岡田准一とケンドーコバヤシが“武術”を語りつくす!

レギュラー番組への道「明鏡止水~武のKAMIWAZA~」

[総合]後11:30
4月9日(土)一の段「空手の一撃必殺」
4月16日(土)二の段「最強!?武蔵の剣」


BSプレミアムで放送され、レギュラー番組を目指す新企画が続々と生まれてきた「レギュラー番組への道」が2022年度、新たに総合テレビで放送開始。

第1回、第2回を飾るのが、BSプレミアムで2021年から不定期放送にもかかわらず、毎回注目を集めている武術番組 「明鏡止水~武のKAMIWAZA~」 なんです!

番組MCを務めるのは、武術の心得があり、みずからを「武術翻訳家」と名乗る岡田准一さん。
スタジオでは、達人たちがKAMIWAZA(神業)を披露し、予定調和のない本気の武術談義を展開。知られざる武術、秘伝の技、テレビ初登場の達人たちを発掘し、さまざまなテーマで武術の世界を切り取っていきます。

番組の制作統括のひとり、森脇雅人プロデューサー(NHK合気道部部長)の解説とともに、見どころをどどーんとご紹介しちゃいます。

一の段「空手の一撃必殺」

4月9日(土)のテーマは、「空手の一撃必殺」。沖縄から本土に空手が伝わって今年で100年。伝統空手の奥義に注目します!

伝統空手の四大流派をVTR取材し、それぞれの神髄を紹介。スタジオでは、先人たちが血みどろになりながらも創り上げ継承してきた強力な打撃の秘密を探っていきます。

【空手の四大流派】

松濤館流…薩摩藩が禁武政策を強いた琉球王国時代、首里の武士は形の稽古を重ねて薩摩の剣術に対抗する一撃必殺の拳を磨いたという説がある。その武術の流れをくむ流派。スタジオでは対剣術を想定した可能性がある速く力強い一撃必殺のKAMIWAZA「追い突き」を披露する。

剛柔流…鍛えぬいた身体で急所を攻める接近戦を得意とする流派。

糸東流…最短最速の合理的動きが特徴の流派。

和道流…松濤館流などの空手に日本の柔術の理合を融合した流派。

森脇Pの見どころ解説!

昨年行われたオリンピックの空手が印象深い人も多いと思いますが、この番組では、競技の世界で目にする空手ではない、武術としての空手のすごさを知ってほしいと思っています。

なかでも、剣士を相手に見立てた伝説の技は必見。松濤館流の「追い突き」は、独特の遠い間合いから一気に距離を縮めて相手を攻める技です。披露してくださるのは、空手道の達人・中 達也さん(日本空手協会総本部 師範)。対するのは、剣道7段のアレキサンダー・ベネットさん(関西大学教授)です。往時の琉球武士が手練れの剣士を素手でどう迎え撃ったのか、そのイメージをスタジオで再現してもらいました。

どちらが強いのかを決めるのではなく、互いの高度な術や技を披露し合って高めあっていく、そういった視点で見ていただければと思います。

中さんとアレックさんが素手 対 剣の戦いを再現!

★森脇Pのもっとマニアックな見どころ解説!

番組では、空手と対比するために、14代続く薬丸自顕流の剣の技と心を受け継ぐ、次期宗家・薬丸兼弘さんと、幼いころより中国武術を学び本場中国で太極拳を究めた達人・よう すすむさんをお呼びしました。薬丸さんには、琉球の人たちを恐れおののかせていたであろう薩摩の剣術の稽古を、楊さんには、相手の力を吸収して相手を崩す中国武術に伝わる技を披露していただきます。それぞれの演武から見てとれる“打撃の秘密”を堪能していただきたいです。

薬丸自顕流の剣術の稽古
ゲストの百田夏菜子さんが太極拳の不思議な技を体験!

二の段「最強!?武蔵の剣」

4月16日(土)のテーマは、「宮本武蔵の剣」です。宮本武蔵が記した『五輪書』には、若いころに60数度の戦いすべてに勝利したと書き残されています。日本の剣術が技術的にも哲学的にも高い境地に達した戦国~江戸時代のトップランナーだった武蔵の剣術はどのようなものだったかを探ります。

VTRでは、武蔵が晩年に創始した武術の流れをくむ流派の一つで、福岡県北九州市に伝わる兵法二天一流の、加治屋孝則第12代宗家が「何が何でも勝つ」という武蔵の精神が感じられるKAMIWAZA(神業)を披露します。スタジオでは武蔵に関係する流派を伝える武術家が集結し、戦闘方法としてはもとより、処世術や人生哲学としても語り継がれる武蔵の兵法に迫っていきます!

