、この番組には複数のキャスターの方々が出演されていらっしゃいますね。

田中孝宣さん、高嶋未希さん、大久保彰絵さん、吉松欣史さん、気象の伊藤みゆきさん、ローカルのキャスターの人たち。みなさん若いのに本当に大したもので、非常に落ち着いています。どんな場面でもたじろがない、“良いもの”をもったメンバーです。このメンバーだからこそ、安心して放送に臨めているんですよ。僕はすぐ緊張してしまうので、頼もしいかぎりです(笑)。

──番組名のとおり、毎朝番組を届けるうえで、リスナーに対しての思いは?

きっと、大体なにかをやりながらラジオを聴いていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。仕事をしながら、食事を作りながら、洗濯をしながら。あるいは、病気療養中でベッドにいる方も聴いていらっしゃると思います。どういう状況の方にも、音だけでその日の朝のニュースと空気、それから伝えるべき情報がよく伝わるようにするにはどうすればいいか…ラジオを聴いている方の心の窓になれるように、そんなことを意識しています。

ラジオブースの窓からは外の様子が良くわかります!

 実は間違えやすいのが…!?

──起床から放送まではどんなスケジュールで動いているのですか?

朝は4時起きで、何も食べないと頭がボーッとしてしまうので、フルーツやヨーグルト類を食べて、洗面をし、飼い犬の頭をなでて(笑)、4時半に自宅を出発。5時ちょっとまわったころにNHKに到着すると、6時ぐらいまでにニュース以外の台本などを準備します。

──なるほど! なかでも注意深くチェックするところは?

実は、最初に発する「○月○日○曜日」です。これ、結構間違えるんですよ。「おはよう日本」で何回かやってしまったことがあったんです(苦笑)。
なのでそこから確認をして、つなぎの言葉や、気象情報担当の伊藤さんとどんな会話をしたらよいか、そのベースを探すためにテレビでやっている天気予報のお天気カメラなどをチェックします。6時をまわると今度はニュースの下読みです。放送が始まったら、ニュース・気象情報をお伝えして、またスタジオを出て7時台にゲストがいらっしゃる場合は打ち合わせ。そして7時前にはブースへ戻り、そこからはずっと放送に専念といった形です。

──放送終了後はどんなことをされていますか?

全体の反省会のようなものを5分程で行います。それから次の日の放送内容の説明を受けながら、私がリスナーだったらその情報を知りたいと思えるか、大事なことと思えるかを考えます。ディレクターとディスカッションをして、次の日の流れを編み出そうという感じですね。

 情報は「付加」よりもあえて「マイナス」に!

──「ま(↑)いあさ」と「まいあさ(→)」という、番組名のイントネーションが、インターネット上でも話題になっていましたね。

僕は朝だから頭高とうだかの「ま(↑)いあさ」のほうが勢いもあっていいかなと思ってそう発音しているのですが、部内でも受け取りようがいろいろあってですね(笑)。そうしたら、リスナーの方からお便りをいただいて結構盛り上がり、こういうことがあるんだなと思いました。双方向性はラジオの特徴であり、宝ですよね。しかもTwitterというツールの力も加わり、よりラジオが活性化されていくように思えます。

──三宅さんが思う、ラジオとテレビの朝の番組の違いとは?

テレビのほうが情報を詰めこんでいる感じがしますね。ラジオはあえて情報量を絞って時間をかけてやっています。付加をするよりも、マイナスに、削り落とすことによってより伝えていこうというスタンスです。話題によっては、テレビよりも深く伝わっているものが間違いなくあるように思います。もちろん、テレビにはかなわないこともたくさんありますけど、“ラジオは割とぜいたくな伝え方ができるのかもしれない”と思うようになりました。

なんと言えばいいのでしょう…テレビは放送する側の顔は映っていますが、視聴者の方の声は、テロップなどの「文字」で表示されることが多いです。対してラジオでは、私がしゃべっていることも、リスナーのみなさんの声も、同等の形で番組の中に入ってくる。その分、リスナーの声は重い。リスナーの方の反応というのは、常に思考のなかにありますね。「これは感想がわかれるかもしれないから意見を寄せてもらいたいな」とか、「あとで話し合う時間を作ろう」とかね。

──ベテランアナウンサーである三宅さんの声を保つ秘訣は、何かありますか?

のどは力を入れすぎて発音すると負担がかかるので、出来るだけ脱力をして無理な負担をかけない話し方を意識しています。しかし、年を取るとだんだん高音が出にくくなるってご存知ですか? 日本語は高低の変化で伝えていきますから、高音が出なくなると単調になってしまうんですよ。専門的なことはわかりませんが、のどぼとけを動かす筋肉が高音を出すことに関係しているそうで、ハミングみたいな調子で裏声を出すようにその部分の鍛錬をしています。老化は放っておいても進んでいきますし、あらがえるものでもないかもしれませんが、少しでも高音が保てるように…と思っているところです。

あと、実はいままであまり風邪を引いたことがなかったのですが、この朝の勤務になってから2回のどが痛くなってしまいました。どこかで免疫力は落ちているんですよね(笑)。消炎と殺菌を兼ねたのどスプレーを常時持ち歩いて、ちょっとでも変な感じになったら噴霧をしています。

 みなさんの声を、お寄せください!

──三宅さんがラジオでこれから先、やってみたいことは?

上手ではないけれど、語りの能力はそれなりにテレビで鍛えられてきたので、それを生かす企画をいつか提案してみようかなとは思っているんです。朝に元気が出るような心地よい詩の朗読コーナーなど、いかがでしょう?

──最後に、みなさんにメッセージをお願いします!

本当に大事なことが、どういう状況にある人にも届くように伝えていこうとやっています。知りたくなったこと、「いや、それは違う」と思ったことなどありましたら、番組までその声を届けてください。寄せられるみなさんからの声も合わせて、毎日の放送をお送りしていきます!

ちなみに足元はサンダルです!

ほがらかな笑顔で、たっぷりと語ってくれた三宅さんでした♪ 毎朝のお供に、この「三宅民夫のマイあさ!」、ぜひ聴いてみてください!

「三宅民夫のマイあさ!」

【放送予定】
毎週月曜~金曜[ラジオ第1]前6:40~8:28
※前5:00~6:30には「マイあさ!」を放送中!

▶ 番組ホームページ

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