CGによる首里城復元プロジェクトから見えてきたものとは?

不思議の首里城 ~沖縄 こころの物語~

11月3日(火・祝)[総合]後7:57~8:52

琉球王朝の王宮であり、沖縄のシンボルでもある首里城。
昨年秋の火災により、正殿など城の中心だった建物が消失。
現在、再建に向け取り組みが始まっています。

あれから1年、沖縄のシンボルを早く復活させたい──。

そこで番組は、最新調査をもとに、最盛期といわれる18~19世紀の姿をCGによって復元するプロジェクトを立ち上げました。そこから見えてきたのは、首里城の「3つの不思議」と、感動的な沖縄の「こころの物語」。

今回は、11月3日(火・祝)の放送に先駆けて、出演の仲間由紀恵さん、ISSAさん、ジョン カビラさんのメッセージとともに、番組の見どころをたっぷりとお届けします!

「3つの不思議」に迫る!

首里城のCG復元は、燃えてしまった中心部だけでなく、周囲の町を含む全体像を再現します。“正確な”首里城の復元を目指すべく、史料や研究結果を調べていくと…、ある3つの不思議が浮かび上がってきました。

不思議その1首里城の「色」

首里城といえば、真っ青な空に映える鮮烈な赤が印象的ですよね? しかし、琉球時代の資料からは、なんと色で描かれた絵が何枚も出てきたのです! 果たして首里城は何色だったのか!? 仲間さんやISSAさんも驚いた専門家たちの仮説をお見逃しなく!

不思議その2首里城の「形」

首里城は、他国の文化を多分に取り入れ進化してきたオリジナルの城です。正門の歓会門かんかいもん、カーブがかった城壁などからは、当時の高い築城技術が伺えます。その特徴を正確にとらえながら復元をしていくと、新たな疑問が浮かび上がりました。それは、正殿に連なる道が、なぜか建物の正面へまっすぐに向かっておらず、斜めに配置されていたということ。さらに、正殿がアジアの王宮で一般的な南向きではなく、西を向いていることです。その道の意味、そして向きの真相とは? また、本土の城にはない、ある特別な空間から、首里城の起源にも迫っていきます。

不思議その3首里城の「技」

いま沖縄では、首里城の再建とともに琉球文化をよみがえらせようという試みも盛んです。貝の装飾できらびやかに細工された螺鈿らでん漆器や、ISSAさんのご先祖が舞っていたという(!)組踊くみおどりは、首里城から発信されたもの。琉球時代の文化からも首里城の美意識や沖縄の人々のこころを探っていきます。

番組で見えてきた不思議の数々に、仲間さん、ISSAさん、カビラさんも驚きの連続!
また、首里城のすぐそばにある沖縄県立芸術大学で琉球芸能を学んでいる学生らと、首里城にまつわる“恋バナ”を語り合ったり、“組踊”に挑戦したりと大盛り上がり♪ 知られざる首里城の素顔を、いろいろな角度からとことん探っていきます。

“地元愛”を語る3人の同郷トークも必見♪

番組出演の仲間さん、ISSAさん、カビラさんの共通点は、ズバリ沖縄出身者。首里城の思い出を語り合い、大いに同郷トークを展開します。沖縄出身でなくとも“地元を愛するっていいなあ”と思わされること間違いなしです!

そんな3人に、収録のご感想を伺ってきました!

収録を終えて

仲間由紀恵さんコメント

首里城は、私にとって昔から当たり前のようにそこにあるものでした。いま改めて、琉球王国の歴史や文化の存在がこんなにも心の中に残っていて、私の心のよりどころだったのだなと気づかされています。
番組では、さまざまな不思議に迫っていますが、実は沖縄出身の私でも驚いたことばかりでした。見どころのひとつとしては、「首里城の色が実は赤ではなかったかも?」というところです。専門家の先生方の説それぞれが全て納得させられるものだったので、想像を巡らせながら楽しく見させていただきました。
沖縄にいる学生のみなさんと直接お話ができたのも楽しかったです。みなさんは、琉球芸能を学んでいる方々で、伝統文化でもある組踊を見せていただきました。私もちょっと体験させていただいたのですが、とても感動的でした。番組では、ISSAさん、カビラさんたちと、いまもなお受け継がれている琉球文化を、首里城を通してお伝えできればと思います。

収録を終えて

ISSAさんコメント

首里城は、いま再建に向けて進んでいる真っ最中です。消失した悲しみを、先に進む前向きな気持ちに変えながら、僕にできることはなんだろうと思いながら見させていただきました。
今回、首里城の歴史や背景、新たな一面を知ることができました。いまも残る工芸品の唯一無二の世界観や、祈りの心、そして琉球時代から受け継がれる伝統の組踊を学ぶ学生のみなさんとのトークは個人的にぐっときました。
組踊は、表現のしかたがいまの時代にぴったりだったということにも驚きました。僕たちもリモートでやってみたのですが、人を大切に思う「こころ」が十分伝わりますよ! かなりほっこりとするしぐさなので、番組を見てくださるみなさんも、ぜひやってみてほしいですね。

収録を終えて

ジョン カビラさんコメント

戦中に破壊された首里城は、僕が生まれた年(1958年)に再建が始まりました。その後、2000年には城跡が世界遺産に登録。まさに一緒に歩んできた同志、そして沖縄の誇りでもあります。
そんな思い入れの深い建物であるにもかかわらず、知らなかったことばかりだったので、僕もまだまだだなと思い知らされました。その造りは、城で権力を表現するという本土の考え方とはちょっと違って、やわらかく厳か。本土や諸外国とバランスを保ってつかさどられた部分がたくさんあったんだなと、感動しっぱなしでした。また、いまの若い方々が琉球舞踊の源流にある“祈り”を大切にしているなど、受け継がれている文化を知ることができたのもよかったです。
そういった歴史を、僕と同じく沖縄出身の仲間さん、ISSAさんと共有できたこともうれしかったです。秘密が詰まった首里城を、ぜひ一緒に堪能しましょう!

首里城のCG制作を通して見えてきた素顔とは…?
琉球王国の時代からいまに続く、沖縄の人々のこころの物語を、ぜひご覧ください。

「不思議の首里城 ~沖縄 こころの物語~」

【放送予定】11月3日(火・祝)[総合]後7:57~8:52

取り上げた番組はこちらです!

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