「私だけかもしれない悩み」に向き合う、NHK史上最もニッチな講座番組

私だけかもしれない講座

9月22日(火・祝)[Eテレ]後10:50~11:14

人には言いづらく、“私だけかもしれない”と悩むことってありますよね。

この番組は、そんな悩みと向き合い楽しく生きている方を講師に迎え、超個人的な対処法や研究論、そして実践結果を「この世のどこかにいる自分と同じようなひとり」に向けてお届けする番組です。

一見コミカルで“子ども番組風”ですが、蓋を開けたらなんとまあ、とってもディープな世界が広がっています。99.99999%の人には意味がなく、役に立たないかもしれませんが、0.00001%の人へ向けたNHK史上最もニッチな教育講座(!?)の始まりで~す!

赤いセーターが講師を務めます

本日の講師:赤いセーターこと
「よく落ち込む大学」坂口恭平名誉教授 ※実在しない大学です

坂口恭平…1978年熊本県生まれ。『独立国家の作り方』を考えたり、路上生活する人からサバイバルの知恵を学んだり、料理本を出したり、歌を歌ったり、絵を描いたり、型にとらわれない独自の理論を著書として次々と世に放っている、自称「まとまらない人」。双極性障害であることを公言しながら、自らの携帯番号を新聞や雑誌、自身のSNSなどで公表し、死にたいほどつらくて苦しい人との対話を10年続けている。

第1回のテーマは「飲み会がイヤでたまらなかった件」

第1回の“私だけかもしれない悩み”は、講師・坂口さんの、「飲み会に行くとバカみたいに騒いで、『飲み会キャラ』だと思われているが、実はイヤでたまらなかった」という事例です。

坂口さんがそう思っていたのは約20年前の20歳前後のこと。飲み会の翌日は、人が変わったかのようにものすごく落ち込んで、ふさぎ込んでいたそうです。

もともと知らない人たちの集団が苦手な坂口さん。会話をしても頭に入らず、窮屈さを感じるようになり、究極に悩み込んだ果てに22時間起き続けることもあったのだとか。

そんなとき、坂口さんは自分の頭の中で作り上げた自分との対話で考察するそうです。対話の相手は、またまた出ました「よく落ち込む大学」の哲学科教授・悩見なやみ太郎たろうさん

坂口さん直筆の悩見太郎さん↓

坂口さんは、この悩見さん(脳内の自分)から教えてもらった視点を変えてみることを取り入れ、ある仮説を打ち出します。

それが、「小学4年生の生活時間で過ごすとハッピーになれる?」と、「私だけのライフスタイルマガジンの編集長になってアウトプットしまくると飲み会に行かなくてよくなる?」ことです。

坂口さんが直筆のライフスタイルマガジン↓

想定の値段は780円だそうです!

番組後半は、その実証経緯と結果を大発表。坂口さんは、今どんな生活を送っているのか、どんな持論にたどりついたのか、実際の生活と照らし合わせて詳しく語ります。講座の合間は、坂口さんの歌で休憩しつつ(いきなり歌います)、熱くてクスッと笑える講義を、ぜひお楽しみに!

そして、収録の熱も冷めやらない坂口さんから、“視聴者に言いたいこと”も聞いてきたのでご紹介します!

「誰かの引っかかりになれたら」

【坂口恭平さんからメッセージ!】
この10年、僕は死にたい人であれば誰でもかけることができる電話サービスをやっています。話を聞いていて、みなさんよく口にするのが、「誰にも相談できなかった」です。つまり、ひとりぼっちで悩んでいて、さらにそう考えているのは私だけかもしれないと思って電話をかけてくるんです。電話では、僕だって悩みがあって、感情の浮き沈みもありましたし一緒なんだよということを、のべ2万人の人たちに話してきました。
でも、もしこの電話サービスのことを知らなくてひとりでもがいている人がまだたくさんいるとしたら。そういった人も目にする可能性があるのがテレビだと思うので、その人たちへ向けて、おもしろおかしく僕の実体験を話してみることにしました。
今日は、自分でいろいろグラフを書いたり、パフォーマンスをしたり、歌ったり、台本もないのでいろいろ脱線もしましたが、そうやって「悩んだらエンタメ化する」クセを見てほしいです。それらを通して、見てくれるみんなの心をほぐすというか、肩をポンとたたくとか、そういう寄り添いができたらいいなという考えです。立ち位置としては、その辺にいる気のいい先輩みたいな(笑)。
せちがらい世の中に、ここ数か月はマスクで顔を覆ってみんな心を閉ざしているように見えるし、僕の言っていること、やっていることがほんの一部の人にしか刺さらないかもしれませんが、ひとりでも刺さる人がいる限り発信していきたいですね。誰かの何かの引っかかりになるようなことがしたいなといつも思っています。

講義の内容はもちろん、“謎ワード”がたくさん飛び出る坂口ワールドにも、ぜひご期待ください!
そして、ナレーションを担当するのはBiSHの“無口担当”ことリンリン。地上波初の挑戦です!

【リンリン(BiSH/アーティスト)さんコメント】
BiSHの無口担当リンリンです。トーク番組やライブのMC、ラジオでもほぼしゃべらない私にまさかのナレーターの仕事がきました。いまだに驚きと動揺だらけですが、こんな私にナレーションを頼んでくださる「私だけかもしれない講座」のスタッフさんはおもしろそうな方々だなと勝手に想像してます。自分らしく番組を楽しみながらリラックスしてできたらいいなと思います。楽しみです!

<私だけかもしれない悩みについて>
日常的な些細ささいな悩みを周囲に知られるのはとても勇気が必要だと思っているので、誰かの悩みを垣間見られるこの番組は私自身とても興味深いです。私は自分を変えたいけどまだできていないことがいくつもあるので、この番組を通してこういう人になりたいとかこういうことはやめようとか自分の理想像も向上できたらいいなと思います。

「私だけかもしれない講座」

【放送予定】
9月22日(火・祝)[Eテレ]後10:50~11:14

【出演】

出演者:坂口恭平/建築家・作家・絵描き・歌い手
→よく落ち込む大学名誉教授として、「赤いセーター」姿で出演

ナレーション:リンリン(BiSH)/アーティスト

▶︎ 番組ホームページ

取り上げた番組はこちらです!

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