きょうの料理がギネス世界記録に認定! 名言集や収録の裏側も見せちゃいます!

きょうの料理 ~65年続けたらギネス世界記録に認定されましたSP

11月3日(金・祝) 午前11:20~11:54

▶︎ 番組ホームページ

放送から1週間は見逃し配信をします(NHKプラス)

1957年の放送開始から65周年を迎えた「きょうの料理」が、“テレビ料理番組の最長放送”としてギネス世界記録に認定されました。

それを記念して、11月3日(金・祝)には、ギネス世界記録認定証の贈呈式の模様とともにスペシャル番組を放送します!

番組を30年間担当してきた矢内真由美チーフ・プロデューサーに、スペシャル番組の見どころをお聞きしました。

あの人気講師の名言が続々

11月3日(金・祝)の特集番組は、スペシャルな企画が満載!
時代のニーズにこたえてきた数々の料理をご紹介!
放送開始から変わらない“生放送に近い”収録の様子をお見せします!
長年番組をご活用いただいている家族の声もお届け!
これまで番組に出演いただいた人気講師たちの名言集!
登紀子ばぁばや、陳 建民さんのあの言葉、栗原はるみさん、土井善晴さんも登場します。

登紀子ばぁばのあの名言も!?

矢内真由美チーフ・プロデューサーが「きょうの料理」を振り返る

――改めて、このたびはギネス世界記録認定おめでとうございます!

ありがとうございます。NHKの中で長寿番組だとは聞いておりましたが、まさか料理番組で世界最長とは予想もしていなかったので、驚きとよろこびの気持ちでいっぱいです。これまで番組に関わってくださった多くの方々に感謝を申し上げたいです。

左から、料理助手の神戸良子さん、後藤繁榮アナ、矢内チーフ・プロデューサー

――これまでの放送で印象に残っている講師、レシピやエピソードはありますか?

講師の方々との思い出もレシピもたくさんありすぎてなかなか絞れないですが、この番組を長く続けたいと思ったきっかけになったことがあります。新人ディレクターだった頃、出会ったのが料理研究家の辰巳芳子さんです。辰巳さんはもうすぐ99歳を迎えますが、はじめてご一緒した当時、辰巳さんの料理を伝える言葉の美しさに感銘を受けました。レシピを伝えるだけではなく、その奥には心に届く大切なものがあることに気づきました。
辰巳さんの代表料理は、人生の最期にも口にできる「いのちのスープ」です。食材と丁寧に向き合って作る姿勢や食べる人を思って作る心の込め方など、辰巳さんとの出会いは私にとって大きな転機となりました。

テレビは、香りは伝えられませんがそれ以外は伝わると思っています。長年制作してきて、たくさんの講師の方々と出会って確信したことは、「レシピは人なり」。講師の皆さんの魅力的なお人柄や料理の背景などもお伝えすることでおいしさと楽しさが伝わるのではないかと思います。「人を通して伝えるレシピ」を、これからも目指していきたいと思っています。

レジェンドたちの名言もご紹介! (左から 辻 嘉一さん、陳 建民さん、村上信夫さん)

――30年間番組を担当してきて、変わったこと、または変わらなかったことがあれば教えてください。

変わらないことは、番組のスタイルです。テーマ音楽、タイトル、収録方法は変えずにやってきました。そして「料理が主役」ということも放送開始から変わらず大切にしていることです。

逆に変わったことは、保存食のレシピや保管方法だと思います。たとえば梅干しの塩分量などは減塩ブームもあって5分の1ほどに減りました。それに伴い、保存場所も冷暗所から冷蔵庫へ。保存方法も大きなホーロー容器から小さな密閉袋に変わっていきました。
分量表記も、時代に合わせて変わってきました。最初の放送では5人分でレシピを紹介していましたが、1965年に4人分に。そして2009年からは2人分の分量表記で紹介しています。

ほかにも、スーパーなどで売っている「炒めたまねぎ」も番組で“食材”として今年初めて取り上げました。中間食材を上手に活用することも、料理を楽しむ秘けつだと思います。

編集は一切無し! 生放送に近い方法で収録していく。

――最後に、視聴者へのメッセージや今後へ向けての抱負などをお聞かせください。

65年前にテレビ放送で始まった「きょうの料理」ですが、放送開始の翌年にはテキストを創刊し、現在もテキストの編集部と二人三脚です。最近では公式ホームページ、LINE、X(旧Twitter)でも番組内容を見ることができますし、NHKプラスでも配信しているので時間に縛られることなく利用しやすくなっています。手軽にレシピ検索ができるSNS、テレビでは得られない情報が載っているテキスト、そして講師の人柄やほかの料理への応用方法などはやはりテレビと、ご自身のライフステージに合わせてコンテンツをご視聴・ご活用いただけたらいいなと思います。

そして、「きょうの料理」のレシピ通りに、まず一品からでも作ってみてください。そうすることで、時代の風を感じながら、家族や大切な人、ご自身の健康を思うことにつながると思います。

これからも「きょうの料理」がどんなことを伝えていくのか楽しみになさってください。


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