新型コロナ 命を守る行動を

「この1年、番組を伝え続けて思うこと」武田真一アナウンサー


このコロナ禍で、私はずっと、
この仕事の意味や、メディアはどうあるべきか、考えてきました。

まず、心に浮かぶのは、悲しみや苦しみのさなかに、
それぞれの事情や思いを語って下さった多くの皆様の姿です。
たいへんな時に、声を寄せてくださり、心から感謝したいと思います。


皆様の声を、多くの人と分かち合うこと。
その声を聞いた人が、また声を上げてくださること…
私たちにできることは、まさにそこにあると思っています。

人と人が繋がり合えない今だからこそ、人と人の思いを繋ぐ役割を果たしたい。
そう願っています。



しかし、それで本当に、この危機は乗り越えられるのか?
情報や映像やことばの力で、
人々の命を守り、苦しみを和らげることは本当にできるのだろうか?
何度も何度も自問しています。

私たちの番組やサービスが、全ての人に届いているか?と問われると、
残念ながらそうではないことも知っています。


多くの人々に共通する課題を示し、人々の未来を開くために少しでも役に立つ
ことが、公共メディアの役割だと思います。

パンデミックは、すべての人に共通した危機です。
いまこそ、私たちが公共のために貢献できる存在なのかどうか、
問われているのだと思っています。


私たちの取材に応えてくださった皆様、
私たちの放送やサービスに期待していただいている皆様
皆様から託された責任を果たしていけるように、
私も、考え抜いて行きたいと思っています。



▶︎新型コロナウイルス特設サイト

▶︎NHKプラス 新型コロナウイルス関連番組プレイリストはこちら

関連記事

その他の注目記事