「クローズアップ現代」プレゼンツ、VRで巡る時空旅行!
目指すは50年前。本土復帰直前のアメリカ統治下の沖縄へ。
旅のガイドは、本土復帰の年・1972年に生まれたゴリさん(ガレッジセール)。旅人は全国からリモートで参加する10代から20代前半の若者たち。それぞれがアバターに姿を変え、当時の沖縄の人たちの心の内に触れながら、歴史的な瞬間を目撃するタイムトラベラーとして沖縄の街街を巡ります。
現代のスタジオには、沖縄が大好きでたびたび訪れているという森本慎太郎さん(SixTONES)、沖縄出身の俳優・玉城ティナさん、雑誌編集者で復帰前後の沖縄について詳しい新城和博さん、進行の桑子真帆アナウンサーが集結。タイムトラベラーたちと時空を超えた中継を結びながら、当時の沖縄を体感します。そして番組ナレーターは、人気声優の高橋李依さんが務めます。
VR時空旅行とは

訪れるのは、CGで再現された本土復帰直前の沖縄。高校生・大学生など若者7人とゴリさんが、アバターとしてバーチャル空間を旅します。当時の食べ物を触ったり、時代を体現する特徴的な場所に足を踏み入れたり、VRを駆使してさまざまな体験をしていきます!
時代を映す場所とは?
■那覇の市場で当時の暮らしを知る

初めに訪れるのは、戦後の復興を象徴する農連市場、そしてすぐそばの平和通り。沖縄の人たちの生活を支えたアイテムを見て回り、暮らしぶりを体感します。案内人は、この市場の近くで生まれ育った当時22歳の崎山律子さん。沖縄の人たちが大事にしていた“心”を伝えてくれます!
■中部のコザでは伝説のロックバンドと対面

次に訪れるのは、きらびやかなネオンの街・中部コザ。案内人は、コザ生まれの伝説のドラマー・宮永英一さんです。アメリカ兵を相手に演奏していたころの思いや、目撃したという“コザ暴動”(※1970年、アメリカ兵が起こした交通事故をきっかけに人々がアメリカ軍関係の車両に次々と火をつけた事件)がコザの人たちの心にどんな影響をもたらしたのかも伺います。
■厳粛な本土復帰の日の式典に参加


1972年5月15日。沖縄の本土復帰を祝う式典が行われた那覇市民会館へ向かい、歴史的な瞬間に立ち会います。祖国・日本への復帰について、沖縄の人たちは当時どんなことを思っていたのでしょうか。式典でスピーチをした屋良朝苗知事の側近、平良亀之助さんにお話を聞きます。
時空旅行に参加するみなさん
VRで時空旅行に参加するのは、アバター姿の若者たち。全国各地から参加してくれました!

あさとさん(17歳・北海道)
日本で最も北にある高校、「北海道立礼文高等学校」の3年生。
両親が大の沖縄好きで、自身も10回以上沖縄に行ったことがある。

ゆうさん(17歳・広島)
高校3年生。平和学習の一環で広島と沖縄、それぞれの戦争の歴史を学ぶ。
修学旅行で沖縄に行ったときに、コザの街(現 沖縄市)を見てきた。

ドックさん(26歳・沖縄)
琉球大学に通うベトナムからの留学生。
大学生活を送る中で文化や歴史に触れ、沖縄のことが大好きに。

あいらさん(16歳・三重)
高校2年生。参加者の中では最年少。
幼少期に数年間沖縄に住んでいたことがある。

はるなさん(18歳・沖縄)
生まれも育ちも沖縄の高校3年生。
沖縄の歴史や伝統、抱える課題について研究する「地域研究部」に所属。

ナナぎゃる(22歳・東京)
原宿のアパレルで働き、目標は「世界一のギャル」。
鹿児島県出身だが、まだ沖縄には行ったことがない。

ゆうやさん(18歳・神奈川)
この春から首都圏の大学に通い始めた好奇心旺盛な大学生。
過去に2回ほど沖縄に行ったことがある。
出演者のみなさんからメッセージ

クローズアップ現代「VR時空旅行→沖縄1972」
【放送予定】
5月11日(水)[総合]後7:30~8:15
5月12日(木)[BS1]後5:25~6:10