演出家・宮本亞門が語る「ヒューマニエンス」の魅力

ヒューマニエンス 〜40億年のたくらみ〜「“がん” それは宿命との戦い」

4月8日(木)[BSプレミアム・BS4K]後8:00
4月12日(月)[BSプレミアム]後11:45
4月12日(月)[BS4K]後4:45

▶︎ 番組ホームページ

昨年10月からスタートした番組「ヒューマニエンス」。“人間”という不確かな存在に、科学と妄想でパワーアップして迫っていきます。4月からは4K放送版もあわせて制作しておりますので、高精細のミクロの世界や生命の神秘をより鮮明な映像でご覧いただけます。

4月8日(木)放送のテーマは、「がん」。「がん」と聞くとどうしても怖い病気とイメージしがちですが、実は「がん遺伝子」は細胞を増殖させる力を持ち、あらゆる多細胞生物に不可欠な遺伝子。そして、私たちの命の誕生にも欠かせない力を秘めていることが分かってきました。この細胞の社会で、秩序を保つために細胞同士がとっているコミュニケーションとは?

この「がん」の回にゲスト出演した演出家の宮本亞門さんにお話をお聞きしました。

がんをポジティブにとらえることができた

僕ががんサバイバーだからか、がん細胞の映像には、ぞっとした恐ろしさを感じました。ただ、番組は「がんは大変」という方向性で進むかと思いきや、がん遺伝子は人類が生まれたときから、太古の時代の恐竜も持っていたものだとポジティブにとらえてくれたことに救われましたし、勇気づけられました。科学や医療は先生方にお任せするとしても、精神性みたいなものとどうやって向き合っていくかを考えるきっかけにもなりました。
こういうお話を皆さんに語っていきたいし、医学や科学の話を聞いて、いろいろな治療の可能性、がんがなくなる日が少し見えてきた気がします。

最新研究で「がん」の秘密を探る
科学者が注目! ゾウのがん抑制遺伝子は人間の20倍!

演出家と科学者に共通するのは妄想

演出家というのは、妄想がすべて。演出でどんどん妄想を視覚化していくのは僕も大好きです。きっと科学も「こんなことがあるかもしれない」という妄想がなかったら発達してこなかったでしょうから、この番組が妄想をキーワードにしているのは僕たちもそうですけど先生方にもすごく良いんじゃないかと思います。
今回、細胞を「ちょいワル」にたとえたり、細胞同士がコミュニケーションをとっているという話を聞いてすごく人間らしさを感じました。いつか細胞に語りかけられるような日がくるのかもしれません。
もちろん科学は実際に何が起きているかという現実と向き合うことが必要だと思いますが、だけどやっぱり妄想を膨らませるとおもしろい。そう思って楽しくスタジオで話を聞いていました。

自然体でいるからこそ言葉が響く

収録前に織田さんとお話したら「止まらなくなりますよ」と仰っていたので、楽しそうに自然体でいらっしゃる方だと感じました。疑問に思ったことは「やっぱりわからない」とはっきり仰るし、彼が正直でいるから先生方もきれいな言葉で終わらせずに言葉が響き合うんだと思います。
今後のラインナップをみると「天才」というテーマはすごく興味があります。僕、今は葛飾北斎の舞台を演出しているんですけれど、彼は知れば知るほど人間味にあふれているし、ただ無心でいる人物の印象です。
何かのときに「あ、きた!」っていうひらめきの感覚がありますよね。その瞬間は自分じゃないんですよ。あの感覚は何なんだろうと不思議です。いつも来てほしいけどそうはいかないですし。どのテーマもおもしろそうだなって思います。

ヒューマニエンス 〜40億年のたくらみ〜「“がん”それは宿命との戦い」

【放送予定】
4月8日(木)[BSプレミアム・BS4K]後8:00
4月12日(月)[BSプレミアム]後11:45
4月12日(月)[BS4K]後4:45

▶︎ 番組ホームページ

関連記事

その他の注目記事