今田美桜は“ドキンちゃん”似!?

連続テレビ小説 あんぱん

戦後80年を迎える2025年。第112作目の連続テレビ小説は「あんぱん」。
『アンパンマン』を生み出したやなせたかしと小松 暢こまつ のぶの夫婦をモデルに、生きる喜びが全身から湧いてくるような“愛と勇気”の物語をお届けします。

2月2日(金)、ヒロインの朝田のぶ今田美桜さんが演じることを発表しました。
今田さんの今の気持ちは? ヒロイン発表会見の様子を動画でご紹介します。

<役柄紹介:朝田のぶ(あさだ・のぶ)>

高知で祖父母・両親の愛情をたっぷり受けて育つ。三姉妹の長女。県大会で優勝するほど足が速く、行動力とスピード感にあふれ、人生の荒波をパワフルに乗り越えていくヒロインで、持ち前の男勝りで勝気な性格から「ハチキンおのぶ」「韋駄天いだてんおのぶ」とも呼ばれる。ちょっと気が弱くて自信のない柳井 嵩(やない・たかし)と出会って激動の時代を共に生き、どんな時も励まし、けん引し続けた。

※実在の人物である、小松 暢(1918―1993)をモデルとしますが、激動の時代を夫・やなせたかしと生きた波乱万丈の物語として大胆に再構成します。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描きます。原作はありません。

物語

昭和のはじめごろ、高知の町中をものすごい勢いで走る少女がいました。「ハチキンおのぶ」こと、朝田のぶです。一方、幼いときに父を病気で亡くした柳井 嵩やない たかしは、叔父の家に引き取られ、そこでのぶに出会います。二人を結びつけたのは、一個のあんぱんでした。
戦争の足音が近づくころ、女学校に通っていたのぶは周りと同様に、妄信的な軍国少女になっていました。やがて戦争が始まり、嵩は出征。嵩は弟・千尋ちひろを戦争で亡くし、のぶも最愛の人を亡くしました。女学校を卒業し、のぶは戦争で全ての価値観が変わり、「何が正しいかは自分で見極めなければならない」と新聞社に女性初の記者として就職。戦後、クズ拾いの仕事を辞めた嵩が新聞社に入社してきて、二人は同じ雑誌の担当に。嵩は東京で漫画家を目指したい気持ちがありつつも、生活していけるか不安でした。のぶはそんな嵩に「あなたも後から来なさいよ。先に東京に行って待っているわ」と告げ、新聞社を辞め上京。のぶを追いかけ上京した嵩と、六畳一間のオンボロアパートでの生活が始まります。お風呂はなくトイレは共同。天井には穴があき、雨の日は傘をさして入らなければいけないが、晴れた夜には星が見える。そんな暮らしをおもしろがり、「どんな環境でも楽しめるこの人と一緒にいたい」と二人は結婚。『手のひらを太陽に』『アンパンマン』が世に出るのは、まだまだ先のことです──。

2025年度前期
連続テレビ小説『あんぱん』

【放送予定】2025年春

【作】中園ミホ

【スタッフ】
制作統括:倉崎 憲
プロデューサー:中村周祐、舩田遼介、川口俊介
演出:柳川 強、橋爪紳一朗、野口雄大 ほか

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