【3週連続放送】高校生のマーティと科学者のドクの時空をこえた大冒険!

バック・トゥ・ザ・フューチャー【坂本朋彦のシネフィル・コラム】

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
4月19日(月)[BSプレミアム]後9:00〜10:57
<BS4K同時放送>

「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」
4月26日(月)[BSプレミアム]後9:00〜10:49
<BS4K同時放送>

「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」
5月3日(月・祝)[BSプレミアム]後9:00〜10:59
<BS4K同時放送>

今回ご紹介するのは80年代を代表する大ヒットシリーズです。

過去と未来をいったりきたりのタイム・トラベル。SFではおなじみのテーマですが、30年前・30年後、そして100年前と、細かなところにまで張りめぐらした伏線を回収していく、精緻に練り上げられた3つの物語は何度見てもお見事。当初は続編を想定していなかったというのが信じられません。

魅力的なのは出演者。ロックが大好き、スケートボードが得意なマーティを演じたマイケル・J・フォックスは撮影当時20歳を過ぎていましたが、フォックス以外考えられないくらいピッタリですよね。カナダ生まれのフォックスは、コメディードラマ「ファミリー・タイズ」で一躍人気者になり、当初からマーティ役の候補でしたが、ドラマが放送中だったため、同じく若手のホープだったエリック・ストルツに決まりました。しかし監督のイメージにあわないとストルツは降板させられ、再度オファーされたフォックスが演じることになりました。その後も大スターとして活躍したフォックスでしたが、29歳のときパーキンソン病と診断されます。98年に公表し、2000年にはパーキンソン病の研究を助成する財団を設立するなど、病と闘いながら俳優を続けていましたが、去年2度目の俳優引退を表明しました。現在はSNSで自身の近況を発信しています。

ドクを演じたクリストファー・ロイドは第1作では40代後半、80歳を過ぎた今も現役で個性派俳優として舞台や映画に出演しています。この作品では、科学者アインシュタインと指揮者のストコフスキーをイメージし、あえて大げさに演じたということです。

マーティのガールフレンド・ジェニファー。実は第1作と、2・3作では違う俳優が演じています。第1作のクローディア・ウェルズは、母親が病気になり、続編への出演を断念。ウェルズに代わってエリザベス・シューが2作と3作でジェニファーを演じています。一時俳優から離れたウェルズですが、30歳で復帰し、第1作から26年後、この映画のテレビゲーム版で再びジェニファーの声を演じました。シューは「リービング・ラスベガス」(1995)でアカデミー賞にノミネートされるなど、演技派女優として現在も活躍中です。

現在・未来・過去をめまぐるしく行き来する第2作、西部開拓時代が舞台の第3作、エンターテインメントの王道ともいえる3部作、ぜひご覧ください。

プレミアムシネマ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

4月19日(月)[BSプレミアム]後9:00〜10:57
[BS4K]後9:00~ 同時放送

プレミアムシネマ「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」

4月26日(月)[BSプレミアム]後9:00〜10:49
[BS4K]後9:00~ 同時放送

プレミアムシネマ「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」

5月3日(月・祝)[BSプレミアム]後9:00〜10:59
[BS4K]後9:00~ 同時放送


坂本朋彦

【コラム執筆者】坂本朋彦(さかもと・ともひこ)

1990年アナウンサーとしてNHK入局。キャスターやニュースなどさまざまな番組を担当。2014年6月からプレミアムシネマの担当プロデューサーに。

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