総合テレビとEテレの番組を、放送から1週間、パソコンやスマホがあればいつでもどこでも見られる、それが「NHKプラス」です。
今回は、ハナコが二階堂ふみさんのために芸人としての限界に挑戦した(!?)番組など、3本をおすすめします!
有田Pおもてなす(100)▽二階堂ふみ 100回SP・ハナコ紅白スタイルでネタ〔30分〕
4月10日(土)午後10:20 まで配信
※4月3日(土)に総合テレビで放送した番組です
くりぃむしちゅーの有田哲平さんが、ゲストを“笑い”でおもてなしする番組。記念すべき放送100回目のゲストに登場したのは、俳優・二階堂ふみさんです。
まずは、二階堂さんへの事前アンケートを受けて、有田Pがセレクトした旬な芸人たちが笑いの波状攻撃を仕掛けます。レイザーラモンRGさんとジェラードン・かみちぃさんの「二階堂ふみあるある」に、腹筋が崩壊寸前の二階堂さん…めちゃめちゃキュートです!
有田Pプロデュースのネタに挑戦するのは、お笑いトリオ・ハナコです。連続テレビ小説『エール』で岡部大さんが二階堂さんと共演した縁で、有田Pに呼び出された3人。有田Pは、『第71回NHK紅白歌合戦』の司会を務めた二階堂さんのために『紅白』を再現しようと持ちかけるのですが…!?
「二階堂ふみさん的?」「松田聖子さん的?」というフワフワしたワードの数々に、困惑するハナコの面々。そんな3人の思いを知ってか知らずか、暴走していく有田Pの“おもてなし精神”…打ち合わせだけで一本のコントを見ているようです。
そして、二階堂さんの好きな「吉本新喜劇」の要素を取り入れろなど、有田Pのさらなるムチャブリを受けて、完成したハナコの「紅白歌合戦スタイル」のネタがこちらです♪

奇想天外なネタの数々に涙を流して笑い転げる二階堂さん! ハナコこん身のネタに大笑いするとともに、二階堂さんの素の表情にキュンとしてしまう30分でした。
“いけず“な京都旅 異界がいっぱい 濃縮版
「ヒミツの扉が京都のあちこちに…」〔45分〕
4月10日(土)午後4:45 まで配信
※4月3日(土)に総合テレビで放送した番組です
鬼や妖怪、魔物が今でも街角に潜んでいると言われても、不思議な気がしない古都・京都。西川貴教さんが街のあちこちに隠された「異界」の境界線を巡り、真っ黒な装束に身を包んだ人力車の車夫が旅のお供を務めます。車夫の方、ちょっと異様な雰囲気ですが、大丈夫でしょうか…。

京都の街にある「異界」との境界線は、実は、疫病や災いを運んでくる鬼や妖怪が街に入ってくるのを防ぐために設けられたもの。建物の鬼門の方角にある「鬼門封じ」や、お正月料理の大福茶や小豆がゆなど。あらゆるところに、疫病よけや魔よけのおまじないが隠されているんですね!
驚いたのは、京都の夏の風物詩・祇園祭と疫病の意外な関係です。あんなに華やかなお祭りにも、平安時代の人々の祈りが込められていたとは…!!
新型コロナウイルスで昨年は中止になってしまった祇園祭ですが、本当は新型コロナウイルスがまん延するいまこそ、求められているお祭りなのかもしれません。現代の疫病を早く収束させるためにも、京都の人たちの知恵には学ぶべきことがまだまだありそうです!
みんなのうた60 生放送~バースデースペシャル!~〔55分〕
4月10日(土)午後7:55まで配信
※4月3日(土)にEテレで放送した番組です
1961年の4月3日に放送を開始した「みんなのうた」。その60歳のお誕生日を祝う生放送のパーティーに、アンバサダーの井ノ原快彦さんをはじめ、石丸幹二さんやハマ・オカモトさん、山本 彩さん、麒麟の川島 明さんが集まりました!
ミュージシャンの中に芸人が一人だけとあって、「今日はどのような関係で…?」と井ノ原さんからイジられる川島さん。確かに、気になりますね…。
「みんなのうた」の思い出の曲をピチカート・ファイヴの「メッセージ・ソング」と答えた川島さんは、「人間界で一番オシャレなのはピチカート・ファイヴ」と豪語します。その気持ち、“渋谷系”に憧れた世代としては100%共感です!

さて、そんな川島さんは、実は「みんなのうた」と深〜い関わりがありました。これには、「川島さん、声がよくておもしろくて仕切りも完璧なのに、そんなこともやっちゃうの!?」と驚いてしまいました(笑)。
多種多様なアーティストの方が参加している「みんなのうた」。山本 彩さんの楽曲に、小田和正さんが手がけた「みんなのうた60」の記念ソング、和田 誠さんにやなせたかしさん、新海 誠さんが参加した作品などなど…目も耳も大喜びですっ! 「みんなのうた」の底なしの“沼”に、あなたもハマってみませんか?