水木しげる生誕100周年 
おもな関連番組と展覧会のお知らせ

今年は、『ゲゲゲの鬼太郎』などのヒット漫画家、水木しげる(1922~2015)生誕100年の記念の年。
NHKでは、関連番組や展覧会を通し、水木作品の魅力をさまざまな角度からご紹介します!

おもな関連番組

NHK映像ファイル あの人に会いたい「水木しげる」

【放送予定】7月9日(土)[総合]前5:40〜5:50

2015年に亡くなった水木しげるさん。『ゲゲゲの鬼太郎』で知られ、暗闇に潜む“人間以外のもの”の存在を微細な背景とともに描いた妖怪漫画は多くの人たちを魅了しました。
水木さんは1922年鳥取県境港生まれ。幼少期に「のんのんばあ」から聞いた妖怪や伝承話によって、豊かな感性が育まれました。太平洋戦争ではラバウルへ出征し、片腕を失います。戦後、漫画家になると、苦しい生活の中でも夢を失わず、『テレビくん』で講談社児童漫画賞を受賞。幼いころから親しんだ妖怪世界を描いた『ゲゲゲの鬼太郎』で人気漫画家に。その後、戦争で死んでいった仲間たちの姿を「総員玉砕せよ!」として描きあげました。

日曜美術館「水木しげるの妖怪画」

【放送予定】7月31日(日)[Eテレ]前9:00~9:45

【司会】小野正嗣(作家 早稲田大学教授)、柴田祐規子アナウンサー

水木しげるのもう一つの顔が、妖怪研究家。日本に古くから伝わる妖怪関連の文書を渉猟するとともに、晩年には世界各地へ妖怪探検の旅に出かけ、生涯に描いた妖怪画は日本妖怪だけで1000点近くに上ります。
室町時代や江戸時代の伝統の妖怪から「花子さん」や「口裂け女」など昭和の妖怪まで、どの妖怪画にも、水木はその妖怪の発生場所、振る舞いや特徴などを丁寧に解説しています。生誕100年の記念の年となる今年、水木しげるの妖怪画の魅力を水木自身の解説の文章とともに紹介します。

「てれび絵本」

【放送予定】毎週月曜~水曜[Eテレ]前8:50〜8:55

絵本の世界をアニメ化し、ユニークな読み手と音楽で「読み聞かせ」の魅力を伝える番組。この夏「水木しげるの妖怪えほん」シリーズを一挙公開! 水木氏が描いた妖怪画をもとにした、ちょっぴりこわいけれど楽しいアニメーションです。

<ラインアップ>

・7月4日(月)〜25日(月)
「水木しげるの妖怪えほん」(1)(10)

・7月26(火)〜8月2日(火)
「水木しげるの妖怪えほん 諸国漫遊編」(1)(4)

・8月3日(水)
「水木しげるの妖怪えほん寄席 寿限無」

・8月8日(月)
「水木しげるの妖怪えほん寄席 まんじゅうこわい」※新作

※展覧会会場で、番組りすぐりの妖怪たちを再編集した映像を上映。
※番組で紹介する妖怪たちが登場する「妖怪ミュージアムブック」を製作。展覧会会場のほか、水木ゆかりの施設で配布します。

ザ・プロファイラー~夢と野望の人生~
「水木しげる ゲゲゲの夢見た幸福人生」

【放送予定】
8月21日(日)[BSプレミアム]後2:00~2:59
8月24日(水)[総合]前1:25~2:24 ※火曜深夜

幸福の秘けつは妖怪にあり? 『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげるの壮絶な人生を、岡田准一がプロファイル!
近年発見された手記には、戦争への恐怖や、仕事に追われ歯車のように働く自身の悩みが赤裸々につづられていた。
妖怪に出会った少年時代、「ぬりかべ」に助けられた戦争体験、鬼太郎ブームの裏で苦しむ水木を救ったのも妖怪だった。
ピンチで何度も不思議な力に救われてきたという水木は晩年、「なまけ者になりなさい」と説いた。その真意とは?

