まだまだ「ソーイング・ビー2」が熱い!
ソーイング男子が番組愛を語る①

ソーイング・ビー2

毎週木曜[Eテレ]後9:00
毎週水曜[Eテレ]後0:25

英BBCで放送された、裁縫バトル番組の第2弾「ソーイング・ビー2」。

12月3日(木)からは、新たな参加者、新たな審査員を迎え、アマチュアいちの裁縫名人の座を競います。
この番組に熱い思いを寄せる男性3人が、前シリーズの感想と、次期シリーズへの期待を語り合いました。

<すてきにハンドメイド収録後のスタジオにて>

《左から》
洋輔さん(手芸家)
Eテレ「すてきにハンドメイド」MC。フランス刺繍ししゅうを中心に手芸全般を手掛け、番組で紹介する作品はすべて自らも製作。「ソーイング・ビー」はツイッターで知り、ファンに。結果が気になるので録りだめして一気に見るタイプ。

武田真一アナウンサー
小学校のころ、家庭科でクロスステッチを学んだのをきっかけに手芸好きに。子どもの防災頭巾カバーなど製作。洋服を縫った経験はないが、ロックミシンに憧れている。たまたま見た「ソーイング・ビー」に、一回ではまった。

井戸川倫也さん(文化服装学院専任講師)
「ソーイング・ビー」日本語版スタート時から用語監修を務める。かつて留学していたイギリスに昨年までは毎年渡英。番組収録の舞台となった場所の「聖地巡礼」も。この日の服装も、すべて自身で縫製。

マットが優勝。その感想は???

武田真一アナ(以下、武田):11月26日放送の決勝戦、マットが優勝でしたね。

洋輔さん(以下、洋輔):見ましたよ! マットの逆転優勝みたいな感じで、本人が一番ウルウルしてましたよね。ちょっと意外でしたけど、コンテストが始まってメキメキと腕を上げていった。「成長率」で考えると、彼の優勝はなるほどと。

武 田:実は私はニールを応援していたんですよ、軍人の。

前回の出場者たち。マット=上段左の男性。ニール=右から2番目の男性

井戸川倫也さん(以下、井戸川):私も注目していました。今回は男性の活躍が目覚ましかったですが、中でもニールは卓越していた印象があります。

洋 輔:最初から抜きん出てましたよね。性格が細かいのか、仕事がとても丁寧だという印象があって、何回も縫い合わせる前のパーツを数えてましたよね「1、2、3、4、5…」って。

井戸川:軍人という仕事柄ですかね(笑)。

武 田:ときどき変わったものも作ったりするじゃないですか。決勝戦のリメイクでは、ズボンの、腰回りとすそだけみたいなものを作って「“着られる服を作って”と言ったはずだ」と審査員のパトリックから言われてましたよね。

洋 輔:普通のコンテストとかコンクールと違って、みんながめちゃめちゃ仲がいいじゃないですか。マットの優勝も「納得いかない!」とかいう人もいなくて、「彼が優勝でよかった」みたいな。見ていて心の奥が温かくなりました。

井戸川:わからないところを親切に教え合ったり心配し合ったり、普通のコンペティションとはちょっと違いますよね。私も監修しながらジーンときています。

武 田:なんかあのメンバーに入りたいなって思います。一緒にお菓子を食べたいですね(笑)。

印象的だった課題は?

洋 輔:さまざまな課題も印象的ですよね。今回はなんといってもスコットランドの民族衣装、キルトでした。あんなに後ろにプリーツがあると知らず、1枚の布で立体的に作り、重さがあるから芯をちゃんと入れて…って。できるかわからないけれど、作ってみたいなと思いましたね。

井戸川:キルトは資料がほとんどなく、たまたま私がスコットランドで買ったものがあって、それも参考にしながら、こういう構造なのかということを理解しました。毎回出る課題も、どんどん幅が広がってきていて、監修する立場としては大変ですが、勉強になります。

武 田:私は、前のシリーズで「ネクタイ」の課題があって。実は、縫ったことがあるんですよ。子どもが小学校に入学するときに、自分のネクタイをほどいて、小さく作り替えたんです。

武田アナの自作ネクタイをじっくり見つめる裁縫の専門家たち
武田アナのソーイング作品。学校用の手提げ、ペンケース、ネクタイ、スマホ入れ

井戸川:仕上がりもいいですし、ご自身のネクタイをリメイクするという発想がすばらしいですね!

武 田:一応自分なりに工夫したつもりなんですけど、「ソーイング・ビー」のネクタイの回を見て、「あ、こんなにちゃんと作らなきゃいけないんだ」って。もうちょっと柄を合わせないといけなかったかなとか。

洋 輔:メイとパトリックに怒られちゃう(笑)。

武 田:「縫い目が、まっすぐになっていないわ~(※モノマネしてます)」とか言われそうですね(笑)。

新メンバーでスタート、審査員もさらに辛口に!

12月3日からは新メンバーで新たな戦いが始まります。

●参加者10人。最年少の18歳から、9人の孫がいる71歳の女性まで。職業も医師、教師、サッカー選手、育児に専念する父親などさまざま。

●審査員がこれまでのメイから、衣装デザイナー、エズメに。想像力と個性を重視するタイプで、かなり辛口なコメントも。

●課題:マタニティードレスのリメイク、子ども用ロンパース、ブラジャー、ローブなど。

(後列)アンジェリン、シャーロット、ジョシュ、ジェイド、トレイシー、ジェイミー
(前列)ルマーナ、ダンカン、パトリック、エズメ、クローディア、ジョイス、ジスレーン

洋 輔:やっぱり男性に頑張ってもらいたいって思っちゃいますね。

武 田:そうですね。私は大学のサッカー選手、ジョシュが気になりますね。

洋 輔:最年少、18歳のジェイドにも期待ですね。

井戸川:どんどんレベルが上がってきて、終盤は本当に実力者しか残っていきません。課題も、ロンパースなどの子ども服から、ランジェリー対決でブラジャーも作るんです。

洋 輔:ブラジャーを作るんですか! フィットさせるのが難しそうですね…。

井戸川:私も学内の図書館などで初めて作り方を調べました。
審査員もメイから、衣装デザイナーのエズメさんに変わるのも注目です。

洋 輔:エズメさんは想像力と個性を重視している方だそうで、正確性を求めるパトリックさんとは真逆のような感じしますけど、意見が対立したりしませんか?

井戸川:そこは、パトリックがちゃんと新しい審査員を立てているというか(笑)。やはりジェントルマンですね。

左から、審査員のパトリックとエズメ、MCのクローディア

武 田:MCのクローディアさんが出場者を励ましたり、冗談を言って和ませたり、ときには邪魔してるんじゃないかなと思ったりもしますが、すごくいい雰囲気を作っているのが、番組のMCとしては参考になります。

井戸川:なるほど、そういう目線もあるんですね(笑)。クローディアさんは、一番最初はソーイングについてあまり知識がなかったように感じましたが、シリーズを重ねるにつれ、MCという立場ではなく、本人の率直な意見をサラッと言うようになってきたという印象ですね。

洋 輔:そうした変化も楽しみですね! そして、ソーイング・ビーのあとの「すてきにハンドメイド」もぜひご覧くださいね!

まだまだ話は尽きません…。3人のソーイング・ビー愛、ソーイング熱はまた別途お届けします!

「ソーイング・ビー2」

【放送予定】
毎週木曜[Eテレ]後9:00
毎週水曜[Eテレ]後0:25

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