中村繪里子と“アイマス”三昧!

今日は一日“アイマス”三昧

【放送予定】11月23日(月・祝)[NHK-FM]後0:15~9:15 ※中断ニュースあり
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★放送後、聞き逃しサービスでも配信します。
「NHKラジオ らじる★らじる」

誕生15周年を迎えた“アイマス”こと「アイドルマスター」。そこで生み出された1000曲以上の楽曲の中から、えりすぐりの名曲を堪能できるNHK-FMの<今日は一日“アイマス”三昧>。番組MCを務めるのは、「アイドルマスター」でアイドル・天海春香の声を担当している中村繪里子さんです。その中村さんに、生放送前の心境などについてお話を聞きました。

<番組MC>中村繪里子さん (天海春香 役)インタビュー

<今日は一日“アイマス”三昧>は、なんと9時間の生放送! たくさんのプロデューサーさん(アイマスファン)からの喜びの声とともに、中村の番組進行を不安視するご意見もネットなどで拝見しております(笑)。でも、ひとつ安心できるデータがあります。私がかつて出演させていただいたラジオ第1の生放送〈パワーボイスA〉で「時間漏れ」を起こしたのが、1回だけ(確か)。つまり、9割9分8厘の確率で成功していたようなものなのです!! ………と思っていただければ、変にハラハラすることもなく、当日を楽しんでいただけるのではないでしょうか(笑)。

生放送での聴きどころは……。ずばり、ニュースです。これがあるだけで、「ああ、まさにイマの時間を共有しているんだ」と感じられるからです。また、原稿をどんなスピードで読めば時間にぴたりとおさまるのかを、その瞬間ごとに判断しながら報道してゆくアナウンス技術は、圧巻です。そして、このニュースがあることで「そうです、NHKラジオですから!!」という実感が得られるのも、聴きどころだと思います。

──“アイマス”が常に話題を集めていることには、どんな感慨が?

「15周年」。この数字を自分の人生に置き換えてみたとき、15歳で「0歳のときのこと、覚えてますか? 15歳になってどんな感慨を持ってますか?」と聞かれても、いまひとつピントの合った返答ができない気がして……。きっと感慨深く感動してくれるのは、親をはじめ、愛情深く育ててくれた周りの大人ですよね。そんな感じなんです(笑)。何より、本来ならその“周りの大人”であるべき私を、「渦中でいいよ」と居させてくれていること、“周りの大人”がたくさん居てくださることにいちばん感謝しています。

──始まったころは、ここまで成長する予感はありました?

コンテンツの成長の予感は、全くありませんでした。そして、今もありません。おそらく、上に向かって行っている意識はなくて、先に進もうとしているだけだからだと思います。しばらく先へがむしゃらに進んだあとで、何年か前を振り返ると、たまたま今の位置取りが上にあることを「成長したね」と指摘されて初めてそう見てもらえてるのかもしれないなぁ、とぼんやり噛み締めています。

──“アイマス”人気の理由はどこに?

出演者の立場で言うならば、「不完全なところ」。完璧に作り上げられたコンテンツには、至高のすばしさがありますが、私は“アイマス”でその完成度を自分に未だ見ていません。何度経験しても悔しい思いもするし、出来ない歯がゆさも感じるし、不甲斐なさに心が折れそうになります。ただ、諦めたり手放したいと思ったことは不思議とありません。きっと、周りに居てくれる人たちが、レベルは違っても同じように葛藤しているからだと思います。今の全部を伸びしろとする、というか……。そして、応援してくれる人たちも、どこか自分自身の人生や想いと重ね合わせているように思うのです。わたしは、そういう人たちが大好きです。

──中村さんの感じる「アイドル・天海春香」の魅力は?

