“城マスター”千田嘉博先生が、驚きの真実を解き明かす!

絶対行きたくなる!ニッポン不滅の名城「岡山城」

4月2日(金)[BSプレミアム]後10:00

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日本の城に秘められた魅力を、最新の研究に基づいて紹介する人気シリーズ「絶対行きたくなる!ニッポン不滅の名城」。4月2日放送の回では、漆黒の壁が印象的な天守と、みやびな大名庭園・後楽園で知られる岡山城の謎に迫ります!

見る角度によって違う表情を持つ天守。信長の安土城に似ているともいわれるその姿に秘められた意図とは? そして、名高い後楽園が築城から百年を経て完成した理由とは!?
おなじみ「城マスター」こと千田嘉博教授が、岡山城の知られざる謎を解明します!

今回も、千田先生に番組の見どころをインタビュー! さらに、城歩きを楽しめるグッズを教えてもらいました。

東西南北、見る角度によって違う表情を持つ城!?

──岡山城は、どんな城ですか?

岡山城は、豊臣秀吉とたいへんつながりが強い大名だった宇喜多秀家に始まります。次の城主は、秀吉の奥さんのおいだった小早川秀秋。その後は、徳川家康の娘婿だった池田輝政の一族が、代々、継承していきます。岡山城はこのように、天下人との関わりが深い城主がずっと続いた、全国でもたいへん珍しいお城なんです。特別なお城、とても個性的なお城と言っていいと思います。そして、お城と城下町の関係もまた極めて個性的です。番組では岡山城のどこがユニークなのか、それはなぜなのかを、じっくりとご紹介します。

岡山城は、その黒く勇壮な姿から、からすが羽を広げたさまに例えて「城」と呼ばれる。
本丸で唯一江戸時代から姿を残す「月見やぐら」は、国の重要文化財に指定されている。

──まずは、天守の形が珍しいですよね。

岡山城は魔法のお城です。今回、あらためて岡山城の天守を詳しく見てみて、そう思いました。岡山城の天守は、見る角度によって全く印象が違います。別の建物なのではないかと思うくらいです。それが岡山城の大きな魅力になっています。謎①この不思議な形の天守は、どうしてできたのか。今回の番組で、それを徹底的に読み解きました。楽しみにしてください。

南側から見た天守は、無骨で幅広、ゆったりした印象。
そして、北西から見る天守は均整のとれた細身の塔のような印象に。
さらに、城のまわりを流れる旭川の船の上で、北から見る天守は、屋根にさまざまな装飾がほどこされ、きらびやかな印象に。

──岡山城の特徴は、ほかにどんなものがありますか。

岡山城には、豊臣秀吉の時代から幕末までに造られた、さまざまな石垣が残っています。そのどれもが、たいへん立派なものなんです。それぞれの場所の石垣が、石をどんなふうに使っているのか、自然の石なのか人工的に割った石なのか、そういうところに注目すると、岡山城を訪ねる楽しさが何倍にもなると思いますね。

野面積みの石垣(手前)と、切込み接ぎの石垣(奥)。代々の城主たちが築き上げた城・岡山城では、造られた時代の違いが石垣の積み方にも現れている。

そして、びっくりするような巨大な石が使われているのも、大きな特徴です。実は岡山という場所は、石垣の石に適している花崗岩かこうがんの名産地なんです。お城のそばからも花崗岩がとれるので、贅沢ぜいたくに花崗岩を使った、見事な石垣が造られたんです。このような石垣が町のあちこちに残っているのも、岡山の特徴のひとつ。謎②なぜ、岡山の町のあちこちに石垣が残されているのか、その謎も番組で明らかにしていきます。

岡山城の石垣の中には、驚くほど巨大な鏡石が。
岡山の町には、いたるところに石垣が点在。そのことが物語る真実とは…?

──岡山城といえば、「後楽園」も有名ですよね。

日本を代表する大名庭園である後楽園は、修学旅行などで訪れた方も多いでしょう。実に美しい庭園です。後楽園は、川を隔てて岡山城と向かい合っていて、かつてはお殿さまが船で川を渡って通ったといいます。しかし、実は後楽園が造られたのは、お城が造られて天守が完成してから100年もたったあとのことでした。どうしてお城と一緒に造られなかったのかというと、それは造りたくても造れなかったからなのです。では、謎③なぜ後楽園はお城が造られて100年後に造られたのでしょうか。そして、どうして100年後には造れるようになったのでしょうか。その謎も番組で解いていきたいと思います。後楽園が、岡山城のさらなる魅力を教えてくれます。

──最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

今回は、これまで触れられてこなかった、知られざる岡山城の魅力をたっぷりとご紹介いたします。岡山城には謎がいっぱいあります。その謎解きを一緒に楽しみながら番組を見ていただければ、岡山城が本当にすごいお城だということが、きっとわかっていただけると思います。そして、本や資料で読むだけではなく、実際に行って歩いてはじめて味わうことのできる、お城の楽しみ方を体感していただければと思います。

広大な敷地に石垣が張り巡らされた巨大城郭・岡山城──。
そこに秘められた驚きの真実を、どうぞ見届けてください!

連載コラム「教えて!千田先生」
“城歩きのコツ” その8

復元模型で、城の魅力を体感しよう!

岡山シティミュージアムに展示されている岡山城の復元模型。

現在のお城は、たとえ天守ややぐらが残っていても、江戸時代にあった建物のほとんどはなくなっていて、なかなかイメージできません。しかし、復元模型があれば、お城の姿形を具体的に理解することができます。どんな建物がどのように建っていたのか、建物と建物がどのように接続されていたのか、堀の深さ、石垣の高さや角度など、平面的な絵画では得られない立体的な情報をつかみとることができるんです。復元模型をよく観察してから歩くと、お城のすばらしさを、より一層、体感することができますよ!

絶対行きたくなる!ニッポン不滅の名城「岡山城」

【放送予定】4月2日(金)[BSプレミアム]後10:00

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