総合テレビとEテレの番組を、放送から1週間、パソコンやスマホがあればいつでもどこでも見られる、それが「NHKプラス」です。
ちまたで大ブームのアニメをコントに取り入れ、「ぶっ飛びすぎ!」とSNSでも話題となったバラエティ番組など3本をおすすめします!
LIFE!「鬼滅コント、夜に朝ドラ?“うっちゃん”」〔45分〕
※この番組の配信は終了しました
※12月22日(火)に総合で放送した番組です
先日放送された「LIFE!」はもう見ましたか? これまでも、コントに伝説のロックバンドを取り入れた際の再現度の高さに大興奮しましたが、今回も「LIFE!」のクオリティーに改めて驚かされました。
スーパーのお総菜売り場を舞台にした人気コント「スーパースター」では、現在大ブームの映画「鬼滅の刃」をモチーフにしたコントが展開されました。まだ映画を見ていない方も、こちらを先に見てから、本家のアニメを見るという順番でも問題ないかと思うほど。
セリフ、キャラクターの雰囲気も全てアニメをモチーフにしていて、作品への愛を感じます。中川大志さんが演じた「“鬼舞辻無惨”風の男」は、今後本家様を見る際には、絶対中川さんを思い浮かべながら見てしまうな~と思うほどの再現度でした。

このほかにも、人気シリーズ「神メンツ」をはじめ、おなかいっぱいの豪華なラインナップでした!
【コント、ドラマ一覧】
伝説のトリオ(塚地武雅、ムロツヨシ、シソンヌじろう)よる人気シリーズ「神メンツ」
見終わると3人のしゃべり方につられます。
「夜の連続テレビ小説 うっちゃん」
こちらは座長である内村光良の半生をモチーフにしたドラマ。タイトルのとおり、“朝ドラ“感たっぷりです。
妻役の江口 のりこさんが、夫役のムロツヨシを責めまくる!「何の得もない浮気」
何が重要かは人それぞれですね。
タイムリミット「コロナ禍でエンタメが…社長の決断」〔45分〕
※この番組の配信は終了しました
※12月23日(水)に総合で放送した番組です
ビジュアル系バンドのミュージックビデオ1曲分の制作費がいくらかかるかご存知ですか? な、な、なんと、約300万円なのだそう! メイク代、衣装代など、ロックバンドよりも費用がかかるビジュアル系バンドは、新型コロナウイルスの影響で音楽業界の中でもかなり苦境に立たされているといいます。
人生の決断を迫られた人たちを追ったこの番組では、今回、ビジュアル系バンドを抱えた事務所の社長に密着。ライブを行えず収益があげられないなか、会社の存続についてどんな結論を下すのかに迫っていきます。
いままでのようにはいかない中で社長は、ライブ会場でのインスタント写真販売やメンバーとファンが交流できるVIPチケット販売、インターネット生配信などさまざまな秘策を打ち出します。中でも、こんな方法があったのか~! と驚いたのが、チケットの販売方法!
お目当てのメンバーから直接チケットを電話で申し込めるなんて、ファンならば大喜びですね。考えましたな、社長!

しかしながら、そう簡単には黒字になりません。このときのライブ公演に必要な経費はなんと約700万円。そんなにかかるんですね…。さらに、事務所の主力バンドの一つが解散を決めてしまい、いよいよ今後の経営方針を決めざるを得なくなってしまった社長が下した決断は?
生で音楽ライブや舞台を見たとき、見る側の私たちは生きる活力を大いにいただきますが、開催する側の人たちもまた、ファンから熱いものを受け取っていたんだなと感じました。
ギリギリまで悩み抜いた決断に、誰でも胸が熱くなること間違いなしです。
おはなしのくに スペシャル「幸せとは?」〔30分〕
※この番組の配信は終了しました
※12月23日(水)にEテレで放送した番組です
子どもから大人まで親しめる「おはなしのくに」が今年で30周年を迎えました。その節目として放送された新作は、安藤サクラさん演じる「賢者のおくりもの」と、古川雄大さん演じる「幸福の王子」です。どちらも幸せについて考える名作です。
印象的だったのは、安藤サクラさんの歌唱シーン。珍しさもありますが、物語に登場する妻のデラが、貧しい生活のため大切な自分の髪の毛を売り、夫・ジムへのクリスマスプレゼントを探しに行く場面はなんともいじらしいのです。ジムを喜ばそうとするデラに、見ているこちらもウキウキしてきます!

「幸せとは?」と考えることってなかなかないですが、ジムの喜ぶ顔が見たいと浮き足だつデラの様子は、幸せについて考えた時にすぐ思い浮かべたい場面だなと思いました。自分のことでいっぱいいっぱいになってしまいがちですが、その考えがほぐれるようにこのシーンを心にとどめておきたいです。
大人になるとふれることが減った童話や昔ばなし。久しぶりに見てみると「こんなお話だったんだ~」と新鮮に感じるかもしれません。新年を迎えるこのタイミングで「幸せ」について考えてみてはいかがでしょうか?
「おはなしのくに」番組ホームページでは、これまでに放送された作品も見られます。子どものころ好きだった昔ばなしや、お子さんに聞かせたい童話などを探してみてはいかがでしょうか?