青木崇高と岸井ゆきのがアルプスの大自然を巡る旅

体感!夏のスイスアルプス

7月29日(土)[BSプレミアム/BS4K]午後7:30~9:29
8月5日(土)[BSプレミアム/BS4K]午後7:30~9:29

【旅人】青木崇高、岸井ゆきの

【MC】保里小百合アナウンサー

青く澄んだ空に、緑豊かな牧草地と勇壮にそびえる岩壁のコントラストが美しいアルプス山脈。1年の半分以上雪に覆われており、夏を迎えるとひときわ、鮮やかな輝きを放ちます。

そんなアルプスの魅力を、日本にいながらにして満喫できちゃうのがこの番組。

俳優の青木崇高さんと岸井ゆきのさん、保里小百合アナウンサーが2つのルートに分かれて旅する様子を4Kカメラで撮影。高精細の映像で、それぞれのアルプスの楽しみ方を2週にわたって紹介します。

旅を終えたばかりの青木さんと岸井さんにインタビューし、旅の思い出や見どころを聞きました。

青木崇高・岸井ゆきの インタビュー

―― 初めてアルプスを旅されてみていかがでしたか?

青木:1週間ほどの滞在でしたが、さまざまなことに挑戦させていただき、充実した旅になりました。あえて現地の情報をあまり調べずに日本を出発したので、とにかく驚きの連続でしたね。

アイガー山麓のグリンデルワルトという村に夜到着したのですが、翌朝ホテルの窓を開けて外を見てみたら、目の前に巨大なアルプスの山々が連なっていて。まるで、1枚の大きなスクリーンを見ているようで、現実とは思えないくらい美しい絶景に息をのみました。

岸井:私はスイスというとアニメ「アルプスの少女ハイジ」で描かれているような牧歌的な風景を想像していたのですが、チューリッヒの空港がとても近代的で洗練された建物だったことにまず驚きました。

空港から車で2時間半くらい走ると、車窓の外に三角屋根の町並みや放牧されている牛、滝や沢が見えてきて、みるみるうちにこれぞスイス! という風景に変わっていったんです。前方に緑生い茂る山が見えたかと思えば、後方には岩肌がむき出しになった険しい山が見えたりと、360度全く違う景色を楽しめるのもアルプスの魅力。壮大な自然を体感し、夏のアルプスをたっぷり満喫してきました。

―― お二人は、グリンデルワルトから二手に分かれて旅されたそうですね。1日目はそれぞれどんな体験をされたんですか?

岸井:1日目は保里小百合アナウンサーと一緒に酪農小屋でチーズ作りをお手伝いしながら山の暮らしを体験したり、人気のハイキングコースを散策しながら、かわいいお花をたくさん見つけたりしました。

この時期、アルプスでは色とりどりの高山植物が見られるのですが、中でも印象的だったのが紫色の花が美しいイワカガミダマシの仲間。雪どけとともに咲き始めることから“アルペンスノーベル”と呼ばれていて、光沢のある花びらがラメのようにキラキラと光っていて美しかったです。セイヨウタンポポもきれいに咲いていました。標高2000メートルを超える岩場でも力強く根を張っているのを見て、どんな場所にも順応できる植物のたくましさを実感しました。

青木:僕は、1日目からアイガーの北壁を登りました。アイガーの北壁といえば、マッターホルンやグランド・ジョラスと並んで登るのが難しいと言われている難所。本当にここを登るの!? とびっくりしたんですけど(笑)。さすがに山頂まで登るのは難しいですが、僕のようにクライミングの未経験者でも登れるスポットがあるんですよ。

最初は日本から来たばかりでまだ体が現地の環境に慣れていないせいか、アルプスにいるという実感があまりなかったですね。でも、ふもとからロープウェイで北壁の下まで上って直接岩肌に触れたりしているうちに、体がどんどん順応していくのが分かりました。スクリーンに映し出された一枚絵のように見えていた風景が、距離感や感覚を伴うことで体感につながっていった感じがして。そうした変化を感じられたのも楽しかったです。

―― 1日目だけでも見どころ満載ですね。ぜひ、2日目の見どころも教えてください。

青木:2日目はアルプス最大のアレッチ氷河の上を歩いたり、氷河の下に潜ったりしました。それはもう神秘的な風景で、地球レベルの壮大な歴史や人の営み、生活・文化を肌で感じることができて、ただただ感動です。

岸井さんもお話されていましたが、360度どこを見ても本当にすばらしいんです。こんなにも、多様な自然の魅力を体感できる場所は世界的にも珍しいのではないでしょうか。夏のスイスアルプスには、地球のハイライトが凝縮されているんじゃないかなと思いました。結構体力を消耗しましたが、心地よい疲労感を味わえて気持ちがよかったです。

岸井:私たちは登山鉄道を乗り継いでヨーロッパでいちばん高い場所にある駅・ユングフラウヨッホを目指し、アレッチ氷河を見渡せる絶景スポットへ行きました。

途中の駅で出会った、トニーさんという名物おじいちゃんとお話しさせていただいたのが印象深かったですね。トニーさんは、100年以上前から続くスーベニアショップの店主で、代々この土地でお店を守り続けていらっしゃるそうなんです。1日目に出会った酪農家のヘルマンさんも同じように代々家業を継いでいらっしゃるのですが、お二人ともこの土地を心から愛しているのが伝わってきてステキだと感じました。自然の美しさだけでなく、自然と共存しながら生きる人々の姿にもご注目いただければと思います。

―― 猛暑続きの日本から涼しげなスイスアルプスへすぐにでも飛んで行きたくなりました! 最後に、番組をご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。

青木:夏のアルプスは、雪がとけあらゆる命が芽吹く時期。人も自然もすべてがたくましくて、生命のエネルギーを体感しました。4K映像を通して、その感動を皆さんと共有できればと思います。ちなみに、僕と岸井さんは同じエリアにいながらお互いの姿がギリギリ見えるくらいの距離で旅をしていて、時折、トランシーバーで通信しながら紹介していきます。そんなところも臨場感があって楽しいんじゃないかなと思います。

岸井:青木さんは、岩壁を登ったり氷河を歩いたりと少し体力を必要とするコースを巡られていますが、私と保里アナウンサーは、小さなお子さんや高齢の方も一緒に旅できるような比較的緩やかなコースを巡っています。2回とも、さまざまな世代の方にお楽しみいただけると思いますので、ぜひ、ご覧ください!


「体感!夏のスイスアルプス」

【放送予定】
7月29日(土)、8月5日(土)[BSプレミアム・BS4K]午後7:30~9:29 

【旅人】青木崇高、岸井ゆきの

【MC】保里小百合アナウンサー

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