若きバレエダンサーたちの華麗なる競演!未来の吉田 都、熊川哲也がこの中から現れるかも?

ローザンヌ国際バレエコンクール2022

6月12日(日)[Eテレ]後3:00
<司会>上原光紀アナウンサー
<解説>山本康介(英国「バーミンガム・ロイヤル・バレエ団」元ファーストソリスト)

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吉田 都、熊川哲也など、世界的なダンサーを輩出してきた「ローザンヌ国際バレエコンクール」
日本で唯一放送される世界的バレエコンクールとしても知られる当コンクールの、今年の決選出場者による演技を、2時間にわたってハイライトでお届けします。

司会は上原光紀アナウンサー。そして毎年おなじみ、ゲストの山本康介さん(英国「バーミンガム・ロイヤル・バレエ団」元ファーストソリスト)が、バレエの鑑賞が深まるポイントを実演も交えてわかりやすく解説します。

番組を制作した上ノ山隆プロデューサーによる解説とともに、コンクールの概要や番組の見どころをお伝えします!

昨年の決選は、新型コロナウィルス感染症対策の影響で史上初のビデオ審査形式でしたが、2022年は、従来通り世界の精鋭がスイスに集いました。

若きバレエダンサーの登竜門!

英国ロイヤルバレエの元プリンシパルである吉田 都、熊川哲也を輩出した「ローザンヌ国際バレエコンクール」は、どんなコンクールなのでしょうか。

ローザンヌ国際バレエコンクールって?

才能ある若いダンサーがプロとして踏み出すための支援を目的とした国際コンクールで、1973年に第1回が開催されてから、今年で50年目を迎える。

◆参加対象:15歳から18歳までの、プロを目指すダンサー。

◆審査の概要
第1段階:書類審査…医療関連資料の審査

第2段階:ビデオ選考…参加者のクラシックバレエのエクササイズと、コンテンポラリーダンスのアンシェヌマン(動きやステップを組み合わせて、一連の動きにまとめたもの)、もしくはバリエーション(ソロでの踊り)を収録して、送付されたものを審査する。

第3段階:
選考…スイスのモントルーで、5日間行われる。参加者は、1~4日目は、基礎練習を含むクラスレッスンなどに参加。5日目に、舞台上で、「クラシック・バリエーション」と「コンテンポラリー・バリエーション」を発表。審査員は、全5日間の審査を考慮し、最大20人選抜する。

決選…
ファイナリストは、「クラシック・バリエーション」と「コンテンポラリー・バリエーション」を公開発表。9人の審査員が採点を行い、受賞者を選出する。

2022年のコンクールは、39か国から376人の応募があり、スイス・モントルーでの第3段階の審査に参加したのは70人でした。番組で紹介するのは、「決選」に進んだファイナリスト・20人のパフォーマンスです。日本から決選に進出したのは、田中月乃さん、高田幸弥さんの2名! 世界の大舞台でのパフォーマンスに、期待が高まります。

田中月乃さんによるクラシック・バリエーション。
高田幸弥さんによるコンテンポラリー・バリエーション。

「決選」でファイナリストが披露するのは、古典バレエを踊る「クラシック部門」と現代的な動きを取り入れた「コンテンポラリー部門」の2種類の演技。参加者たちは、事前に、各々1曲ずつ課題曲を選び、踊り込んできています。バレエダンサーとしては成長段階の15~18歳とはいえ、さすがは世界から選ばれた20人! それぞれフレッシュですばらしい演技を披露してくれます。そして、これら2つのパフォーマンスの総合評価で、受賞者が決定されるのです。

ダリオン・セルマンさん(アメリカ)によるクラシック・バリエーション。
ルシアーナ・サジオロさん(ブラジル)によるコンテンポラリー・バリエーション。

上ノ山Pのヒトコト解説

ローザンヌ国際バレエコンクールは、一般的なコンクールとは主旨が異なります。
第3段階の、最初の4日間の「選考」では、著名なダンサーや振付家によるバレエクラスに参加しコーチングを受けますが、それ自体も審査対象になっています。
「先達からの指摘に対して、どのように対応し成長していくのか」
つまり、本番の演技のみを審査するのではなく、そこに至る過程の中で、プロとしての適正や、伸びしろを見ているのです。そうして選ばれた受賞者には、世界的に有名なバレエ団に研修生として参加したり、バレエ学校へ留学する権利が与えられ、プロを目指すダンサーとしてのキャリアを積む機会を得ることができます。ローザンヌ国際バレエコンクールが「若手ダンサーの登竜門」と言われるゆえんです。

分かりやすい解説で バレエに詳しくない人も楽しめる!

英国の「バーミンガム・ロイヤル・バレエ団」の元ファーストソリストで、振付家、演出家、指導者など多方面に活躍する山本康介さんによる、分かりやすいスタジオ解説も、番組の大きな魅力です。ときには、実演を交えながら解説してくれるので、バレエファンはもちろん、初めてバレエに接する人も存分に楽しむことができます。

上ノ山Pのヒトコト解説

山本さんはいつも「基礎が大事」だとおっしゃっています。例えば、手を上げる動作一つでも、肩からひじ、手の順で連動して動かすという、基本を守ることでいかにエレガントに見えるか、ご自身の体を使って解説してくださいます。バレエ初心者の方でもきっと楽しく見ていただけると思います。

そして、番組ラストには、入賞者のスペシャルインタビュー映像の紹介も予定されています! 憧れの賞を獲得した喜びの言葉とは?

明日のバレエ界を担う若手ダンサーたちの躍動感あふれるステージを、どうぞお見逃しなく!


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