2024年 大河ドラマ「光る君へ」新たな出演者を発表します。
躍動せよ!平安の女たち男たち!
創造と想像の翼をはためかせた女性
紫式部
大河ドラマ「光る君へ」は、平安中期に、のちに世界最古の長編小説といわれる「源氏物語」を生み出した、紫式部の人生を描きます。武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に挑戦する大河ドラマです。

三条天皇
さんじょうてんのう
木村達成
きむら・たつなり
居貞親王。冷泉天皇の皇子。いとこの一条天皇よりも四歳年長でありながら、その東宮(皇太子)として二十年以上を過ごす。叔父である道長の次女・妍子を妃に迎えるが、即位したのち、道長との確執は深まる。
木村達成さんコメント
歴史上で実在した人物はどんな人物だったのかを調べたり、台詞から想像したり、ワクワクすることだらけですが、今回の役柄は、そのようにはいかない気がします。
史実を疑い、演ずる役も疑い、自分のフィルターを通したときに何が生まれてくるのか、また疑い続ける日々が始まりそうです。

藤原顕光
ふじわらのあきみつ
宮川一朗太
みやかわ・いちろうた
道長の一回り年長の公卿。儀式での失敗など、その無能ぶりはしばしば嘲笑されていた。しかし、競争相手である公卿たちが早く亡くなったことで、政治の中枢に残り、道長の政権下においてナンバー2の座につく。
宮川一朗太さんコメント
僕が演じる藤原顕光。恥ずかしながらよく知らず、調べてみたところ…「無能者」「仕事のできない男」として歴史に名を残しているじゃありませんか! いやもうビックリですよ。でも、どう演じようか、逆に燃えてきましたね。40年も政権内にいられた、顕光なりの魅力、信念があるはず。それでも失敗してしまう姿や道長との関係がどう描かれるのか、僕も楽しみです。見ている皆さんを呆れさせ、イラつかせられるよう、精いっぱい頑張ります(笑)!

藤原頼通
ふじわらのよりみち
渡邊圭祐
わたなべ・けいすけ
道長の嫡男。権力者の父のもと、若くして出世していく。しかし政治に興味がなく、父には尊敬と反発の複雑な思いを抱き続ける。のちに宇治に平等院を造営する。
渡邊圭祐さんコメント
忠義にあふれながら、父である道長の助言すら意に介さず押し切ってしまうほどの純粋な愛情にもあふれる男性であると思っています。そのような男性を演じることに喜びと責任を感じています。
父である道長の影響を良くも悪くも受けた頼通を、丁寧に1000年前の空気を目いっぱい纏いながら演じられるよう努力したいと思います。

朱仁聡
ヂュレンツォン
浩歌
ハオゴー
宋からやってきた商人らの長。船が漂着し、越前に逗留している。実は、宋の朝廷から、ある密命を負っており、越前国守の藤原為時と交渉にあたる。
浩歌さんコメント
この度は「光る君へ」の出演が決まり非常にうれしい気持ちでいっぱいです。
演じさせていただく朱仁聡は、ある目的をもって宋から若狭、そして越前に入り、岸谷さん演じる為時との交流を経て信用を得ていきます。また朱は親分肌や面倒みのある気性があり、人徳のある人物と感じております。彼の言葉の節々に見られる“信用する”“信用される”というワードは朱の人柄をも想起させ、ご覧いただく視聴者の皆さまにも好感を与える人物なのではと感じております。

周明
ヂョウミン
松下洸平
まつした・こうへい
朱仁聡らと共に越前にやってきた、宋の見習い医師。まひろに宋のことばを教えてくれ、二人は親しくなっていく。優しく穏やかだが、どこか謎めいたところがある男。
松下洸平さんコメント
周明は宋で医師を志す青年です。口数は多くないですが、使命感の強い芯のあるキャラクターだと思いました。
史実にはいないオリジナルの役ということもあり、監督や共演者の皆様と、芝居を重ねながらリアリティーを追求していけたらと思っています。
吉高さんとは約2年ぶりの共演になるので、またご一緒できるのが今からとても楽しみです。
相関図

2024年 大河ドラマ「光る君へ」
【放送予定】
2024年1月7日(日)放送スタート
<初回15分拡大版>
毎週日曜
[総合]午後8:00
[BS・BSP4K]午後6:00
[BSP4K]午後0:15
(再放送)翌週土曜[総合]午後1:05
【作】大石 静
【音楽】冬野ユミ
【語り】伊東敏恵アナウンサー
【スタッフ】
制作統括:内田ゆき、松園武大
プロデューサー:大越大士、高橋優香子
広報プロデューサー:川口俊介
演出:中島由貴、佐々木善春、中泉 慧、黛りんたろう ほか
【公式X(旧Twitter)】@nhk_hikarukimie ※NHKサイトを離れます