現代の女の子が偉人の少女時代と出会い、見つけるものは?

世界を変えた女の子

<ココ・シャネル編>
【放送予定】1月18日(月)[Eテレ]後7:40~7:50
【出演】中島セナ、門脇 麦(声)

<エイダ・ラブレス編>
【放送予定】1月25日(月)[Eテレ]後7:40~7:50
【出演】小宮山莉渚、橋本 愛(声)

女性をめぐる状況は日々変わり続けていますが、“ロールモデル”としてお手本になる姿を見いだすことは難しいのではないでしょうか。

この番組では、世界を変えるような偉業を成し遂げた女性たちにスポットをあてます。といっても、描くのは、まだ彼女たちが何者でもなかった少女時代。“普通”の女の子だった彼女たちは何に悩み、何を夢見ていたのでしょうか。そしてそんな彼女たちと出会うのは、現代からやってきた同じ年頃の女の子。生きる時代は違っても、二人が出会い、迷いや思いを共有することで、ほんのわずかな変化が生まれます。

現代の女の子の悩みを「実写ドラマ」として描き、偉人たちに出会う場面を「アニメーション」で表現。実写+アニメーションで描く、“ガール・ミーツ・ガール”の2つの物語です。

ココ・シャネル編の実写ドラマに出演するのは、米津玄師さんのMVなどでも話題の中島セナさん
エイダ・ラブレス編に登場するのは数々のCMや映画で活躍する小宮山莉渚さん

STORY

<ココ・シャネル編> 1月18日(月)放送

ユリカ(中島セナ)は学校が嫌い。制服が嫌い。同級生ともうまくやれない彼女が「本」の世界で出会ったのは、ガブリエル(声・門脇 麦)という名の少女。ガブリエルも、家族と離れて暮らす修道院での生活を嫌っていた。「嫌い」で通じ合った二人は、やがて…。

ファッション界のカリスマ「ココ・シャネル」(ガブリエル)の声を演じるのは門脇 麦さん

●門脇 麦さんのコメント

小学生の頃、多くの偉人の伝記を読みあさり、「この言葉、すてきだな」と思ったものをノートに書いたりしていました。 何かを成し遂げた人の経験や言葉には、人生のヒントや、前向きにしてくれる言葉がたくさん詰まっていると思います。シャネルの幼少期について知識がなかったですが、とても共感できました。私も10代の頃、自分を受け入れることが出来ず嫌いなものを作ることで自分を肯定していた時期もありました。
今作はドラマとアニメーションを使って堅苦しくないスタイルでお伝えできる作品になっていると思うので、頭でっかちにならず楽しくご覧いただけるといいなと思います。ガブリエルは12歳という設定だったので、初めは幼い声のトーンにしようかなと思っていましたが、絵柄の雰囲気と表情を見て、大人になる一歩手前の女性の声にした方が合うのではないかと思い、アニメーションを拝見してからは年齢をあまり意識しなかったですね。
自分のことをちょっぴり好きになってもいいかなと思えるような、ちょっといい明日が想像できるような言葉が見つかりますように。

シャネル編のアニメーションは、胡ゆぇんゆぇんさんによるもの

胡ゆぇんゆぇんさんのコメント

この作品に登場する10代のシャネルは、クールだけど家族に対しては強い思い入れがある少女なので、アニメーションも、表情は抑えめでも内側の思いが漏れ出てしまうように描きたいと思いました。また、物語が進むにつれてガブリエルとユリカ、二人の少女が打ち解けていく場面は、二人の表情の変化でも表現したつもりです。10代にはとても刺さる内容だと思うので、その内容がスッと入るように、背景やアニメーションを作り込みました。何かをきっかけに変われるということを、10代の方にもお伝えできればと思います。

<エイダ・ラブレス編> 1月25日(月)放送

シオリ(小宮山莉渚)は、なんでもできる女の子。それでもいい知れない不安を抱えて生きている。彼女が導かれるように出会ったのは、貴族の娘・エイダ(声・橋本 愛)。母の言いつけで朝から晩まで習い事づけの毎日を送るが、エイダには心に秘めた夢があって…。

世界で初めてのプログラマー「エイダ・ラブレス」の声を演じるのは橋本 愛さん

●橋本 愛さんのコメント

この作品に出てくる幼いエイダは、自分の好きなものに対する熱量は高いけれど、興味のないことには情熱を傾けられない子かなと感じました。でも幼いながらに、親の気持ちを察して使命感や義務感でこなしてみせる部分を愛おしく思いました。
エイダは道を切り開いた開拓者だと思いますが、開拓者には誰にもわかりえない孤独感があったと思います。誰からも肯定してもらえず、自分ひとりで信じる力のともし火を消さないように黙々と頑張っている女の子。だからシオリちゃんが現れたときに、味方になってくれる人が現れたかもしれないって思ったのではないでしょうか。
シオリちゃんもエイダと同じように何でもできてしまうけれど、確固たる夢や目標がなく、将来に不安を抱えている女の子。エイダは夢があるけれど、どうしても心細さを感じてしまう環境下だったと思います。二人はまったく違うようでいて、どこか響き合う部分があったし、お互いがお互いに勇気を与えた存在になったと思います。
エイダは歴史に刻まれる功績を残した人ではあるけれど、どんなすごいことを成し遂げてきた人たちでも、一人の人間としての色んな感情、歴史を抱えているのはみんな同じ。「だったら自分にもできるかも」「何者にでもなれる」という勇気や希望を受け取ってもらえたらなと思います。

エイダ編のアニメーションを手がけたのは中田彩郁さん

中田彩郁さんのコメント

エイダ・ラブレスを知ったのはこのお仕事がきっかけでしたが、父親が詩人のバイロンで母親は数学者という血筋がおもしろいですよね。エイダは、強い情熱と数学的な理系脳を併せ持った貴族のお嬢様だと思います。そんな二つの内面をアニメーションで表すために、数学や機械のモチーフを使いながらも、少女らしいかわいさを残した作風にしようと思いました。作中に、エイダが「絶対自分には作れる」って信じるシーンがあるのですが、このエイダを描いていて私自身が励まされたところもありましたね。

さらに、豪華な脚本家陣にもご注目ください。「シャネル編」は、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』も話題の吉田玲子さん。「エイダ編」は、映画『映像研には手を出すな!』が記憶に新しい高野水登さん。実写ドラマと、絵本のように美しいアニメーション映像を味わえる上質な10分間をどうぞお楽しみに!


「世界を変えた女の子」

<ココ・シャネル編>

【放送予定】1月18日(月)[Eテレ]後7:40~7:50

【出演】中島セナ、門脇 麦(声)

【脚本】吉田玲子

【アニメーション制作】胡ゆぇんゆぇん

<エイダ・ラブレス編>

【放送予定】1月25日(月)[Eテレ]後7:40~7:50

【出演】小宮山莉渚、橋本 愛(声)

【脚本】高野水登

【アニメーション制作】中田彩郁

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