「どうする家康」語りは 寺島しのぶさんに決定!

大河ドラマ どうする家康

語り・寺島しのぶさん
コメント

お話をいただいて、真っ先に思ったのが、「私で大丈夫ですか?」でした。でも台本を読んでみたら、すごく楽しくて。にきちんと沿っている語りがあれば、全然違うことを言っている場面もあるんです。「さあ、どうやろう?」とワクワクしました。収録では、毎回、即興でお芝居をしているような感覚ですね。試行錯誤の連続ですが、私自身が楽しんでやっているので、それが語りににじみ出ていたらいいなと思いますし、私がやることで、少しでも作品にとってプラスになれば幸いです。皆さま、どうか広い心で聞いてやってください!

制作統括・磯 智明メッセージ

寺島しのぶさんにドラマの語りをお引き受けいただき、とてもうれしく思っております。
寺島さんの語りは、激動の家康の生涯を語るうえでふさわしい、力強くも繊細な感じになると、とても楽しみです。
じつは、寺島さんは語りの“中の人”にピッタリなのです。
ナイーブな家康を、語りの方は強き神の子であると固く信じてやみません。
語りの“中の人”とは一体、誰なのでしょうか?
劇中でいつか明かされると思います。寺島さんの声をヒントに、楽しみにお待ちください。

物語

貧しき小国・三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていた。今川義元に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育も受け、やがて今川家重臣・関口氏純の娘・瀬名と恋に落ちる。そんな今川家に染まる姿を、元康に付き添っていた石川数正、鳥居元忠ら三河の者たちは苦々しく思っていた。

ある日、父の墓参りに三河・岡崎を訪れた元康は、そこで父に仕えていた酒井忠次など旧臣たちと再会。彼らが今川家に不満を抱き、松平家再興の思いがくすぶっていることを知る。しかし、義元を慕う元康にとって、彼らの思いは重荷でもあった。

1560年(永禄3年)、今川義元は、織田領である尾張へ進撃する。元康は妻子たちに別れを告げ、織田軍の攻撃を受ける大高城に、兵糧を送り込む任務に就いた。敵方の猛攻をくぐり抜け、大高城にようやくたどりつき、喜んだのもつかの間、桶狭間から衝撃の知らせが届けられる! しかも、大高城に押し寄せるのは、あの織田信長! 幼いころ、信長と一緒に過ごした時の忌まわしい記憶が、元康の脳裏によみがえる。織田軍に包囲される中、家族が待つ駿河に戻るか、故郷の三河へ進むか、それとも籠城か。

どうする家康!

この決断が、ピンチとガマンの連続、
壮絶な家康の人生の幕開けだった。

大河ドラマ「どうする家康」

【放送予定】
2023年1月8日(日)スタート <初回15分拡大版>
毎週日曜[総合]後8:00 /[BSプレミアム・BS4K]後6:00

【作】古沢良太

【音楽】稲本 響

【制作統括】磯 智明、村山峻平

【演出統括】加藤 拓

【公式Twitter】@nhk_ieyasu ※NHKサイトを離れます

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