12月の注目番組をご紹介!

BS世界のドキュメンタリー

毎週月~木[BS1]後11:00
再放送 毎週月~金 後3:05
※11月8日(月)から放送日時が変わりました

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「BS世界のドキュメンタリー」では、海外の優れたドキュメンタリーを厳選して放送しています。

12月に放送する新作ドキュメンタリーの中から、注目作品をご紹介。権力を奪取したタリバンとアフガニスタン4期16年にわたってドイツの首相を務めたメルケル氏食品偽装が横行するヨーロッパなど、世界各国からバラエティーに富んだ作品をお届けします。

「タリバン支配の内側で ~潜入 アフガニスタン~」

In the Heart of the Taliban(フランス 2021)

【放送予定】12月1日(水)後11:00

8月15日、タリバンがカブールを制圧し、事実上アフガニスタンを掌握した。この日をさかのぼること数週間前、タリバンがカブールへの最終攻撃を実行しようとしていたちょうどその頃。タリバンとカブール市民の状況を潜入取材していたフランスのジャーナリストたちがいた。そこで彼らが見たのは、間もなくやって来るタリバンに戦々恐々とする市民の姿。中でも女性たちの不安は大きかった。タリバンは関与を否定しているが、カブール市内では、テレビの女性キャスターが過去数年で4人殺害され、今年5月には女子校を狙った爆弾テロで50人の女子生徒が命を落とす事件も起きていた。タリバン制圧前夜の現地の実像を記録したドキュメンタリー。

「アフガニスタンの亡霊」

Ghosts of Afghanistan(カナダ 2021)

【放送予定】12月2日(木)後11:00

政権を奪取したタリバン。その再来を一人のカナダ人ジャーナリストが予見し、現地で何年間も撮影を続けていた。米欧のタリバン掃討作戦のさなかの2005年に現地に入ったカナダの従軍ジャーナリスト、グレアム・スミス。グレアムはそこで平和な時代が来ることを夢見て学校に通う少女たちや、自分らしく自由に生きようとする若い女性たちと出会った。一方で治安部隊にとらえられたタリバン兵たちが、刑務所の中で拷問されるさまも目の当たりにした。グレアムは次第にアメリカが主導する戦争に大きな矛盾を感じはじめ、タリバンが再び台頭する兆しを感じとり、人々の生活をカメラで撮影し続けたのだった。米欧が介入したアフガニスタンの20年は何だったのか、検証する。

「メルケルが残したもの ─16年間の足跡─」

Looking for Merkel(フランス 2021)

【放送予定】12月6日(月)後11:00

4期16年ドイツの首相を務めたアンゲラ・メルケル。“ドイツのお母さん“の愛称で親しまれた彼女の歩みは、ガラスの天井を突き破ってきた一人の女性の挑戦でもあった。いまでは想像することが難しいが、ほんの20年前までヨーロッパでは「女性が男性に比べて”二級の人種“とみられていた」と振り返る女性も。メルケル氏も30代半ばで政界入りして以来、常に痛烈な批判と差別の逆風にさられてきた。東ドイツ出身ということも相まって、容姿や髪型・服装など、外見について嘲笑を浴びることもしばしばだったという。番組ではメルケル氏を長年取材してきたジャーナリストが、彼女をよく知る人々を訪ね歩き、メルケル氏の残したレガシーに迫る。

「アメリカ社会の流れの中で ナバホ 父と娘の物語」

THE BLESSING(アメリカ 2020)

【放送予定】12月7日(火)後11:00

アメリカ社会の中で自分たちのアイデンティティを自問自答しながら生きる先住民ナバホ族。シングルファーザーのローレンスと娘のケイトリン親子も大きな葛藤を抱えていた。ローレンスは多くのナバホ同様、地元の聖なる山を削って石炭を採掘する仕事をしてきたが、そのことに長年苦悩していた。一方、伝統的なナバホ女性になりたくないケイトリンは父に内緒で高校のアメフトチームでプレーする。次第に街はクリーンエネルギーへの転換が進み炭鉱での雇用削減が続く中、ローレンスは事故に遭い、高校を卒業したケイトリンは町を出る決心を固める…。先住民の親子を5年間取材し、アメリカ各地の映画祭で受賞したヒューマンドキュメンタリー。

