ひたすら「石」の写真がオールカラーで掲載されている雑誌、バスの車両番号がページ一面を埋め尽くしている雑誌…。
出版不況と呼ばれる今でも、我が道を突き進み、しぶとく生き残るマニアな雑誌を「希少誌」と名付け、その「道」を堪能するマニアックな番組「希少誌道」。
11月19日、26日(金)に放送のレギュラー番組への道「希少誌道」で、あなたを「知る人ぞ知るディープな世界」に誘います。
オールカラーの月刊誌!
唯一無二!?自然石を愛でる“鑑賞石専門誌”(11月19日放送)

石好きによる、石好きのための雑誌「愛石」。
ページを開くと、とにかく掲載されているのは「石」。
“愛石家”と呼ばれる方々のご自慢の「石」がページを埋め尽くす異色の雑誌です。

さらには、各地で開かれている「石の展覧会情報」も。


1983年に創刊されたこの雑誌、出版不況と言われ、数多くの雑誌が苦境に立たされる中、毎月オールカラーで80ページの雑誌を発行し続けているのです。
発行部数は1000部。いったいどんな黒幕がバックに…と思いきやなんと、全国の石愛好家たちが、この雑誌に「マイ石」を掲載するためにお金を払っているんです。

番組では、この不思議な雑誌の魅力を探るべく、この知られざる「石愛好家」たちの世界に潜入します。
「水石会」と言われる、石の展覧会や…

「探石」とよばれる、すてきな石を探す現場にも密着。


さらには、石を置く「台座」を作る「台座職人」の仕事場にも潜入。

台座づくり40年以上の「台座職人」さん。絵の魅力が額縁によって引き出されるように、石も「台座」によってまったく違う表情を見せるのだとか。
盆栽のような「渋い」世界かと思いきや、若い女性にも石の愛好家は増えているそうです。

取材したディレクターは、この雑誌の不思議な世界を垣間見たものの、最後まで理解できる域には到達できなかったとか。

編集長の『探石』に同行し、自分も石を探してみて、なんとなく気に入ったのがこの石です。まん丸でかわいらしい石が好きな人は、まん丸でかわいらしい人が好きな傾向にあるとのこと。愛石家の方々は、“石を通してその人を理解し、自分を理解する”そうです。“一生一石”、つまり一生をかけて一つの石と出会う、と言っていらした方もいて、ものの見方は本当に人それぞれだと、しみじみしました。
たかが石、ではない「奥深い」石の世界へ、誘います。
そして、11月26日(金)に取り上げるのは、バス業界で働く人たち、そしてバスマニアのバイブルといえるバス専門誌です。
バス業界総合情報誌(11月26日放送)

バスの業界紙として1990年に創刊された雑誌「バスラマ」 。
新車バスのエンジン・価格などの情報や、バス会社など運営組織の注目の取り組みを紹介しています。
まさに業界関係者向け実用情報誌!
ページを開くと、あるバス会社が保有(?)しているバスのすべての写真から…。

職員の顔写真一覧

在籍車両の一覧も…(一体だれがどんな興味でこれを知りたいのか!?)

そして、石にも展示会があるように、もちろんバス業界にも大きなイベントが! 広い敷地を借りて開催されているんです。

ことし7月に大阪で開催されたイベントには22ブース全30社から話題の車両・機器・用品・サービスが勢ぞろい!! 特集記事は毎年バスマニアたちが心待ちにしているそうです。
業界最新情報のみならず、人気を集めているのが「あのころのバス」というコーナー。

このコーナーが、一挙にこの雑誌を「業界向け」から、一般のバスマニアへとすそ野を広げたそうです。
番組では、この業界チックでマニアチックな雑誌をこよなく愛するバスマニアたちを取材。

二つのマニアックな雑誌を取材した長田ディレクター。まったく異なる分野とはいえ、共通することがあったそうです。それは…。
どちらも、自分たちの雑誌を『希少誌』だと思っていないことです。
こんなユニークな雑誌、もしあなたが訪れた美容室で、「こちら、もしよかったどうぞ」と進められたら…という設定で紹介。カンニング竹山さん、井上咲楽さんがラジオDJ風に息のあったナレーションで、ページをめくるとともに繰り広げられる不思議な世界をご案内します。


レギュラー番組への道「希少誌道」
【放送予定】
(1)鑑賞石専門誌
11月19日(金)[BSプレミアム]後11:15〜11:44
(2)バス業界総合情報誌
11月26日(金)[BSプレミアム]後11:15〜11:44