鈴木梨央「結の立場で向き合い、寄り添った」
倉科カナ「命を救う方法があると伝えたい」

ドキュメンタリードラマ「命のバトン ~赤ちゃん縁組がつなぐ絆~」

11月18日(木)[BS1]前編・後8:00〜8:50/後編・後9:00~9:50
11月23日(火・祝)[BS1]前編・前11:00〜11:50/後編・後0:00~0:50
12月11日(土)[総合]後4:15~5:55<中部7県>
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高校生・桜田結役 鈴木梨央さんと児童相談所職員・成瀬千春役 倉科カナさんのインタビューをお届けします。

≪番組について≫
子どもの虐待・遺棄死を防ぐ切り札の一つとして注目されている“赤ちゃん縁組”(新生児の特別養子縁組)。愛知県の児童相談所が、全国に先駆けて30年以上前から取り組んできた赤ちゃん縁組は『愛知方式』と呼ばれています。この番組は、思いがけない妊娠に直面した女子高校生が、児童相談所の職員との出会いを通して養子縁組制度を知り、「赤ちゃんの幸せにとって何が大切なのか」を真剣に考えていくドラマと、本物の養子縁組家族のかけがえのない瞬間を捉えたドキュメント映像を織り交ぜて、命の尊さと多様な家族の形を伝えます。

結の立場で向き合い、寄り添った

桜田結役 鈴木梨央
思いがけない妊娠に戸惑う高校2年生。17歳。優しい性格で、自分より他人の都合を優先してしまいがち。シングルマザーの母親と暮らしている。将来の夢は看護師。

──「命のバトン」に出演が決まったときの印象は?

私が演じた結は、10代で思いがけない妊娠を経験する女の子です。今まで演じたことのない役で、最初は不安がありました。でも台本を読み進めるうちに結に寄り添いたい思いがどんどん強まり、周りの方々のおかげで最後まで駆け抜けることができたと思います。

──ご自身も結と同じ高校生で同世代ですが、役作りはどのように?

「もし結の立場だったら」と自分に照らし合わせて考えました。やはり結と同じように、周囲に悩みを打ち明けられないままでいるのではないかと。出産シーンは分からないこともあり、母に出産の痛みや、私を産んだときの思いを教わったり、助産師の方に動きを教えていただいたりもしました。

──とても難しい役どころだったのでは。

結と向き合い、寄り添えたことで新たな発見があり、役者としてのステップアップにつながったと思います。これほどまでに自分が結になりきれるんだという驚きもありました。“ドキュメンタリードラマ”は初挑戦でしたが、リアルに表現できたと思います。初めて学ぶこともたくさんありました。常に結のことを考えていて、撮影が終わってもしばらく役が抜け切れませんでした。

──番組をご覧の皆さんにメッセージを。

この作品に関わり「生まれてきてはいけない命はない」と感じています。人のつながりの奇跡も感じました。一人でも多くの方が“赤ちゃん縁組”(新生児の特別養子縁組)を知るきっかけとなればうれしいです。命の尊さを感じていただき、気持ちを共有してもらえたらと思います。

「鈴木梨央さんインタビュー」(東海3県向けニュース情報番組「まるっと!」内)

11月18日(木)[総合]後6:10~7:00<東海3県・一部各県別>

※放送後NHKプラスで見逃し配信予定

命を救う方法があると伝えたい

成瀬千春役 倉科カナ
児童相談所で児童福祉司として働く。子どもの命や権利を守るのが自分の使命と考え、周囲の信頼も厚い。相次ぐ赤ちゃんの虐待死・遺棄事件に心を痛めている。

──児童相談所の児童福祉司である千春を、どんな思いで作り上げましたか?

「一人でも多くの小さな命を救いたい」という核がまずありました。千春は、思いがけない妊娠などによって一人で悩んでいる方に寄り添いながら、選択肢を提示していきます。悩んだときにはたくさんの力を借りられるんだと作品を通じて伝えたかったので、できるだけ相手が話しやすい雰囲気を心がけ、気持ちに寄り添える役でありたいと考えて挑みました。

──虐待で亡くなる子どもは「生後0日の赤ちゃん」が最も多いという現実を、ご存じでしたか?

そうしたニュースが多いとは感じていましたが、そこまで多いとは知りませんでした。今回の作品を通じて知ったことです。ニュースは事実や事件を伝えるものですが、ドラマという形ならその背景や深いところまで伝えられます。とてもよい形ではないかと思います。

──ドラマでは、愛知県の児童相談所が先進的に取り組んできた“赤ちゃん縁組”が描かれています。

本当にすばらしいですね。「愛知方式」では生みの親の承諾があれば乳児院を通さず、生まれた直後から育ての親に託されるので、絆を築きやすい環境で育てられるんです。こういう方法があることを多くの方に伝えていきたいと強く思いました。

──「命のバトン」は、倉科さんの俳優人生にどんな影響を与えたと思いますか?

私にとって演じることは楽しく、生きがいだと感じることですが、今回はそれに加え、芝居を通じて大切なメッセージを伝える使命感のようなものが芽生えています。役を通じ「一人でも多くの命が救われますように」との願いも込めました。たくさんの方にそのメッセージが届けばいいなと思います。

「倉科カナさんインタビュー」

11月12日(金)東海3県向けニュース情報番組「まるっと!」内で放送しました。

※放送後NHKプラスで見逃し配信予定

関連番組

女優 鈴木梨央の挑戦 ~「命のバトン」ドラマ制作の舞台裏~

同じ10代として向き合った梨央さんの役作りや徹底したリアリティにこだわった撮影、赤ちゃん縁組に託された養子当事者の内藤千愛さんとのインタビュー対談など、ドラマの見どころをたっぷりご紹介します。

【放送予定】

11月12日(金)[総合]後10:45~11:10<中部7県>

※放送後NHKプラスで見逃し配信予定

11月18日(木)[BS1]前0:10~0:35 ※水曜深夜


ドキュメンタリードラマ「命のバトン ~赤ちゃん縁組がつなぐ絆~」

【放送予定】
11月18日(木)[BS1]前編・後8:00〜8:50/後編・後9:00~9:50

11月23日(火・祝)[BS1]前編・前11:00〜11:50/後編・後0:00~0:50
12月11日(土)[総合]後4:15~5:55<中部7県>

※放送後NHKプラスで見逃し配信予定

【出演】鈴木梨央、倉科カナ、中村靖日、平野宏周、鈴木宗太郎、みのすけ、伊藤友乃 / 田中美里

【音楽】小田朋美

【作・演出】大橋 守

【ディレクター】猪瀬美樹

この番組は、NHK名古屋拠点放送局の子ども応援プロジェクト「#わたしたちにできること~未来へ一歩~」の取り組みから生まれました。

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