完成試写会!松田龍平、松山ケンイチらが語る見どころ

プレミアムドラマ「歪(ゆが)んだ波紋」

11月3日(日・祝)スタート!
毎週日曜[BSプレミアム]後10:00~10:49(連続8回)

11月3日スタートのプレミアムドラマ「歪んだ波紋」。
「誤報」を出した記者は「誤報」の被害者を救えるのか!
「プロの記者」が悪意で流した「虚報」の波紋は防げるのか!
メディアの渦中に生きる人々を描く社会派ドラマです。

【あらすじ】
地方新聞社・新神奈川日報記者の沢村政彦(松田龍平)の元に「ひき逃げ事件」の特ダネ情報が舞い込む。夫を亡くし悲しみにくれる妻、森本敦子(小芝風花)。その敦子こそが犯人である、という情報だ。
久しぶりの特ダネに政彦は勢い込む。だがそれは「誤報」だった。否、政彦の同僚・桐野(筒井道隆)が仕掛けた「虚報」であることを、大学同期のネットニュース編集長・三反園(松山ケンイチ)から指摘される。姿を消してしまった桐野を追う政彦。一方、かつて全国紙・大日新聞の記者で、政彦の父と盟友だった相賀正和(長塚京三)が政彦を訪ねてくる。相賀は同僚だった垣内智成(イッセー尾形)の自殺は、垣内が15年前に出してしまった「誤報」が原因ではないかと調べ始めていた…。

完成試写会に出席した皆さんのコメントをご紹介します。

松田龍平(主人公・沢村政彦 役)

実はいま現在も、毎日試行錯誤しながら撮影をしている最中です。生々しいリアルな情報の世界を描いているドラマになるんじゃないかなと思っており、僕も各回の完成を楽しみにしながらやっています。
いまもそうなのですが、(この作品を通じて)記者の方々に親近感がわいたというか。大変な仕事だなというのはもちろんですが…、本当にそれに尽きると思います。

松山ケンイチ(三反園邦雄 役)

気になったことや世の中の動きなども簡単に調べられるので、自分でもネットは使います。ですが、この作品の原作や台本を読んだことがきっかけで、すごく怖くなった部分もあります。
情報をどうやって取捨選択していくのか、自分で見つけていかなければならないというか、ある意味自分の生き方は自分で決めていかなければならないのと一緒なのかもしれないですね。すごく考えさせられました。 また、4K撮影のため、役者の表情でも今までは見えなかった部分が見えてくるんです。それが表現の一部となっています。すごくおもしろい作品になっていますので、ぜひよろしくお願いします。

小芝風花(森本敦子 役)

松山さんもおっしゃっていましたが、いまは本当に便利な世の中になっていて、調べたらなんでも出てきますよね。私もそろそろ勉強しないとだめだなと思い、いろいろと見るようにはなったのですが、何が正しくて何が間違っているのか、情報の偏りなどもよくわからなくて…。何を信じて学べばよいのか、すごく悩んでいるところです。
私が演じている敦子は本当に普通の女性なのですが、夫が事故で亡くなり、誤報によって夫を殺した犯人なのではという目で見られることになります。撮影中はみんなが私のことを犯人と思っているんじゃないか、という恐怖を感じたりもしました。今の時代に合った、考えていかなければならない内容になっているので、いろいろな方に見ていただきたいです。

長塚京三(相賀正和 役)

実は私自身、この年齢の時期を待っていたといいますか、ある程度、年を取ったなというところまで来てから始まる「何か」があるんじゃないかなという風に思っていました。
この作品では、誤報を出してしまった責任やその責任の取り方が問われています。極めて“今日”的なテーマのなかで、私の演じる相賀は旧派に属する、昔ながらの新聞記者です。相賀は、同僚であり親友でもある男性の自死に納得がいかず、調べなおそうと思い立つのですが、それが十分に年齢をとりきってからの挑戦という、私のライフテーマにもうまく合致してくれました。
紙の新聞の存続の危機、ネットニュースの台頭など、いまは大きな意味で過渡期だと思いますが、この作品はそんな中で友情や同士愛が展開していきます。そういうものこそが、非人間的な流れのなかで踏みとどまれるひとつのよすがになるのかもしれないと塩田(武士)先生は言いたかったのではと感じました。ですので、ウェットになりすぎないように、イッセー尾形さんや角野卓三さんとお芝居を楽しませていただいています。ぜいたくな共演者たちがきらぼしのように出演されていますので、その演技もお楽しみください。

塩田武士(「歪んだ波紋」原作者)

原作の「歪んだ波紋」は連作短編で、全部で5つの話があります。その5つの話をドラマで8回にしますといわれたとき、僕は「無理やな」と思ったんです。活字を映像にするにあたり回数を増やすなんて考えられなくて。しかし、台本が届くと読むたびにおもしろくて5~6回ぐらいからはくやしくなってきました(笑)。原作を細かく分析したうえで、相当分厚い再取材をしないと書けないということもすぐにわかりましたね。僕にとって、「これからもっとおもしろい小説を書いていこう」と思わせてくれたドラマになっています。
現代はこれから「リアル」というものの存在価値がゆらぐ、虚実の時代に入ってくるのではないでしょうか。そのなかでこの作品は新時代のテキストになり得ると考えており、エンターテインメントとしておもしろいのはもちろんのこと、社会的な意味でも非常に重要な位置づけであると思っております。とにかくおもしろいドラマです。ぜひご覧になっていただけたら幸いです。

プレミアムドラマ「ゆがんだ波紋」

【放送予定】11月3日(日・祝)スタート!
毎週日曜[BSプレミアム]後10:00~10:49(連続8回)
※[BS4K]10月30日(水)スタート

【原作】塩田武士

【脚本】向井康介

【音楽】林ゆうき

【出演】松田龍平、小芝風花、山口紗弥加、勝村政信、勝矢、Juice=Juice、坂井真紀、キムラ緑子/
松山ケンイチ/真野響子、美村里江、筒井道隆、角野卓造、イッセー尾形、長塚京三 ほか

取り上げた番組はこちらです!

検索 NHKサイトでもっと探す

関連記事

その他の注目記事