本田 翼、山田孝之が名作ゲームから受け取ったものとは?

ゲームゲノム

10月5日(水)スタート
毎週水曜[総合]後11:00〜11:29

▶ 番組ホームページ

名作ゲームのプレー体験から受け取った大切な価値観
= “ゲームゲノム(ゲームの遺伝子)” を探る

ゲームの誕生から半世紀…現代人の心に影響を与えてきたゲームを「文化」として捉え、名作の魅力を深堀りする教養番組「ゲームゲノム」。昨年の初回放送後、ゲームファンを中心に話題となり、10月5日からレギュラー放送がスタートします!

名作ゲームは、何がおもしろいのか、なぜ売れたのか、どうして語り継がれるのか…珠玉の作品を徹底分析したVTRをもとに、豪華でゲーム好きな出演者たちがたっぷりと語り尽くします。

レギュラー放送の初回は、独自の世界を描き出すゲームクリエイター・上田文人さんが登場! 上田さんの作品の大ファンである、本田 翼さん、山田孝之さんが熱く語ります。

今回、取り上げるのは…

『ワンダと巨像』
2005年発売。魂を失い眠る少女を助けるため、青年が巨像たちと死闘を繰り広げるアクションアドベンチャー。

『人いの大鷲おおわしトリコ』
2016年発売。人を喰うと疎まれる大鷲・トリコと出会った少年が不思議な谷から脱出する物語。

【MC】本田 翼さんコメント

レギュラー化で新しい試みもどんどんできていると思います

「ゲームゲノム」がレギュラー番組になりとてもうれしいです。去年の秋に放送した特番では、ゲームの成り立ちや、ゲームクリエイターの方のおもいについて、視聴者の皆さんにお届けできたと実感しています。あの特番は私の周りでも反響が大きく「ゲーム自体の魅力が伝わってきて、開発者の方に直接いろいろな話を聞けるスタイルがとても貴重で新しい」と言ってもらえました。
今回のシリーズでは、レギュラー化により新しい試みもできていると思います。私自身、まだプレーしたことのない作品の魅力を知ることができる機会でもあるのですごく楽しみです。
毎回お迎えするゲームクリエイターの方もゲストの方も違うのですが、それぞれの想いやこだわりに触れたり、私自身がプレーして感じていたことへの答え合わせができたりなど収録はとても興味深く楽しいです。

ゲームについて語り合うことで、個性や人柄が見えてくるのもおもしろい

お迎えするゲームクリエイターの方の中には、あまりテレビに出られない方もいらっしゃいます。直接お話しするからこそ聞けることがあると思うのでとても特別な機会だと感じています。
また、ゲストの方とはゲームについて語り合うことで、個性やお人柄が見えてくるのも興味深いです。ゲームプレーへのこだわりやゲームクリエイターの方への質問、VTRを見ての感想など、ゲストの方の人となりが伝わってきます。

ゲームは自分を別世界に連れていってくれるもの

ゲームは私たちを別世界に連れていってくれるものだと思うんです。その魅力をわかりやすく伝わりやすくお届けできたらと、この番組に参加させていただきました。
ゲームが好きな人も、あまりプレーしたことがない人も純粋に楽しんでいただける内容になっていると思います。ぜひご覧ください。

【トークゲスト】
山田孝之さんコメント

上田さんのゲームは、自分自身と向き合う時間になる

ゲームは、いろいろなことを教えてくれるツールだと思うので、「ゲームゲノム」はまさに教養番組。僕が小学生ぐらいのときに「たまごっち」が発売されましたけど、世話をちょっと怠けただけで死んじゃったり、思い通りのキャラクターにならなかったり。そういった経験は、すごく大切なことだったと思います。
特に上田さんの作った作品をプレーしていると、自分自身と向き合う時間になるんです。『人喰いの大鷲トリコ』は、主人公の“少年”と人喰いと恐れられる大鷲の“トリコ”が巨大遺跡を冒険するのですが、トリコがなかなかいうことを聞いてくれなくて、イライラするんですよ(笑)。プレーしながら自分の弱さを突きつけられて、何度も「いかんいかん」と気持ちを立て直しています。精神力が鍛えられますね。

今回番組で紹介される作品に熱中した本田さんと僕がどんな気持ちで向き合っていたかを見ていただけたら、ゲームにあまり親しんでこなかった方も、ゲームに対してのイメージが変わると思います。想像以上にゲームから得られるものがあるということがわかる番組なので、「こんなゲームもあるんだ」「こんな感情が生まれるんだ」と知っていただけたらうれしいです。

【トークゲスト】
ゲームクリエイター・上田文人さんコメント

ゲームが日常生活を頑張るきっかけになれば

自分が手がけたゲームを、実際に遊んでくれた方と直接お話することがあまりなかったので、感想をいただけて貴重な経験でした。本田さんには、自分たちの狙い通りの評価をしていただきましたし、お忙しい時期にも熱心にプレーしてくれていたそうで、うれしかったですね。山田さんは、ゲーム中にイライラすることもあるようで…(笑)。プレーヤーにとって、もう少し親切な作品を作らないといけないなと思いました。
『ワンダと巨像』は、主人公のワンダが巨像にしがみついて戦うという、ほかのゲームにはない表現をイチ早く形にしたいという思いで挑戦した作品。一方『人喰いの大鷲トリコ』は、それまでためてきたアイデアを全部投入したいという思いで作りました。作品に込めた思いなどは、それぞれのプレーヤーの皆さんが自由に受け取ってくれたらいいのですが、ファンの方たちや番組を見てくださる方に情報を届けるには、どうしても言葉にしていかないといけないので、話しすぎていいものかと難しいところではありました。

僕がゲーム業界に入ったばかりのころは、映画や音楽、小説などに比べると、ゲームは文化的に少しレベルが低いものとして捉えられていたように思います。最近では、その考え方も変わってきましたが、「ゲームゲノム」によって、そういった認識がより見直されたらうれしいなと思いますね。エンターテインメントは、日常生活を頑張る理由になります。ゲームに関しても「今週末発売されるから、それまで仕事を頑張ろう」と、多くの方の楽しみの一つになってくれたら光栄です。この番組が、そのきっかけになったらうれしいですね。

今回の作品から、どんな価値観を受け取ったのか? 白熱した3人のトークから、ゲーム独自の魅力を味わいましょう!

「ゲームゲノム」

【放送予定】10月5日(水)スタート
毎週水曜[総合]後11:00〜11:29

★序盤のラインナップ

『ワンダと巨像』『人喰いの大鷲トリコ』『ペルソナ5』『逆転裁判』『DARK SOULS』

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