「食品偽装大陸ヨーロッパ」

FOOD FRAUD(フランス 2021)

【放送予定】12月20日(月)後11:00

ヨーロッパでまん延する食品偽装。加工食品だけでなく、ステーキ、オリーブオイル、マグロなどの食材まで、あらゆるものが偽装されて市場に出回る。その被害の広がりはとどまるところを知らない。2012年、アイルランド当局が「牛肉と称した商品に馬肉が含まれていた」と大々的に公表したことがきっかけで、ヨーロッパ各国の加工食品に一定の割合で馬肉が入っていたことが発覚。欧州委員会ではヨーロッパ全体でデータの共有など防止対策に取り組んでいるが、利益を増やすために偽装を行うのはたやすく、取締りは容易ではない。食品偽装がどのように行われ、どう市場に出回るのか、潜入ルポなどで明らかにする調査報道。

「“氷河時代”パークで温暖化は防げるか -セルゲイ・ジモフの仮説-」

The Zimov Hypothesis(フランス・ベルギーほか2021)

【放送予定】12月21日(火)後11:00

「シベリアの永久凍土が溶けて二酸化炭素やメタンを放出し、温室効果を加速させている」──30年前から警告を発してきた科学者セルゲイ・ジモフは、私財を投じてシベリアに大型草食動物を大量に導入し、温暖化を食い止める壮大な実証実験を進めている。彼の仮説によれば、草食動物が雪を踏み固めることで、地表の温度が下がり、凍土の溶解を遅らせるという。氷河期にその役割を果たしたのがマンモス。マンモスが絶滅した今、ジモフは羊、トナカイ、バイソンなどを放牧して、似た環境の“公園”を作り出そうとしているのだ。今日も動物の世話をしながら観測データを記録し続けるジモフと息子ニキータの奮闘の日々に密着する。

「“リケジョ”求む!」

Wanted: Women in Science(フランス 2021)

【放送予定】12月22日(水)後11:00

女性の進出が難しいとされる科学の分野。フランスでも研究者、技術者などの職種で女性は少ない。しかし今、若者を中心に少しずつ変化が現れている。船舶業界でエンジニアとして働く28歳のソレンは、9割が男性という職場で「女性は空間を把握する能力が低い」などと言われ、奮起。今では現場監督として実力を認められている。一方、女性にとって厳しい環境は厳然としてある。生物学者マティルドは、「大学教授になりたければ結婚や子育てに時間を費やす選択肢はない」と語る。しかし、脳科学などの専門家は脳の男女差は僅かでこうした分野に女性が少ないことの理由にはならないと指摘。何が女性の進出を阻んでいるのか、検証する。

「ある夫婦の遠距離結婚」

A MARRIAGE (チェコ・アメリカ 2021)

【放送予定】12月23日(木)後11:00

チェコ西部の町で暮らすズデニュカ。23歳のときに交通事故に遭い、車椅子の一人暮らしが続く。ズデニュカの日課はパソコンに向かい、スカイプでパキスタンで暮らすコンピューター技師の夫タビシュと連絡を取り合うこと。二人はオンラインゲームで知り合い、友情は恋へと発展した。夫タビシュは、チェコで一緒に暮らしたいと移民局にビザ申請を続けているが、ネットを悪用した偽装結婚の疑いをもたれ、5年間却下され続けている。ズデニュカはチェコの外相宛ての嘆願書を書き、プラハの外務省に乗り込む。二人の思いは聞き入れられ、一緒に暮らす日は訪れるのか。二人の心情を丁寧に描き、見る人を幸せな気分にさせる恋愛ドキュメンタリー。

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再放送 毎週月~金 後3:05

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