日本サッカー界を支えるリーダー2人が熱く語り合う!

森保一×池田太 日本代表監督に聞く

1月3日(水)[BS]午後2:10〜2:59

▶ 番組ホームページ

今や世界から注目されるチームの1つとなったサッカー日本代表。
2024年パリオリンピック、2026年男子ワールドカップ、
2027年女子ワールドカップと世界の頂点を目指す大会が続きます。

日本サッカーの2024年は、1月1日に国立競技場で行われる代表戦
「日本対タイ」(NHK総合で生中継)から始まります。
その2日後の1月3日、NHK BSでお届けする「日本代表監督に聞く」

今回は、日本サッカー界を支える2人のリーダーが登場します。
男子日本代表・森保一監督と、女子日本代表・池田太監督
ワールドカップで日本代表を決勝トーナメント進出に導いた両監督の対談。
聞き手は、元日本代表選手の槙野智章さんです。

制作担当の田中廣喜チーフ・プロデューサー(以下、田中CP)のコメントとともに、
番組の見どころをご紹介します!

日本サッカーの現在と未来

田中CPの見どころポイント

2023年は、Jリーグが始まって30年を迎えた節目の年でした。
これまでの積み上げがワールドカップ7大会連続出場、海外で活躍選手を輩出する結果につながり、日本代表は劇的に成長してきました。
今回、JFAの新施設で収録した監督2人の熱いトークは90分超え。
「目標設定は優勝」「主導権を握る戦い」「日本サッカーの強み」
「限られた時間でのチーム作り」「選手とのコミュニケーション」
2人の言葉から、日本サッカーの「現在」と「未来」が見えてきました。

リーダー間の経験共有で進化

田中CPの見どころポイント

池田監督はワールドカップに挑む前、ワールドカップを戦った森保監督へ相談。
お互いマネジメントに関わる話を意見交換、現場でいかしていました。

【限られた時間でのミーティング】森保監督の「選手が来たときに伝える内容を準備・整理しておく」「ミーティング後に食事にすると選手どうしコミュニケーションが取りやすい」。池田監督は、すぐ取り入れたそうです。
【女子ワールドカップのスペイン戦】池田監督の「劣勢に見えない意図的で相手の嫌がる攻撃・守備」。森保監督は、戦い方のバリエーションの参考にしたそうです。
経験を共有し、高め合うリーダーの姿勢・行動は、私たちの生活にも通じる話でした。

このほか“ワールドカップの目標を優勝にした経緯”や、“自分からキャプテンをやりたいと言ってきた選手のエピソード”など、初めて聞く話が次々出てきて驚きました。

「女子ワールドカップのスペイン戦“劣勢に見えない意図的な攻撃・守備”は参考になりました」と語る森保監督
「ほかの国の指導者から“日本のバリエーションある戦い方、ますます嫌な国になる”と聞いた」と語る池田監督

選手との
コミュニケーション

田中CPの見どころポイント

現在、監督のライセンス取得へ勉強中の槙野さん。元日本代表選手であり、指導者を目指す槙野さんだからこその角度・距離感で、聞き手に挑戦していただきました。
中でも、槙野さんが18歳以下の日本代表メンバーだった当時の、森保コーチとの話。大事な試合でスタメンを外され、心が折れそうなときに森保コーチから声をかけてもらったエピソードは印象的でした。

「当時、森保コーチの言葉で前に進むことができた」エピソードを語る槙野智章さん

リーダーの言葉が持つ力

田中CPの見どころポイント

世界の舞台で活躍を続けるリーダーの発する言葉にこだわった番組です。
現代を生きる私達に“生きる活力”“未来への道筋”を与えてくれるアイデアや言葉を、
視聴者の皆さんにお届けできたらうれしいです。

収録はオープン直前のJFAサッカー文化創造拠点blue-ing!で行われました

真剣かつ、和やかな雰囲気の中で行われた対談。
収録を終えた両監督は、こう振り返りました。

池田太監督は、いろんな事をデータ蓄積・整理して、
チームマネジメントをしているなと思いました。
今回の対談で、賢い人だなと改めて感じました

(森保 一)

森保監督の言葉は、取り入れたいことばかりです。
だからもっともっと相談しに行かせてください!
まずはノート書くとこからですね(笑)

(池田 太)

さらに、収録を終えた直後の槙野智章さんから感想をいただきました!

槙野智章さん 対談を終えて

池田監督とは初対面でしたが、監督が積み上げてこられた実績や選手への向き合い方について詳しくお話を伺えました。森保監督へのリスペクトも感じました。
森保監督は、試合に出ている選手だけでなく、出ていない選手にも配慮ができる方です。そんな「人格者」だからこそ、日本代表監督として結果を出せているんだと改めてわかりました。
サッカーファン、サポーターの皆さんはもちろん、サッカーをあまり知らないという方にも、これを機に男女日本サッカーに興味をもってもらえたらうれしいです。「サッカーはこんな考えを持って作られているんだ」「こういう組織なんだ」と知ってもらう、良いきっかけになるのではないかと思っています!

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