(2018年12月6日初回放送)

NHKスペシャル「鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~」

【放送予定】8月23日(火)[総合]後11:55~翌1:24

漫画家・水木しげるさんは青年時代、二等兵としてラバウル戦線にいた。
昭和40年代に『ゲゲゲの鬼太郎』で脚光をあびるが、心の奥底では、目の前で死んだ戦友たちの無念をいつか作品化したいと思っていた。
その思いを結実させたのが、昭和48年に発表した自伝戦記漫画『総員玉砕せよ!』。
ドラマでは、戦争体験を漫画化しようとかっとうする姿を交えながら、『総員玉砕せよ!』が問いかける戦争の現実を描く。

【出演】香川照之、田畑智子、塩見三省、北村有起哉、嶋田久作 ほか

(2007年8月12日初回放送)

「水木しげるの妖怪バンザイ!」

【放送予定】8月26日(金)[BSプレミアム]後11:00〜12:29

──世の中には「見えない世界」が広大無辺に広がっている。
目には見えないけれども、確かにうごめいているのです。──

『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる水木しげるは、妖怪をはじめとした「目に見えぬもの」の存在に魅了され、導かれるように人生を駆け抜けました。
妖怪にリアリティーを持たせる画法、妖怪に言わせた辛辣しんらつなセリフの数々、妖怪を信じられなくなった葛藤…。生誕100年の今年、水木の魂の変遷をたどることは、目に見えぬ脅威におびえ、右往左往する私たちが、未来を幸福に生きるための光明となるかもしれません。晩年の水木をよく知る荒俣 宏さん、小松和彦さん、京極夏彦さんなど、多くの証言を交え、水木ワールドを語り尽くします。

「100分de水木しげる」

【放送予定】8月27日(土)[Eテレ]後2:00

【司会】伊集院 光(タレント)、安部みちこアナウンサー

2022年は、水木しげる生誕100周年のアニバーサリーイヤー。戦争の記憶が人々から薄れ、資本主義に疲れ始めた現代人に、今こそ必要なのは水木しげるの人生哲学。
番組では、さまざまな分野の水木しげるの熱烈なファンがスタジオに集まり「自分がおすすめする水木しげる」の名著をプレゼンし徹底討論します。文学者、俳優、宗教学者などさまざまな視点から「水木しげる」の魅力とその偉大な思想を100分で読み解いていく知的エンターテインメント番組。

◆NHKオンデマンドで、水木しげるの関連番組を配信中! あのドラマも!
(検索画面で「水木しげる」と入力してください)

▶ NHKオンデマンド

展覧会

水木しげる生誕100周年記念
「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~」

水木しげるの生誕100周年を記念して7月8日(金)から東京・六本木の東京シティビューで「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~」を開催いたします。
本展では、水木しげるの描いた日本の妖怪たちがどのように生まれてきたのかをひもときます。江戸時代の絵師・鳥山石燕の「画図百鬼夜行」、昭和初期の民俗学者・柳田國男の「妖怪談義」など、水木自身が所有する妖怪関係資料を初公開。百鬼夜行の名にふさわしく、水木しげるの妖怪画112点を一挙公開します。

第1章「水木しげるの妖怪人生」、第2章「古書店妖怪探訪」、第3章「水木しげるの妖怪工房」、第4章「水木しげるの百鬼夜行」の4章で構成され、あわせて水木の故郷にあります「水木しげるロード」も再現します。また、水木しげるの原画をアニメ化した、Eテレ「てれび絵本 水木しげるの妖怪えほん」から選りすぐって再編集した妖怪の紹介映像もお楽しみいただけます。

妖怪研究に没頭し現代の日本人に「妖怪」という文化を根付かせた水木しげるはどのように妖怪と向き合い描いてきたのか。その独自の妖怪ワールドを体感ください。

べとべとさん
あかなめ
アマビエ

水木しげる生誕100周年記念
「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~」

7月8日(金)~9月4日(日)午前10:00~午後10:00(最終入館:午後9:00)
東京シティビュー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ 森タワー52階)

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