【武蔵に関係する武術家たち】

・武蔵が尾張藩で指導した「円明流」を伝えている、春風館道場関東支部の赤羽根大介師範。円明流の形から、武蔵の身体の使い方の一端を解き明かす。

・武蔵と二度対決し、一説には「二度目は武蔵に勝利した」ともいわれる夢想権之助が伝えた神道夢想流杖術じょうじゅつを伝える冨永彰三師範。

・武蔵の好敵手、伊賀の宍戸 某(小説では宍戸梅軒)が使ったという鎖鎌を伝えるのは、武神館忍法のアメリカ人大師範ポール・マーシー。

森脇Pの見どころ解説!

スタジオには、武蔵に関係する流派が勢ぞろいします。

赤羽根師範が披露するのは、武蔵が若いころに使っていた「円明流」。ポール・マーシー師範には、武蔵の好敵手・伊賀の宍戸 某(小説では宍戸梅軒)が使ったとされる鎖鎌の技で、焼き物の器を破壊したり、ロッチのコカドケンタロウさんを敵に見立てて敵の太刀をからめとってとどめを刺すという演武を披露していただきます。

コカドさんが鎖鎌の演武を体験!

後半は、武蔵に勝利したと言われる神道夢想流杖術をご紹介します。この流派を創始したのは、歴史小説家の吉川英治の作品や、その小説を原作とした漫画『バガボンド』にも出てくる夢想権之助。その術を現代に伝えている冨永師範に、打ち、払い、突きを自在に繰り出す杖術の奥義で、権之助が武蔵を破るために編み出した技を見せていただきます。武蔵の剣技を受け継ぐ赤羽根師範と権之助の杖術を受け継ぐ冨永師範が手合わせしますので、ぜひご注目ください。

★森脇Pのもっとマニアックな見どころ解説!

大勢の相手にも勝利してきた宮本武蔵。合気道にも、向かってくる敵をさばいては投げる「多人数掛け」という演武があるんです。披露するのは、合気道の開祖・植芝盛平のひ孫で、合気会 合気道本部道場の植芝充央道場長です。武蔵の兵法との共通点を感じていただきながら、岡田准一さんが「萌える」と絶賛のKAMIWAZA(神業)をお楽しみいただきたいです。

植芝道場長の圧巻な多人数掛け!

MC岡田准一さん コメント

まさかこんなマニアックな番組が地上波で放送されるとは。一の段は、日本の宝でもある「空手」がテーマです。特に伝統派空手は、腕が伸びてくるような突きがおもしろいと思っていて、その奥深い技に注目です。二の段は、宮本武蔵の剣にまつわる「そうきたか」といった流派の武術家が集まりました。僕にとっては“萌(も)える”ポイントばかりで、体の使い方、立ち方など、その動き全てをじっくり見ていただきたいと思います。僕自身、「武術翻訳家」としてこの番組を通じて武術の世界がもっと広がることを願っています。

★岡田准一さん㊙裏話も★
①二の段で披露していただく演武で、岡田さんが注目したのは達人の“足さばき”。そのかかとの使い方を大絶賛しながらも、「こんなにかかとの話をする番組はないですよね」とつぶやいていました。
②約2時間行われた番組の打ち合わせにも参加された岡田さん。話の流れによっては、サンドバッグやダミー人形を使って技を披露しながら話し合いをされるんだとか。

ほかにも、さまざまな武術家の素顔を紹介するコーナー「武術家・格闘家ファイル」も! 一の段ではケンドーコバヤシさんイチオシの「初代タイガーマスク・佐山聡」を紹介。二の段では、岡田さん推薦のブラジリアン柔術世界王者「マイキー・ムスメシ」を取り上げます。

ナレーションは、空手の経験者でもある大塚明夫さん。気合いのこもった声で番組を盛り上げます!


レギュラー番組への道「明鏡止水~武のKAMIWAZA~」

【放送予定】[総合]後11:30

4月9日(土)一の段「空手の一撃必殺」
<MC>岡田准一、ケンドーコバヤシ
<ゲスト>百田夏菜子(ももいろクローバーZ)、太田博久(ジャングルポケット)
<武術家>中 達也(日本空手協会 総本部師範)、薬丸兼弘(薬丸自顕流 顕彰会 次期宗家)、楊 進(内家拳研究会 主幹)、アレキサンダー・ベネット(関西大学教授)

4月16日(土)二の段「最強!?武蔵の剣」
<MC>岡田准一、ケンドーコバヤシ
<ゲスト>百田夏菜子(ももいろクローバーZ)、コカドケンタロウ(ロッチ)
<武術家>赤羽根大介(春風館 関東支部 主宰)、ポール・マーシー(武神館 大師範)、冨永彰三(神道夢想流杖術 劔杖塾代表)、植芝充央(合気会 合気道本部道場長)、アレキサンダー・ベネット(関西大学教授)

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