彼女は、いそうで居ない、普通の子。一見突出した才能や特徴はなさそうに見えて、なのに、よくよく向き合うと、その精神力や人間力に並外れたものがあります。いてほしいな、なんなら自分こそがそうでありたいな、という気持ちにさせてくれる、でもやっぱり普通の子。
そんな春香を演じるときに大事にしているのは、「演じない」ことです。春香ならどう思うか、どう感じるか、どうするか、どうしたいか……、といったことをなるべく深く探りこもうとしているのですが、運良く見つけ出して取り出せた答えを「演じて」しまうと、それはもう春香のフリをしているだけになってしまうんです。なので、「演じる」ではなく「なる」という表現の方がしっくりきています。大それた言い回しで、本人としては、いやはやお恥ずかしいかぎり……なのですが(笑)。
歌うときも同じで、「春香ならば〜」の視点で歌と向き合います。そうすると、彼女の声が聴こえてくるんですよ! あとは、レコーディングにゴー!……って、これがぜんっっっっぜんスムーズにはいかなくて……。私の中で聴こえている春香の歌表現と、ヘッドホンから流れてくる、いま録ったテイクが、違いすぎて凹むからです。何度も自分を「(春香の歌いたい歌が)聴こえてるでしょーが!!!!」と叱りながら、レコーディングしています(笑)。

──リスナーのみなさんへのメッセージ

15年同じ役を演じてきて、作品やメディアによって実はこまかく変化している春香を、どうしたら受け入れてもらえるか。また、私自身の変化が春香の“劣化”として捉えられてしまったことも、正直悔しいし、こわかったです。そんなとき、同じ「アイドルマスター」でアイドルの声を担当している先輩から、こんな言葉をいただきました。

「一度にたくさんじゃなくてもいい。少しずつでいいから出来ることを増やして、この子(春香)の可能性をひろげて、見せていくの。私は、そうしてきた。この子のために、そうした頑張りが出来るのは、役者であるあなたしかいないんだから」

その言葉を聞いて、そこではじめて「変化」は「進化」にも出来るんだ、と腑に落ちました。「春香はこうでなければならない!」に何よりも囚われていたのは、私だったのかなって。それからは、収録のたびに意味のない怯えを感じることがなくなりました。

いつも思っているのが、“アイマス”を動かそうとしてくれる方々がいて、はじめて自分の存在に意味ができる、ということです。〈今日は一日“アイマス”三昧〉の放送中は、リスナーのみなさまが「プロデューサーさん」ですし、放送当日もリクエストを受け付けていますので、ぜひ一緒に盛り上がっていきましょう!  ここまでお読みいただいたみなさま、おしゃべり大好き中村繪里子の文字トークにお付き合いくださり、ありがとうございます。もしよろしければ、「あー、音声だとこんな感じの人間なんだー」と思っていただきたいので、ラジオ聴いてください! 9時間もありますので! どこかちょろっとでも! なんならニュース明けからの、つなぎのひとことだk……!!!

★アイマスとは

「アイドルマスター」は、2005年のアーケードゲーム機からスタートしたアイドルプロデュースゲーム。スマートフォン向けゲームアプリ、家庭用ゲーム、ライブイベント、音楽CD、生配信イベント、テレビアニメ、劇場版アニメ、ラジオ、グッズなど多岐にわたって展開されている。ゲームのプレーヤーが“芸能プロダクションのプロデューサー”となって、所属アイドルとコミュニケーションを取りながらトップアイドルへと成長させていくシステムや、総勢300人を超える個性豊かなアイドルたち、クオリティーの高い楽曲の数々で絶大な支持を集めている。さまざまなブランド(作品)が多くのプロデューサー(=ファン)に愛され、ゲーム/アニメ界を代表する一大コンテンツとなった。

©窪岡俊之 ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.


「今日は一日“アイマス”三昧」

【放送予定】11月23日(月・祝)[NHK-FM]後0:15~9:15 ※中断ニュースあり

【MC】
中村繪里子(天海春香役)

【ゲスト】
今井麻美(如月千早役)、長谷川明子(星井美希役)
大橋彩香(島村卯月役)、福原綾香(渋谷 凛役)、原 紗友里(本田未央役)
山崎はるか(春日未来役)、田所あずさ(最上静香役)、Machico(伊吹 翼役)
仲村宗悟(天道 輝役)、児玉卓也(卯月巻緒役)、小林大紀(水嶋 咲役)
関根 瞳(櫻木真乃役)、近藤玲奈(風野灯織役)、菅沼千紗(田中摩美々役)

【コメントゲスト】
内田雄馬(桜庭 薫役)、八代 拓(柏木 翼役)、峯田茉優(八宮めぐる役)

【進行アシスタント】
後藤康之アナウンサー

★放送後、聞き逃しサービスでも配信します。

「NHKラジオ らじる★らじる」

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